一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

ディープ・スロート

2005-06-06 | よしなしごと
元FBI副長官がウォーターゲート事件の「ディープ・スロート」だったと名乗り出たことが話題になってますが、本家「ディ-プ・スロート」といえば、リンダ・ラブレイス。

とはいうものの、アメリカで一世を風靡したポルノ映画、ということは知っていましたが、日本公開のときも「18禁」のはるか手前にいたので名前だけは聞いていたものの、見たことはありませんでした。
※僕にとっては映画もウォーター・ゲイト事件も、後から知った事の方が多い出来事です。


ググッてみると、さすがにヒットするサイトが多いのに驚きます(特に"Linda Lovelace"でhitする英語のサイトは相当多いです)。

あらすじ等は控えさせていただきますがアメリカでもポルノ映画としては記録的な大ヒットだったようで、社会現象に近いものがあったそうです。
※フランク・シナトラは原盤を入手して、自宅で上映会を開いたとか、いろんなエピソードがあるようです。


本人はこんな人だったんですね




普通っぽいとこんな感じです。



「ディープ・スロート」は6億ドル(1972年当時!)の収入を記録したが、リンダ・ラブレイス自身には1円も入らず、出演を強要した(最初の)夫が1250ドルを手にしただけだったとか。
※確かに芸名も安っぽいし、製作者もこんなに当たるとは思わなかったんでしょう。それにしても昔は今以上に搾取がひどかったんでしょうね・・・


その後リンダは1980年代に入り、最初の夫の暴力からポルノ女優までを語った自伝を発表し、ポルノ廃絶運動に取り組んだそうです。

その頃の写真



しかし残念ながら2002年に自動車事故で亡くなりました。享年53歳


本家の方は、FBI副長官以上にタフな人生だったようです。

本当は本人も存命で、反ポルノ活動家としてふたたび脚光を浴びたりしたらよかったのに、と思います。


※リンダ・ラブレイスの経歴について詳しくはこちらをご参照ください。
コメント (2)
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