朝靄に霞む魚野川
割れた車のウインドゥに応急処置をして、魚野川へ行ってきました(昨日)。
車も傷付き、自分の体もボロボロ。
痛み止めを飲み、湿布をあちこちに貼り、
そんな無理をしてまで行くこともなかろうにと、我ながら呆れ返ってしまいます。
夜中の0時40分、自宅を出発。
ルートは、
自宅→倉渕→中之条→月夜野、水上を経て17号に抜け、一路、六日町までと、
こんな感じですね。
自宅を出て、すぐの峠道で10数頭の猪に遭遇。
夜中の峠道、他にも狸や狐、鹿などが飛び出してくることがあるので、充分注意しましょう。
自宅からは、中之条の市街地以外は殆ど峠道ですが、
140キロの道程を、下道オンリーで僅か2時間40分ほどで駆け抜けます。
途中、高山村から湯沢までは雨で、現地の様子が気に掛かります。
ですが、夜が明けた魚野川を見て一安心、ほぼ平水のようです。
さあ、釣り開始です。
釣り始めから早速ハヤの挨拶があり、5~6匹釣った後、
そいつはいきなりやってきました。
ゴゴン、ギュイーン、ドッパーン(ジャンプ)、そしてフワッと糸が舞い上がります。
一瞬にしてのバラシ。
目測で、凡そ70センチ。
ですが、その大きさよりも、見事な太さ体型に驚いてしまいます。
それは魚と言うよりも、まさに砲弾です。
その砲弾が、水面を大きく割って一気に飛び出すのです。
デカ過ぎます。何もなす術はありません。
そして、それから30分の間に、そんなことが3回も続き、また大物が。
今度は、一瞬フワリと浮き上がった直後、頭をグリングリンと振り、
一気に下流の流れに乗ります。
「デカヤマメ!!」それも半端なサイズじゃぁ無い。
魚と一緒に、こちらも下流に走り出した瞬間、またもや糸が舞い上がります。
痛恨のバラシ(ここまで全て針外れです)・・・。
「なんだかなぁ~」
悔しさと情けなさで一杯。
そして、その場所の上下を釣りますが、
22~23センチの小型のヤマメが数匹釣れただけで、2時間くらいでその場所を去ります。
もう少し下流に移動しようかと車を走らせますが、
三国川から真っ白な水が流れ出て、本流も真っ白。
どこまで行けばその水が澄むのか分からず、結局後戻り。
朝のポイントから少し離れた場所に入ろうとしますが、
鮎釣り師が何人も入っているので、
遠慮して釣りを諦め、昼寝をしてから再度、朝のポイントに入ることにしました。
さすがに場荒れしてしまったのか、ハヤでさえ針掛かりしてきません。
釣り再開から2時間、諦めかけたその時、また来ました。
今度は60センチくらい、一発目のジャンプで針は外れません。
ガッチリと掛かったようです。
そして数分のやり取りがあり、奴は流芯の底に、へばり付きました。
こちらを油断させようとしているのか、それとも体力の回復を待っているのか。
ですが、その後の行動は予測しています。
暫しの静寂を破って、その時は来ました。
一気の猛ダッシュ。
さ、竿が曲がんねぇ~、糸よ切れるな。
そう願った瞬間、思いも虚しく道糸が舞い上がってしまいました。
軍配は、相手に上がりました。
こちらは、もうヨレヨレ。
足がもつれ、水の中に転んでしまいます。
あまりの寒さと、体中の痛みの為、納竿とします。
今回の釣行、完敗としか言えません。
まさに、完膚なきまでに叩きのめされた。
こちらを嘲笑うかのような大ジャンプ。
「おまえじゃ相手不足」魚にそう言われているような気がします。
今回は、あくまでも大ヤマメ狙い、糸は0.6~0.8までしか使っていません。
今度は号数を上げて再チャレンジといきたいところです。
でもねぇ~、あまりにもバラシが多すぎですね。
糸切れも、呆気なさ過ぎます。
バラシの多発の原因は、竿にあると断言します。決して針でも腕でもありません。
これはもう、竿を替えなければ、どうにもなることではありません。
今までの経験から言っても、竿を替えただけでバラシが半減、
いや、10分の1以下に減った事もあります。
針が伸ばされる、折れる、そういった部分も、
竿に起因している事のほうが多いのではと思います。
要はトータルバランスなのですが、あまりにもバラシが多発するという方は、
針を疑うより前に、竿を疑ってみた方が賢明だと思います。
はぁ~、でも、もう竿なんて買えません。
禁漁まで、残すところ2ヶ月。
8月は魚野川へは行けそうもありません。
9月に再チャレンジできるかな?
待っていろよ、必ず決着は付ける。
割れた車のウインドゥに応急処置をして、魚野川へ行ってきました(昨日)。
車も傷付き、自分の体もボロボロ。
痛み止めを飲み、湿布をあちこちに貼り、
そんな無理をしてまで行くこともなかろうにと、我ながら呆れ返ってしまいます。
夜中の0時40分、自宅を出発。
ルートは、
自宅→倉渕→中之条→月夜野、水上を経て17号に抜け、一路、六日町までと、
こんな感じですね。
自宅を出て、すぐの峠道で10数頭の猪に遭遇。
夜中の峠道、他にも狸や狐、鹿などが飛び出してくることがあるので、充分注意しましょう。
自宅からは、中之条の市街地以外は殆ど峠道ですが、
140キロの道程を、下道オンリーで僅か2時間40分ほどで駆け抜けます。
途中、高山村から湯沢までは雨で、現地の様子が気に掛かります。
ですが、夜が明けた魚野川を見て一安心、ほぼ平水のようです。
さあ、釣り開始です。
釣り始めから早速ハヤの挨拶があり、5~6匹釣った後、
そいつはいきなりやってきました。
ゴゴン、ギュイーン、ドッパーン(ジャンプ)、そしてフワッと糸が舞い上がります。
一瞬にしてのバラシ。
目測で、凡そ70センチ。
ですが、その大きさよりも、見事な太さ体型に驚いてしまいます。
それは魚と言うよりも、まさに砲弾です。
その砲弾が、水面を大きく割って一気に飛び出すのです。
デカ過ぎます。何もなす術はありません。
そして、それから30分の間に、そんなことが3回も続き、また大物が。
今度は、一瞬フワリと浮き上がった直後、頭をグリングリンと振り、
一気に下流の流れに乗ります。
「デカヤマメ!!」それも半端なサイズじゃぁ無い。
魚と一緒に、こちらも下流に走り出した瞬間、またもや糸が舞い上がります。
痛恨のバラシ(ここまで全て針外れです)・・・。
「なんだかなぁ~」
悔しさと情けなさで一杯。
そして、その場所の上下を釣りますが、
22~23センチの小型のヤマメが数匹釣れただけで、2時間くらいでその場所を去ります。
もう少し下流に移動しようかと車を走らせますが、
三国川から真っ白な水が流れ出て、本流も真っ白。
どこまで行けばその水が澄むのか分からず、結局後戻り。
朝のポイントから少し離れた場所に入ろうとしますが、
鮎釣り師が何人も入っているので、
遠慮して釣りを諦め、昼寝をしてから再度、朝のポイントに入ることにしました。
さすがに場荒れしてしまったのか、ハヤでさえ針掛かりしてきません。
釣り再開から2時間、諦めかけたその時、また来ました。
今度は60センチくらい、一発目のジャンプで針は外れません。
ガッチリと掛かったようです。
そして数分のやり取りがあり、奴は流芯の底に、へばり付きました。
こちらを油断させようとしているのか、それとも体力の回復を待っているのか。
ですが、その後の行動は予測しています。
暫しの静寂を破って、その時は来ました。
一気の猛ダッシュ。
さ、竿が曲がんねぇ~、糸よ切れるな。
そう願った瞬間、思いも虚しく道糸が舞い上がってしまいました。
軍配は、相手に上がりました。
こちらは、もうヨレヨレ。
足がもつれ、水の中に転んでしまいます。
あまりの寒さと、体中の痛みの為、納竿とします。
今回の釣行、完敗としか言えません。
まさに、完膚なきまでに叩きのめされた。
こちらを嘲笑うかのような大ジャンプ。
「おまえじゃ相手不足」魚にそう言われているような気がします。
今回は、あくまでも大ヤマメ狙い、糸は0.6~0.8までしか使っていません。
今度は号数を上げて再チャレンジといきたいところです。
でもねぇ~、あまりにもバラシが多すぎですね。
糸切れも、呆気なさ過ぎます。
バラシの多発の原因は、竿にあると断言します。決して針でも腕でもありません。
これはもう、竿を替えなければ、どうにもなることではありません。
今までの経験から言っても、竿を替えただけでバラシが半減、
いや、10分の1以下に減った事もあります。
針が伸ばされる、折れる、そういった部分も、
竿に起因している事のほうが多いのではと思います。
要はトータルバランスなのですが、あまりにもバラシが多発するという方は、
針を疑うより前に、竿を疑ってみた方が賢明だと思います。
はぁ~、でも、もう竿なんて買えません。
禁漁まで、残すところ2ヶ月。
8月は魚野川へは行けそうもありません。
9月に再チャレンジできるかな?
待っていろよ、必ず決着は付ける。