●連休の北アルプスでお年寄りが遭難死… 元林徹の多摩川から一言

連休中に北アルプス白馬岳で多くのお年寄りが遭難死しました

どうせマスコミやネットでボロクソに非難されているでしょうから、ここではそれ以上は申しません

ただ自分らからすれば人生の大先輩と敬すべき年齢なのに、これじゃあねえ

自分も昔は山をやっていましたが、とっくの昔にやめました

写真は当時の思い出の写真

早くやめてよかったのが山で、やらなくてよかったのがゴルフ、今ではこうしみじみ思っています

やめた理由はいくらでもありますが、そもそも我が日本の信濃の国の山なのに、なんで「アルプス」なんて名前をつけるの

日本にだって欧米並みの山がある、プロレタリアートもいる、オペラもミュージカルもある、と気張っていた時代の残りカス

もっとも、カタカナ語名前をつけたがるのはスペイン坂だのペンギン通りと同レベルの発想かも

都会にはない大自然なんて、これまた大時代観念語を並べるかもしれない

しかし小汚い多摩川にも自然が輝く一瞬もあるし、いわゆる「北アルプス」なるものの「大自然」にも、変な人間が入って思い出したくもないような嫌なシミアトをつけることだってある

という具合に、理由はいくらでも出てきますが、いずれにしても、ああいう深山にお年寄りが大勢押しかけるのがまず異常

江戸時代以前みたいに、深山に入るのは猟師に修験者くらいのごく少数、というのがそれこそ自然なのでは

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