多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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『忠臣蔵』は尊皇の物語?

2016-12-14 | Weblog
『忠臣蔵』の日ですが、『忠臣蔵』は大きく見れば尊皇のドラマでもあります。

ただテレビや映画でおなじみの浅野・吉良の話でなく足利時代の高師直と塩谷判官の争いに仮託された歌舞伎文楽の世界。

こちらの物語の発端は新田義貞方の四十七士の兜から新田義貞の兜をあらためるのに呼び出された顔世に高師直が横恋慕し…、です。

勤皇の新田義貞の四十七士から物語が始まり、敵役の高師直が別の四十七士に討ち取られるというストーリーになっている。

そこで『忠臣蔵』と勤皇思想の関連は…というつもりはありませんが、浪士というより義士として四十七士の両者はつながっています。

たとえそこまで考えなくても、なぜ吉良上野介はいきなり意地悪するのだろう、くらい考えてみては?

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