多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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日本版メルケルになる? 希望の党の小池百合子さん

2017-10-08 | Weblog
小池さんの希望の党ですが、この分で行くと日本版メルケルみたいになりそうな気がします。

何らかの理由で安倍政権が倒れたら、小池さん自身かその代理人かが首班となってメルケル政権みたいなのが登場するという予感です。
そのメルケルですが脱原発や移民積極受け入れでリベラル的ですが、別に元からリベラルが信条でもない。
というかこの人にはそもそも思想というものがないようですが、それでも一応は保守で出身政党のCDUにしても元は自民党みたいな保守政党でした。

それがメルケルが政権維持のために見境もなく左翼と野合したり脱原発のような大衆迎合した結果リベラル的になった。

日本人には既視感があります。
政権政党になるため社会党の村山富市と無定見にも連立した河野洋平時代の自民党がそれです。

ただその後日本の自民党は小泉純一郎が保守回帰しようとし、さらに安倍晋三が保守本流へと引き戻した。
これで自民党は保守マジョリティを包摂することができましたが、それに失敗したメルケルは保守に逃げられた。
そしてそうした保守が流入したのがご存知の右派政党のAfDです。

ここで話を小池さんの新党に戻します。
小池さんは保守だから日本版のAfDになるようにも見えたが、最近の無定見な左翼抱き込みからすればむしろメルケルと同じ道をたどっているように見える。
もしそうなれば、日本にとってこの上ない不幸ですがサテどうなるか?

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