陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

ほっ

2008-07-21 21:03:58 | Weblog
3連休が終わって、ほっと一息。
カレンダーの上では3連休でも、こちらは仕事。
それも、寝る時間も無いくらいに、こき使われていました。

こういった祭日や連休が増えると、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまいます。
某外資系のファミリーレストランで、
契約社員の店長(おかしな話しですね)が亡くなられて、労災が認められましたね。
何でも、月に80時間を越えるような残業をさせられて、
それでも年収が200万ほどしかなかったようです。
亡くなられた方には、お気の毒としか言い様がありませんが、
今の世の中、もっと酷い労働実態なんていくらでもあります。
特に酷いのが、やはり外資系のサービス業なんじゃないでしょうか?
一年ごとに契約を更新するのなら、まだ給与が上がる可能性も残されています。
しかし最近は、無期の契約を結ばせておいて、
給与は上げない、もちろん、
ボーナスや退職金などは一切無しといった内容を記した契約書にサインをさせる例も増えています。
こういった外資系企業が蔓延ることが、ワーキングプアや格差社会を生む、
諸悪の根源になっているんじゃないですか?

おまけに腹の立つのが、
企業買収(聞こえはいいが乗っ取りですね)を繰り返し利益を得るような会社の、
税金が免除されていることです。
まあこの場合、経営の悪化した企業や倒産しかけている企業を買収して、
それを再生するという名目はありますが。
日本のお金を、安い金利で利用され、
そこで得た収益は、また海外に持ち出されてしまうんですよ。
そして、一番酷い目に遭うのが、買収された側の従業員です。
例えば、それまで20~30万以上の給与や年2回のボーナスを得ていたとしても、
買収された途端に、時給800円でボーナスも何もありません、
などといった書類にサインさせられるわけです。
人間を人間となんて思っていません。


このような外資系の企業にこそ、多額の税金を課すべきでしょう。
それが何で税金免除なんだよ?
そして、そういった税収を、
今困っている農業や漁業(だけではありませんが)の補助に回せばいいんじゃないですか。
漁業を例に取れば、原油の高騰で切羽詰った状況に追い込まれているのは、
今に始まった事ではありません。
すでに、3~4年前からそういった兆候が現れているんです。
なのに日本の政治は後手後手に回って。
もう、農業や漁業に就こうなんて人は、いなくなってしまいますよ。
そうなれば、日本の食料自給率は、ますます下がっていくばかりです。

タスポカードの導入によって、お年寄りが細々と経営していたタバコ屋が潰れたり、
金の無い人間は病院に掛かるな、年寄りは死ねと言っているような医療制度など、
何故こうも、弱者ばかりが追い詰められなければいけないのでしょうか?
こういったことには、どこかで必ず、大きな利権が得られている筈です。
利権が得られる事には、政治家も素早く動きますが、
利権が得られなければ、いつまで経っても動き出そうとはしません。

なんか今日は大脱線してしまったけど、無性に腹立ってます。
外資を排除せよ!!
派遣労働や契約社員などといった制度に規制を掛けろ!!
農業や漁業を守れ!!
その他いっぱい言いたいことに、怒りを込めて。