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反安倍の中日新聞は、さっそく戦後レジームの温存を意図し始めた。

2013年01月03日 18時29分42秒 | マスコミ

さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」からの転載です。

東京新聞(中日新聞)はさっそく反安倍、反「戦後レジームからの脱却」を意識した世論操作を始めたようです。さくらの花びらさんの取り上げられたものは社説ですが、元旦からさっそく「犠牲の灯り」という連載が始まりました。今日はその二回目で、大東亜戦争において、米軍の攻撃を受けたサイパンの民間人が追い詰められてどんどん崖から身投げをして、玉砕していったというバンザイクリフの生き残りの人の話を載せていました。沖縄からサイパンに一家で移住し、9歳で父の背中におんぶされて崖から飛び下りた後、米軍に助けられたという人でした。

その人は嘘が嫌いということで、人生にあった幾つもの嘘を並べていました。それは、日本は神国だから絶対に敗けないと言われていたのに敗けたこと、米軍が捕虜を殺すと言われてきたのに米軍は捕虜を殺さなかったこと、日本政府は沖縄を本土並みに発展させるはずだったのに沖縄の失業率が全国最悪であること、などを書いています。

この中日新聞のいう嘘は、体験者の発言という形にして、嘘そのものが、ほんとに嘘だったという確定的な事実にして、読者にイメージ誘導を図るものです。

しかし、米軍が捕虜を殺していたのは嘘ではなく事実です。リンドバーグの日記はよく知られていますが、日本人の捕虜を飛行機から次々と投げ落とす、あるいは最初から捕虜など取らないつもりで投降させないように戦闘能力を失った日本兵を自動小銃で、のきなみ皆殺しにする。そして尋問の必要のある場合に限り捕虜を取るのであり、それ以外は、捕虜の世話という煩わしいことなどもしたくないので、とにかく捕虜を取らないで、たとえ相手がもはや戦えないとわかった場合でも、とにかく殺す、あるいは殺すことを楽しむという状態であったと書かれています。

またバンザイクリフも、アメリカ軍が何をしたか、サイパンでのひどい殺戮をまるで書いていないのですから、アメリカ軍に助けられたからアメリカ軍は最初から最後まで人道的であったかに思えるように書いてありますが、これは嘘です。これに関しては次記事で、ネズさんのひとり言から転載させていただくことにします。

さらに戦争をする時に、負けると言って戦争する国はありません。かならず勝つというに決まっています。またどんなに敗戦の不安があっても、いろいろなプラスの要素を数え上げて人心を鼓舞するのは当然です。スポーツの試合でもかならず勝つと言っていたのに負ける人がいますが、それは仕方のない事です。負けると言って試合する人はいません。それを嘘つき呼ばわりするほうがおかしいのです。

確かに神国という意識から、敗戦は非常なショックではあったでしょうが、そもそもこの戦争は天皇の意志に反して始められたものであり、天皇は当時唯一戦争に反対されたのですが、民主主義的多数決の決定に従って、その決定に御璽を押されました。これはある意味、神の意志を表すべきお方の意に反した戦争であったのですから、理屈からいえば仕方ないとも言えるのです。それでもこの日本という国が戦前戦後を通して、天皇を戴く国として、2600年以上の歴史を継続できたことは奇蹟と言えます。これこそある意味神国ならではのことだと思います。

 

さらに本土復帰後に本土並みの発展を約束したと言っても、最終的には、地元民の努力がそれを決定づけるのであり、貰うことばかりでは本当の発展はできません。いろいろな条件というのもあるでしょうが、こうしたものを嘘つきとして他を恨むのは基本的に間違っているとしか思えません。

 

安倍総理が唱える戦後レジームからの脱却とは、日本が侵略国家であるという戦後の自虐史観からの脱却です。さらに政府と日本国家を混同して同一視して、自分と国家が対立させて、国家を恨むという思考です。

日本が悪かったという史観、さらに自分と国家とを対立させて考える西洋民主主義的思考からは、基本的に日本が良くなっていくという事はありえない気がします。

日本を良くするには日本という国を愛さなくては無理です。日本は良い国であるという誇り、そして日本という国は、自分の内にあるという自覚、それがない人、ただの地球市民、国籍不明の市民には、権利を叫ぶことはできても、国のために奉仕する志は出てこないし、公に奉仕する精神は生まれないでしょう。

 

メデイアが日本人に戦後レジームから脱却させないようにする誘導、その裏には左翼陣営のみならず、特亜諸国の工作、さらにアメリカの工作、ロシアの工作、いろいろなものが関係しているようにも思えます。戦後レジームの脱却とは、険しい道であり、これらの勢力との戦いでもあります。一歩一歩進んでいくしかありませんが、何より一人ひとりの意識の変革が起ることが大事なことです。意識が変われば、社会の外的要因は自然に変わり始めます。真実の歴史を知ることが何より大切なことです。

 

 

 

転載開始

かつて戦争拡大を煽ったことは新聞の汚名。非武装、非侵略の精神を貫き憲法九条を死守する。やはり東京新聞は日本絶滅を望んでいるのです。

 

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かつて戦争拡大を煽ったことは新聞の汚名。非武装、非侵略の精神を貫き憲法九条を死守する
「外交問題の処理に最大の禁物は興奮と偏見である。公平を期する新聞でさえかなり不十分な報道をもって民間に無用の興奮をそそっている」
これは一九三一(昭和六)年九月十八日の旧満州・柳条湖事件を報じた新聞報道を批判した中央公論の巻頭言。
現在の尖閣諸島や竹島の領土問題で新聞は冷静なのか、肝に銘ずべき切言です。
 
日本の新聞の歴史で最も悔やまれ、汚名となっているのは満州事変を境にしてのその変節です。それまで軍を批判し監視の役割を果たしていた各紙が戦争拡大、翼賛へと論調を転換させたのです。国民を扇動していったのです。
その中で時流におもねらず敢然と戦ったジャーナリストといえば東洋経済新報の石橋湛山でした。帝国主義の時代にあって朝鮮も台湾も満州も捨 てろと説いた「一切を棄(す)つるの覚悟」や「大日本主義の幻想」は百年を経てなお輝く論説です。イデオロギーではない戦争否定の理念、ヒューマニズム、 学ぶべきリベラリストでした。
 
満州事変から熱狂の十五年戦争をへて日本は破局に至りました。三百万の多すぎる犠牲者を伴ってでした。湛山の非武装、非侵略の精神は日本国憲法の九条の戦争放棄に引き継がれたといえます。簡単には変えられません。
(2013.1.1 東京新聞)
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アホウドリというのがいます。アホウドリはなぜそのような名がつけられ、絶滅の危機に立たされたのでしょう。外敵がいなかったので人間が現れた時に防ぐことも逃げることすら知らなかったのです。
また、生まれた時から大切に平和に育てられた犬は、石を拾っても棒を持ち上げても何の警戒もしません。普通の犬や猫はすぐに逃げて目につくところにはいないでしょう。国際社会も同じです。
い まは平和なんだと思い込んでいます。たしかに周りで軍事行動や戦闘はありません。しかし、日本の国家主権は侵されていないでしょうか。北方領土は奪われた まま、竹島には上陸することも出来ず、尖閣には毎日のようにシナが領海付近に来て、今や領空侵犯も狙っています。民間人が何人、いや何百人も拉致されても 日本政府は手をこまぬいたままです。他国の利益は我が国の不利益です。軍事力のない外交力の弱さにつけいられていることは間違いないのです。しかもその相手国に性懲りもなく支援をしてきたのですから侮られて当然であります。
 
上の記事にある石橋湛山は、靖国神社を廃止しろと言ったり、明治神宮を建てることに反対した大正デモクラシーのリベラリストです。この石橋湛山の「帝国主義の時代にあって朝鮮も台湾も満州も捨てろと説いた」と東京新聞は書いていますが、本当に馬を鹿というくらい馬鹿です。
 
な ぜ日本は日清、日露戦争を国の命運を賭けて戦ったのか、歴史がわからないから単純にこういうことを書いてしまうのでしょう。日本が朝鮮を捨てたらロシアに 奪われてしまうのは明々白々でした。実際に日露戦争直前にはロシアが義和団の乱の後、満州に居座り、朝鮮にまで手を伸ばしてきて、誰の言うことも聞かなく なっていたのです。そのまま放置していれば間違いなく朝鮮はロシアの領土になり、次は日本とであったのです。また、満州は日本が日露戦争によって正式に得た権益があり、当時の「防共」のためにも満州はどうしても抑えておかねばならなかったのです。
 
また東京新聞は「十五年戦争」と書いて、満州事変から大東亜戦争を一緒にしていますが、満州事変は1933年の塘沽協定で停戦しているのです。その間の支那事変が起きる1937年まで、どの戦いを戦争というのでしょうか。日本が15年間も戦争をし続けてきたように書くべきではないでしょう。
歴史に学べば、1941年12月10日に大本営政府連絡会議で、今次の戦いは支那事変を含めて大東亜戦争と呼ぶとして、12月12日にそれを閣議決定しているのです。大東亜戦争に満州事変は含まないのです。
 
し かも”熱狂”の十五年戦争と書いてありますが、戦争をするように煽ったのは左翼であったのです。コミンテルン会議で「従来のように戦争に反対するのではな く、戦争に導いて日本を敗戦させる」の指令から、革新軍人や革新官僚、革新知識人、マスコミを使って日本を戦争に導いていたのです。
 
「湛山の非武装、非侵略の精神は日本国憲法の九条の戦争放棄に引き継がれたといえます。簡単には変えられません」
まさに、日本にアホウドリになれと言って絶滅させたいのでしょう。
 
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