一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

YS-11引退

2006-09-30 | よしなしごと
YS11きょう引退、唯一の国産旅客機
(2006年9月30日14:54 Nikkei Net)

小学生の頃生まれて初めて乗った飛行機がYS-11でした。
その後ジェット機が主力になり(またあまり飛行機に乗る機会がなかったこともあり)、ずっとごぶさたでしたが、10年ほど前に伊丹-米子路線でYS-11に乗る機会がありました。
プロペラエンジンなのでエンジンの回転数の変化が良くわかり、また、高度も低いところを飛んでいるので、「今、なにをやっていてどういう状況にあるか」がとてもわかりやすい飛行機だと感じました。
(ちょうど雷雲の中を飛んでたのでちょっと怖かったですけどw)


航空法改正で民間機に義務付けられる空中衝突防止装置の設置に多額の費用がかかるため、というのが引退の理由のようです。
でも10月以降輸出されるフィリピンは安全規制が緩いということなんでしょうか(^^;


「国産旅客機」にあえてこだわる必要はないとは思いますが、日本の地方空港間を結ぶ近距離路線ではジェット機だと離陸してから水平飛行に移る間もなく着陸態勢に入ってしまうようなところがあります。素人考えですけど、そういうところはプロペラ機の方が燃費とか効率よかったりしないんでしょうかね。
近距離だと「飛行時間」の大半が乗り降り滑走路の順番待ちなので、速度はあまり影響がないと思うのですが・・・

それに航続距離が短ければ、ハイジャックして国外逃亡しようなんて輩もいないでしょうしねw


初就航以来41年ということなのですが、まあ、立派な定年ですね。

おつかれさまでした。
コメント
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