「アカハラ」っていまひとつよくわかりません。
アカハラで3准教授懲戒解雇=4日連続徹夜などさせる-北海道教育大
(2009年3月3日(火)20:30 時事通信)
北海道教育大(札幌市)は3日、自分たちの研究に絡み学生に過剰な作業を強いるなどアカデミックハラスメントをしたとして、同大旭川校(旭川市)の准教授3人を同日付で懲戒解雇処分にした。
同大は2月19日付で3人を諭旨解雇とし、今月2日までに辞職届を出すよう求めていたが、提出されなかったため、退職金の出ない懲戒解雇に切り替えた。
同大によると、3人は39歳2人と35歳の男性准教授。2006年度以降、共同研究に学生を従事させ、4日連続で徹夜させて文献のリストアップや電子化作業を行わせるなどした。この結果、19人が大学側に被害を申し出て、うち9人が不眠などの体調不良を訴えた。
大学教官によるハラスメントをアカハラというんでしょうが、「ハラスメント」といえば悪意とか不純な動機(主観的でなくても客観的な)というのが必要なように思っていました。
でも、上の記事を見ると、準教授の段取りが悪かったのでスケジュールがつまってしまったようにも思えます。
4日連続の徹夜の途中で体調不良を訴えたり不満を言ったにもかかわらず作業を強要した、というならわかるのですが。
民間企業でも、段取りの悪い上司とか締め切りがきつい仕事のせいで仕事が集中して長時間の残業を余儀なくされたら「パワハラ」になるのでしょうか。
そんなのは世の中にごまんとあるような感じもします。
J-Soxの追い込みとか、官僚の国会対応とか・・・