午後の森でひと休み

蓼科の「カフェ 午後の森」マスターの巣籠もり日記。午後の森から見える信州蓼科・八ヶ岳のすばらしい自然、生活・・・。

バードウォッチングは、鳥が生きる世界の観察から鳥を知る。

2017年12月06日 23時19分00秒 | 日記
原村境の一本松で行われた
公民館主催の冬の野鳥観察会3回目に
小雪まじりの八ヶ岳エコーラインを走り参加する。
今年の冬は野鳥が少ないそうで
参加者は耳と目を研ぎ澄まして森の中で野鳥の気配を探す。
ホオジロ、マヒワ、シメ、ツグミ、ムクドリ、シジュウカラを見つけ、
カシラダカ、エナガ、イカルの群れに遭遇する。

エサになるメマツヨイグサ、ナギナタコウジュ、オオブタクサ、ヨモギ、
ツルウメモドキの種や実を手に取る。
写真は、ガガイモの種。
古事記には、大国主命と共に国造りをしたとされる少名彦(すくなひこ)が
このガガイモの舟形をした果実のさやの船に乗って来たとあるそうです。
神代の頃から幸運を運んできたように思える。
ガガイモやヨツバヒヨドリの蜜を好むアサギマダラは、
蜜に含まれる微量の毒を濃縮して野鳥に捕食されるのを防いでいると聞く。

午後は、コーヒーをブレンドし、袋詰めし、
東京の常連のお客さんに送る。
いつも会社のお使い物にしていただいて
「好評です」とお聞きしている。

床屋で散髪の後、
縄文の湯に浸かり、夜風に当たり、
バードウォッチングで冷え、
コーヒー発送作業で疲れた体を
熱めの濃い温泉で温まる。
コメント
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