「北守南進論」というのは日露戦争の後に犬養毅が唱えました。
朝鮮・清国・満州などの北とはせいぜい貿易関係くらいにしておいて、今の東南アジアに目を向けろという趣旨です。
福沢諭吉の有名な脱亜入欧論に似る部分もあるが、脱亜入欧論より現実政治経済志向が強い。
本来の脈絡は当時の増加していた日本の人口をどこに移植するかでの議論ですが、それを別にすると現代に通じるものがあります。
「北守」の対象は中共・南北朝鮮で、今でいう特定アジアとほぼ重なります。
そしてこれら地域に対しては警戒と国防を主とし、関係は貿易など必要最小限にとどめる。そして、東南アジアなど南に目を向けて新市場開拓と同盟強化しろ、と読み替えることができます。
ほぼ現代に当てはまるのでは。
朝鮮・清国・満州などの北とはせいぜい貿易関係くらいにしておいて、今の東南アジアに目を向けろという趣旨です。
福沢諭吉の有名な脱亜入欧論に似る部分もあるが、脱亜入欧論より現実政治経済志向が強い。
本来の脈絡は当時の増加していた日本の人口をどこに移植するかでの議論ですが、それを別にすると現代に通じるものがあります。
「北守」の対象は中共・南北朝鮮で、今でいう特定アジアとほぼ重なります。
そしてこれら地域に対しては警戒と国防を主とし、関係は貿易など必要最小限にとどめる。そして、東南アジアなど南に目を向けて新市場開拓と同盟強化しろ、と読み替えることができます。
ほぼ現代に当てはまるのでは。