陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

利根川  ボ

2008-07-22 20:13:55 | 釣行記 利根川編
今期、13回目になるでしょうか?
その釣行で、ついにボウズとなる結果を迎えてしまいました。

今日は朝寝坊して、ちょっと遅めの時間に沼田地区へ入川しましたが、
ちょっと、あまりにも中途半端な水量でした。
本当ならば、写真に写っているポイントでは、対岸の際を狙って仕掛けを流したい所です。
前回、尺物を釣った時は、対岸までの渡渉が可能でした(それでは少なすぎるのですが)。
ですが、御覧の状況。
立ち込みも無理ですし、例え20mの竿があったとしても対岸までは届きません。
いっそのこと、水がこれ以上増えてしまったほうが、手前際に良いポイントができるのですが。
それに、いつにも増して水が冷たい。
状況は良くありません。

ポイントが少ない為、30分くらい竿を出してはアッチへウロウロ、
また30分くらい竿を出してはコッチへウロウロと、車で移動しまくります。
結果、20センチくらいのヤマメは何匹か釣れたのですが、
良型は一匹も出ませんでした。
途中で見えた小松発電所のダム(名前知りません)では、
かなりの水が放流されていました。
ならばと、最終的には上牧まで足を延ばしましたが、
こちらは打って変わって渇水状態で、ギブアップ。
それ以上釣り歩く気にもならないし、
持病の首の痛みも酷くなってきて、足にも影響が出てきたので11時頃納竿としました。

利根川、沼田から月夜野地区では、その日の水量によって、
どのポイントを選択するかで釣果が大きく左右されます。
特に増水時は、歩いて移動できる範囲が極端に狭くなってしまいます。
それが、この近辺の釣りを難しくしている原因の一つですね。
もうちょっと、ポイントに精通したいものです。

今日の釣果
 
ボウズ

竿 ファイアーウルフP2
  郡上あまご7.2

道糸ハリス 0.6号
ガン球 2号~3B
針 食わせアマゴ8号
餌 キジ

今日、ファイアーウルフで得体の知れない大物を掛けたのですが、
(流れに乗って、物凄い力で下っていくのですが、魚?じゃないと思います)
ここまでしても曲がらないのかと、もうホントにこの竿にはガッカリ。
こんな竿、鮭が掛かっても曲がりませんね。
また折れては堪らないと、竿を伸ばして糸を切りました。
本当にダメダメ君。
安物買い(あくまでも、高級品に比べて)の銭失いになってしまいました。



付記

今日はちょっと、危ない思いをしました。
膝くらいまで立ちこんだ時、足裏の砂利が水流で抉り取られ、
一瞬、体が浮きかけました。
すぐ下は激流で、かなりヒヤリとしましたね。
今期すでに、利根川や千曲川では何名かの釣り人が流されて、
行方不明になったり死亡事故に繋がっているケースが見られます。
こう言っている僕自身も、過去に二度ほど流された経験があります。
水難事故には充分に気を付けましょう。
特に気になるのが、こういった押しの強い流れの中で、
胴長タイプのウエーダーを着用して立ち込んでいる人が多いことです。
しかも最悪なのは、そういったウェーダーでベルトも締めていないこと。
釣りを知らないルアーマンに特に多いのですが、はっきり言って自殺行為です。
胴長タイプのウエーダーは、単なる防寒、防水の為の物、
或いは止水域で使用する物だと覚えておいてほしいと思います。
死亡事故に繋がっている殆どのケースが、
胴長タイプのウェーダーで釣りをしていた人たちです。