一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

どっちがついでか?

2010-04-15 | よしなしごと

カジノを合法化するにはパチンコ(警察)利権に踏み込まざるを得ないということでしょうが、そもそもカジノ合法化の目的をはっきりさせたほうがいいのではないかと。  

カジノ議連きょう発足 パチンコ換金、合法化検討

(2010年4月14日 8:22 産経新聞)  

目的としては、地域振興、外国人観光客の誘致、税収増などが考えられますが、デメリットもあるので費用対効果の検討を十分にしたほうがいいと思います。

ただ
超党派のカジノ議連、14日に発足 秋の臨時国会にも法案提出へ
によると 

会長に民主党の古賀一成、会長代行に自民党の岩屋毅、幹事長に民主党の牧義夫の各氏が選出される運びとなっている。  

というメンバーのようで、会長・会長代行ともに「パチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザー。」だそうです。(こちらこちら参照)  
ということはカジノでなくパチンコの合法化(と警察利権の排除)が本丸なのかも。  


以下冒頭記事の引用。  

カジノ法案では、カジノについて、国や地方公共団体が運営を厳格に管理、監督することを定めることで、刑法が禁じる賭博の「例外」扱いにする。民主党の案では、地方公共団体の申請を受けた国がカジノエンターテインメント(特定複合観光施設)区域を指定。地方公共団体は、運営する民間事業者を公募・選定し、警察と協力して違法行為の摘発、監視も行う。  

一方、パチンコは現在、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)」で「遊技場」と位置づけられ、獲得賞球は、日用品などに交換することになっている。しかし、金地金などの特殊景品に交換し、外部の景品交換所で現金化されることが多い。現金化は「事実上の賭博」にあたるものの、警察が裁量で「黙認」しているのが実態だ。  

パチンコ業界は客離れの加速とともに、ギャンブル性の高い遊技機の導入が増え、「庶民の娯楽からかけ離れつつある」との指摘もある。これを踏まえ、議連はパチンコも国や地方公共団体が管理、監督し、「健全な庶民の娯楽の場」として再生を図りたい考えだ。  


税収確保のために背に腹は変えられない、というか貧すれば鈍すという意味ではこんな話もありました。
マリフアナ合法化 カリフォルニアが住民投票へ
(2010年3月26日 19:01 産経新聞) 

住民投票は11月2日の米中間選挙にあわせて行われる。21歳以上の成人に対し、個人使用目的でのマリフアナの所持、栽培を一定量まで認めるよう提案する。販売については、州内の自治体ごとに拒否するか、認めた上で課税するかの裁量権を与える。マリフアナ容認派が住民投票に必要な署名を集めた。  

金融危機による税収の落ち込みで、同州では今も公共サービスの削減や、学校の授業日カットなどが進む。このため、昨年は一時、州議会でもマリフアナ使用を認める法案が審議され、マリフアナ課税による税収は年間14億ドルに達するとの試算まで公表された。   

もちろん、犯罪の増加によってむしろ州政府の負担は増えるのではないかとの意見や、目先の税収増のために「ゲートウェイ(入り口)ドラッグ」(より効き目の強い麻薬に進むきっかけとなるドラッグ)であるマリフアナを解禁すべきではないといった意見も根強い。  

連邦法ではマリフアナは明確に違法とされており、もし解禁に踏み切ったとしても法律的な整合性がどうなるかなどの課題も残る。  


麻薬もギャンブルも両方とも不景気に強いのかもしれませんけどねぇ(カジノはそうでもないか)。

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『世界を知る力』

2010-04-14 | 乱読日記

アポイントの時間より早く着きすぎたので、近くの本屋で時間つぶしに入ったときに目に付いて買ったもの。

寺島実郎氏は雑誌記事とかテレビではよく見るものの本を読んだのは初めて。

比較的若いビジネスパーソンや学生に向けて、世界情勢や世界認識のあり方を熱く説いています。 

寺島氏は、戦後の日本人はアメリカを通じてしか世界を見なくなってしまっていることを問題視しています。そして、世界認識のためにはさまざまな国や民族の立場から多面的に見ることの必要性とともに、そういった知識をフィールドワークや経験で裏打ちすることの重要性を語っています。  

そして寺島氏は、本書の最後で、なによりもその知識を生かそうとす動機付けが一番大事だと言います。   

わたしたちは、「世界を知る」という言葉を耳にすると、とかく「教養を高めて世界を見渡す」といった理解に走りがちである。しかし、そのような態度で身につけた教養など何も役に立ちはしない。世界を知れば知るほど、世界が不条理に満ちていることが見えてくるはずだ。その不条理に対する怒り、問題意識が、戦慄するがごとく胸に込み上げてくるようでなければ、人間としての知とは呼べない。たんなる知識はコンピュータにでも詰め込んでおけばいい。 

世界の不条理に目を向け、それを解説するのではなく、行動することで問題の解決に至ろうとする。そういう情念をもって世界に向き合うのでなければ、世界を知っても何の意味もなさないのである。  


寺島氏は三井物産の常務執行役員まで勤めたあと、現在は日本総研の会長や多摩大学の学長に従事しています。また、鳩山政権のブレーンの一人とも言われています。 

この本も若者への啓蒙だけでなく、第二の人生の出発点での宣言という意味合いがあるのかもしれません。 
(本書でも鳩山首相の「友愛」について語るとともに、それを単なるお題目にするのではなく、理念を実体化させるための努力が重要と語っています。)  


政治的な立ち位置はともかく、具体的な経験を元に展開される話は面白く、かつ説得力をもっていて、引き込まれながら一気に読め、世界認識のありようなどの示唆にも富みます。 
(僕自身、見方を変えて、というのが好きなことや、冒頭で昔のエントリで触れた地図の見方(参照)とか日本と中国の過去からの国力の関係の話(参照)などが出てきたこともあって、ツボにはまったという部分もありますが。)



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『イスラエル』

2010-04-13 | 乱読日記
なにかの書評欄に載っていたので買った本。

タイトルで釣る粗製乱造の新書が多い中、素っ気無いタイトルはさすが岩波新書と言う感じです。


内容はイスラエルの建国の経緯から現在までの歴史を、主に政治過程を中心に網羅的かつ淡々と記述しています。

なので、あまり「感動的」という本ではないのですが、イスラエルやパレスチナ問題、ヨルダン川西岸へのイスラエル人入植者問題などの最近のニュースを理解するにはとても役立ちます。(って、僕が基礎知識がなかっただけかもしれないですけど)



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日本海紀行(その2)

2010-04-12 | うろうろ歩き
舞鶴からは特急を乗り継ぎ。




まいづる6号で綾部まで




綾部からは京都から来た丹後ディスカバリー1号で山陰本線で福知山まで。
このまま乗って天橋立も一度見てみたかったのですが日程の関係で断念。

福知山からは北近畿7号(特急まいづると車両は同じなので省略)で城崎温泉。

そこからさらにローカル線のディーゼル列車に乗りかえ。




約40分で



餘部


この名物鉄橋は今年いっぱいで廃止され、新しい橋に変わると言うので残っているうちに観てみようと。
(架け替えの経緯はこちら参照)

ただし新しい橋もかなり出来上がっているので、単独での存在感は減殺されてしまうのがちょっと残念。



本当に近くに民家があります。




これが駅のホームから。
現在の鉄橋も防護壁があるので雰囲気はいまひとつ。




びっくりしたのが




たくさんの人出。
鉄道マニアって多いんですねと改めて関心。




列車の中もこんな感じ。
バスで来て2駅だけ乗って降りる団体客がいました。
(この写真の右手前で真剣に何かを見ているのがツアーコンダクター)


帰りも城崎温泉を素通りし、豊岡で下りてそこからバスで

着いたのが




コウノトリ但馬空港

JALグループのJAC(日本エアコミューター)中心の空港なのでJALが路線廃止するときついんでしょう。




飛行機はお約束のプロペラ。
席数は約35席と小さい。
機体はたまに落ちるボンバルディアでなくサーブ




日本海に別れを告げ、伊丹→羽田と帰ってきました。


ちなみに所要時間は、餘部を出てから家までちょうど5時間半。
さすが東京からの時間距離日本一エリアだけあります。



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日本海紀行(その1)

2010-04-11 | うろうろ歩き
Twitterでは実況中継していたのですが、週末日本海の方に行ってきました。

前日は関西電力の原子力発電所見学だったのですが、さすがに写真撮影禁止でした。
警備と安全対策の厳重さが印象に残りました。
中で事故が起きても放射能漏れをしないような設計なんだから、外部からの物理的な攻撃には強いはずなので(外で核戦争が起きても原発の建屋の中の人は生き残るということもありそうです)、注意すべきは出入りする人間ということなのでしょう。


このあたりは東京からの時間距離が日本で一番遠いというだけあって、せっかくここまで来たんだから、と思うところをぐるりと回ってみました。


スタートは小浜駅。



小浜市といえばオバマ大統領が候補の頃に勝手に応援する会を作って話題になりました。
ホテルのロビーにもこんなステッカーが。



実際大統領になってしまうと話題も日常のニュースになってしまっているので、この後の展開が難しそうです。


小浜から普通列車で東舞鶴へ。
小浜市は福井県で舞鶴市は京都府になります。


父親は海軍に入ってすぐに終戦だったのですが、配属先が舞鶴の鎮守府(海軍の重要拠点で横須賀と呉と舞鶴に置かれていた)で、そこで終戦を迎えて、下級職員はしばらく引揚者の世話をしていたそうです。
そのおかげで戦争直後も食いっぱぐれがなかったのはラッキーで、たまに支給品の毛布などを実家に横流ししていたとか(汗)
ただ戦争直後の混乱期はなんでもありだったようで、基地にあった古タイヤがいつのまにかなくなってたり、終戦直後に逃げ出す将校の荷造りを手伝わされたら、その初稿は司令官室にあった横山大観の画も勝手に持って行ってしまったとか。

僕は舞鶴は初めてだったのですが、湾の周りは切り立った丘になっていて、狭いけど水深の深い天然の良港であることを感じさせます。
至るところに釣りを楽しむ人がいるのもその証拠。




早速舞鶴引揚記念館へ。



当然のことながら引揚者のシベリア抑留や満州での苦労などを中心にした展示で、引揚対応作業に関する展示はありませんでした。

近くに引揚者用の船の桟橋を復元したところがありましたが、当時の写真と見比べても現物とはかなり大きさも違うようで、ここは観光スポットというとこでしょう。


viewのいいところを探していて見つけたのが「浮島丸殉難者追悼の碑」




終戦後、徴用された朝鮮人労働者を帰国させるため青森から舞鶴に寄航した際に(おそらく米軍の敷設した)機雷に触れて沈没し500人以上の犠牲者を出した事故だったようです。
強制労働から晴れて祖国に帰れるという矢先の事故は心が痛みます。
人の運不運を改めて考えさせられます。
(浮島丸事件については

そのあとは海軍記念館へ。
海上自衛隊の総監部の中にあり、土日しか一般開放されていません。




ただ、中の展示は、場所柄仕方ないのかもしれませんが、舞鶴鎮書守府の初代司令長官である東郷平八郎中将(当時)にまつわるものの展示とか日本海軍の栄光や美談にまつわる展示ばかりです。
入場料も取らないので文句も言えないですけど。


土日は自衛隊桟橋も公開され、護衛艦に乗ることができました。
「あまぎり」という護衛艦



全長137mというのは護衛艦の中では大きいほうなのか小さいほうなのかは不明。
(でも、自衛隊は基本全部「護衛艦」なんですよね)





前方にある76mm速射砲とアスロック(空中に打ち出してパラシュートで水中に降下して魚雷になる対潜魚雷)





ハープーンミサイル(対艦)




短魚雷。アスロックに比べて射程が短いということでしょうか。




シースパロー対空ミサイル





ヘリポート。対潜ヘリコプターを搭載しているようです。
カタパルトもあるのですが、ヘリの緊急離陸に使うのか、小型機の離発着もできるのでしょうか。


改めてみると、小型艦とはいえ戦闘能力は相当高そうで、ソマリアの海賊程度なら一蹴できそうです。



次は西舞鶴にある道の駅「舞鶴港とれとれセンター」




中に入ると、地元の魚屋が軒を並べ、魚(一匹を捌いてくれたり、干物もあり、貝類など多彩)や魚介の串焼きなども売ってます。またかまぼこも名産とか。




地元の人も買いにくるようで、なかなかの賑わい。


これで舞鶴に別れを告げて更に先に進みます。
(つづく)











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「派遣のお仕事」の難しさ

2010-04-09 | あきなひ

久しぶりに訪問したユーリャさんのブログ

(ゼイ)ムショでのできごと

先月の半ばまで税務署で確定申告のお手伝いをするという仕事をしていた。
ま、これは、某派遣会社から派遣されたものなんだけどなり手が少なかったのか、20人ほどの人間もさまざま。
(中略)
そこで、これをまとめるのに、抜擢されたリーダー(仮にA氏)。

僕自身知識をupdateしてない中で言うのも無責任なんですが、「A氏」というのが派遣会社の人という前提(このあと逃亡してしまうので税務署職員ではないと思います)で言えば、派遣っていうのは派遣先の指揮命令に従うから「派遣」なんであって、派遣の中で指揮命令系統があるのは職業安定法で禁止されている労働者供給事業にあたるんじゃないでしょうか。
(誤解があればどなたかご指摘下さい)

依然として派遣会社ってそういうレベルなのかもしれませんね。

「派遣切り」を云々する以上は、派遣会社の業務内容とか寺銭の妥当性にもメスを入れるべきだと思います。

僕の勤務先でも、「26業種」のしばりがきつくなってきたからといって業務の仕様を変えてくれって言ってきたけど、やってることが変わらないのに意味ないじゃないかと切り返して向こうは困ってるところです。(←イヤな客w)

 

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脊髄反射的なメディア

2010-04-08 | よしなしごと

内田センセイのブログ論争するのキライですから。

つねづね申し上げているように、人文系の領域での論争というのは、最終的には脊髄反射的な揚げ足取り能力と性格の悪さで決する。 

脊髄反射的なつぶやきをのせるという性格から特にそうなりがちなのかもしれませんがTwitter上の議論を見ていると、こういう感じの議論がけっこうあります。
特に経済政策についての議論ってなぜか最後は「お前は経済学の基本が分かってない」という風になりがちな感じがします。

私はこれまでいくつかの論争を読者として見てきたが、論争の勝者から学んだ知見はあまり多くない(というか、ほとんどない)。 
むしろ「論争で勝つ側の人間は、別のかたちで何かを、それも論争の勝利で得たよりも多く失う」ということを学んだように思う。

その議論をROMしている僕自身も、無駄に時間を失ってたりするんですけどね。 

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名張毒ぶどう酒事件、差戻し

2010-04-07 | よしなしごと

僕の生まれる前の事件というのが、気の遠くなるような感じがします。

名張毒ぶどう酒事件:再審の可能性…最高裁が差し戻し  
(2010年4月6日 12時55分 毎日新聞)

7次請求審では、奥西死刑囚が混入したと自白した農薬「ニッカリンT」に含まれている成分が、飲み残しのぶどう酒から検出されなかった捜査段階の分析結果の評価が争点になった。

小法廷は「混入されたのがニッカリンTではなかったのか、濃度が低く成分の反応が弱かったために成分が検出されなかっただけなのか、高裁が科学的知見に基づく検討をしたとは言えない」と指摘。ニッカリンTを使って捜査段階と同じ方法で鑑定を行い、審理を尽くすよう求めた。

過去の鑑定結果が間違っている可能性があるのであれば、同種の事件は冤罪を防ぐためにも見直したほうがいいと思うのですが、個別の事件ごとに判断するという刑事裁判のルールからは難しそうですね。  

企業だと、「過去の製品(案件)を全部洗いなおせ!」となるのが普通だと思うのですが、社会正義の実現を担う司法としてはもう少し考えたほうがいいのかもしれません。  


ところで昔の事件だけでなく、最近の和歌山カレー事件の鑑定とかって大丈夫なんでしょうか?

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スカイマークに改善勧告

2010-04-06 | あきなひ

スカイマーク:客室乗務員の英語力不足 国交省が改善勧告
(2010年4月6日 毎日新聞)  

航空会社のような安全が非常に重要な事業では、一度許認可をとって運行を始めてしまうと、雇用問題、金融機関・機体リース会社、地方空港の収益などが関係者の利害が絡んで認可取り消しも難しいので、逆にそれらを「人質」にとってしまうとういう構造になってしまうのはJALがいい事例です。  

収益最優先だったらしいスカイマークに対してどのような措置を取るのかは、JALの行方についても参考になりそうです。  


それにしても  

客室乗務員の英語力が不足していたため、外国人機長がインターホンで呼び出したにもかかわらず、誰も出なかったことが昨年11月の会議で議題となっていたが、改善策は講じられなかった。  

などというあたりは、外国人パイロットを採用する前提の会社としては考えられなくはあります。  

僕はまだスカイマークには乗ったことがなかったので、一度乗ってみようと思っていたのですが、やめといたほうがいいかもしれませんね。

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『レスラー』

2010-04-04 | キネマ
ミッキー・ローク主演の映画で初めて感情移入できたかも。

引退を覚悟しながらもリングでしか充実感を得ることができない元スタープロレスラーを熱演。
不健康に歳をとってやさぐれた顔つきと「猫パンチ」の頃よりも鍛えた身体は、役作りに相当入れ込んだ感じが伝わってきます。


「男の花道」風でなく「業」に焦点を当てて描いた脚本は、主人公と同じ「80年代最高!90年代くそくらえ」(音楽についてですが)の自分には身につまされすぎて「もう見てられないよ」という気持ちになったまま最後まで観てしまいました。






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東へ西へ

2010-04-03 | うろうろ歩き
今日は東京は桜が満開で、行く先々でお花見モード。


家の近くでも




実家の近くでも







おまけ
(素面だったので「うれしさあまって気がふれる」まではいきませんでしたが)

井上陽水 東へ西へ


PS
サングラスと髪型が「将軍様」風ですね。
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『ラクをしないと成果は出ない 』

2010-04-02 | 乱読日記
これは小飼弾氏のブログでの紹介だったか。

僕は知らなかったのですが、著者の日垣隆氏はけっこう有名な方のようです。
TwitterをROMっていると、固定ファンも多いようですね。

副題に「仕事の鉄則100」とあるように、100のノウハウというか考え方が見開きそれぞれ2ページでまとめられています。

タイトルにある「ラク」というのは、努力の方向性を間違えたり無駄な努力をしないことをさしていて、決して何もしないで成果が出る秘訣を書いているわけではありません。
その意味では至極真っ当なことが書いてあります。


そこで、僕自身この100をどこまで実践できているかを考えながら読んでみました。

結果は

 1.これは既に自分でも意識して実行している   37
 2.重要なことは意識しているが実行できていない 18
 3.今まで意識していなかったが
   これは自分でもできるし役立つかもしれない  38
 4.確かに重要と思うが自分はできないだろうな   5
 5.同意できない、または自分の現状に照らすと
   デメリットの方が多い             2
 
という感じでした。

重要性を認識していながら実行できていないことが1/3にのぼることがわかっただけでも意味があると思います。
それに、上の3.の中でできることをやれば、実効性はさらにあがると期待できます。

ちなみに「これはできないや」「そうまでして参加する必要があるか」と思ったのは「37 できるだけ葬式には行かない努力を」「80もう腕時計をしない」の2つでした。


もっとも「「なるほど」と思ったことは、24時間以内に「やる」目処をつける」というのもある著者からは、何をのんきな、と言われてしまいそうですが。



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