多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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シリアIS拠点攻撃のドヤ顔ロシア…米に代わって世界の警察に?

2015-11-22 | Weblog
パリテロの後、ロシアが俄然元気になりました。

シリアのIS拠点に大規模攻撃をかけていますが、ヘタレ気味の米国とは好対照。

好対照と言えば、AIIBや英国と経済関係強化を狙ったが逆に警戒された中共とも対照的です。

ドヤ顔おためごかしの気はあってもロシアの軍事行動は欧米からもさほど反発を受けていません。

パリテロの直後のタイミングをつかんだと言えるでしょう。

攻撃ではシリアの民間人も巻き添えにしているではないかとの批判もあるようですが、巻き添えになるくらい分かりそうなものなのに戦闘地域にいた民間人も悪いという理屈で強引に押し通すくらいはやるでしょう。

とにかく今の所はロシアの思惑通りに動いているようです。

おそらくISを倒した後は中東で影響力を強めるハラがあると見える。

世界の警察と書きましたが、全世界とはいかないまでも、今回を機にうまくいけば中東の警察くらいにはのし上がるかもしれません。

ただしあくまで「うまくいけば」で、はたしてそんなにうまくいくか。

大昔のソ連のアフガン介入にしても、ベトナム戦争で米国がヘタッタのに乗じアフガンを狙って始めたはいいが泥沼化し、挙句はソ連崩壊の一因ともなってしまいました。

このこと、学習しているのでしょうか?

米国にしても湾岸戦争・アフガンやイラク介入も緒戦は優勢だったがこれまた泥沼化した。

第二次大戦後、中東・アジアに介入して目論見通りに行った欧米の国はないとまで言えますがサテどうなるか?

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