一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

脊髄反射的なメディア

2010-04-08 | よしなしごと

内田センセイのブログ論争するのキライですから。

つねづね申し上げているように、人文系の領域での論争というのは、最終的には脊髄反射的な揚げ足取り能力と性格の悪さで決する。 

脊髄反射的なつぶやきをのせるという性格から特にそうなりがちなのかもしれませんがTwitter上の議論を見ていると、こういう感じの議論がけっこうあります。
特に経済政策についての議論ってなぜか最後は「お前は経済学の基本が分かってない」という風になりがちな感じがします。

私はこれまでいくつかの論争を読者として見てきたが、論争の勝者から学んだ知見はあまり多くない(というか、ほとんどない)。 
むしろ「論争で勝つ側の人間は、別のかたちで何かを、それも論争の勝利で得たよりも多く失う」ということを学んだように思う。

その議論をROMしている僕自身も、無駄に時間を失ってたりするんですけどね。 

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