小さな自然、その他いろいろ

身近で見つけた野鳥や虫などを紹介します。
ほかにもいろいろ発見したこと、気づいたことなど。

日本の放射線処理基準、いい加減に科学的研究結果に基づいて対処すべき

2014年03月07日 14時46分57秒 | 原発問題

3月11日が近づくにつれ、メディアは、福島原発事故により非難を余儀なくされ、故郷に帰れなくなった人々のことをとりあげています。

NHKでは、故郷を離れて暮らす老人の中には、老いて故郷を離れたことの悲しみ苦しみの気持ちから認知症になる人、故郷に帰れない絶望からストレスで亡くなる人など多いと言っていました。長年住み慣れた場所から離れ、全く知らない土地で生活し、新しい人間関係を築くというのは、若い人ならともかく老いた人々にはほんとに辛いことだと思います。人生の長い時間をかけて出来上がった心の安定と平和の基礎をほとんど失うようなものですから、寂しさははかり知れないでしょう。老いるほどに人間は、故郷の懐かしさに心惹かれるものです。

こんな話を聞くたびに、本当に避難は必要だったのかと思わずにはおれません。あの時の民主党内閣の酷さ、菅直人の百害あって一利なしのような存在が悔しく思い出されてなりません。

放射線に関しての最新の研究データは、この避難区域の線量では、危険ではないという結果が多く示されています。しかし、こうした最新の研究を取り上げるマスコミはほとんどありません。むしろ危険を煽るような報道ばかりです。しかし、実際にこの避難地区の現状が映し出されると、そこには、イノシシか野生化した豚かわかりませんが、元気そうに走り回っている映像が映し出されています。植物が枯れているような様子もありません。もし避難せずにここで暮らせていたら、多くの老人がどれだけたとえ不自由はあったにしても、避難場所での老後よりもずっと幸せだったのではないかと思わずにはおれません。

放射線医療の専門家の高田先生も稲先生も、アメリカのラッキー博士も微量な放射線は生物の抵抗力を高め、非常に健康を増進する作用があるとおっしゃっています。放射線を浴びる職業の人にがんが少ないというデータは本当にあるのです。なぜマスコミはこうした意見を全く取り上げないのでしょうか。この間の都知事選でも、マスコミは脱原発を後押しするような報道ばかりで、原子力の科学的で正確な情報や、また放射線に関しての科学的な研究情報を公平に取り上げる姿勢は全くありませんでした。

朝日は、反安倍が社是というし、ほとんどのメディアは、反保守、反自民であり、戦後体制の中で自分たちの有利な立場を築いてきた者達であり、それは基本的に、本来敵国であった米占領軍の意図を受け継いだのであり、それは当然反日本、反国家の立場となるのですから、反原発、脱原発という日本に不利な政策を支持することになって、恣意的な報道ばかりするのでしょう。

 

西村眞悟氏のブログでわが国の放射能制御について書かれていましたので転載します。

 

 つい最近の東京都知事選挙において、
原発廃止もしくは原発縮小の「脱原発」の候補者と
「原発推進」の田母神俊雄さんが争った。
 何しろ、我が国の総理大臣経験者二人が、「脱原発」を叫んで雪の中に立っていたのだ。
 マスコミも、その「原発」に焦点を当てて選挙戦を報じていた。
 ところが、都知事選挙が終われば、
「原発」への関心が急速に失われた。

 しかし、関心が失われても、
 福島では、双葉町や浪江町や飯舘村の住民は未だ家に戻れず、
除染という膨大な費用のかかる作業が続けられ、
「汚染水」が漏れるのを防ぐ為に福島第一原発の周辺を地下深くまで凍らせる計画が進行中だ。
 また、報道されないが、劣悪な労働環境のなかで黙々と福島第一原発内で仕事を続けている約五千名の人達(内、東京電力社員は千名)がいる。
 さらに、東日本の多くの農業や漁業従事者は、未だに「放射能汚染の嫌疑」の故に、収入の道を以前の通りに回復できないでいる。

 これらの措置は、細川、小泉に次ぐもう一人の「脱原発」の総理大臣経験者である菅直人氏が、現職の時に決定した基準に基づいて現在まで一貫して実施されているものである。
 そこで、せっかく都知事選挙で「原発か脱原発か」が議論されたのであるから、今一度立ち止まって、その菅直人氏が総理の時に決めた基準が合理的なのか否か点検する必要があると思うのだ。
 仮に、この基準が狂っておれば、それに基づく経済的、精神的損失は計り知れない。東日本復興の為につかえる資金が間違った基準の為に無駄に消尽されていることになる。
 よって、その基準を変更しなければならない。

 とはいえ、これから先は、ドクターと専門家の領域となる。
 そして私は、専門家ではないから権威のある意見は言えない。
 
 しかし、私は、低線量の放射能は、体に良いという専門家を知っている。例えば、アメリカのミズーリ大学名誉教授のトマス・ラッキー博士は、次のように述べている(日経新聞、92年7月25日)。
「私は膨大なデータを調べて、高レベルと低レベルの放射能では反対の効果があることを見つけた。
 微量な放射能は生体機能を促進する・・・成長を促し神経や生殖機能を高め寿命を延ばす。」
「英国の研究者が原子力施設で働く九万五千人を調べ、非原子力施設の労働者に比べガンや白血病の発生が少ないことを発見した。米国でも同じような調査結果がでている。」
 また、我が国の一般社団法人ホルミシス臨床研究会の代表幹事で東京女子医大准教授の川嶋朗先生は、放射線によるホルミシス療法の効果に関して豊富な症例を蓄積されている。

 また、凍結処理によって漏洩を防ごうとしている福島第一原発の「汚染水」のレベルの水は、アメリカでは「汚染水」ではなく、それでコーヒーを飲んでいる。
 さらに放射能の発ガンリスクであるが、日経新聞が2011年4月25日に「100ミリシーベルトで受動喫煙並み、肥満より低く」と報じた。
 100ミリシーベルトの放射能は、喫煙や毎日二合以上の飲酒より遙かに安全で、運動不足、塩分の取りすぎ野菜不足よりもまだ安全である。

 そもそも、福島第一原発事故によって放出された放射能による健康障害を訴えた人は何人いるのか。
 皆無ではないか。
 当たり前だ。あの原子爆弾が炸裂した広島の急性原爆致死症の主因は、爆風と熱線であり、「原爆放射線の関与は極微」である。
 原爆を落とされた広島や長崎は、除染などしていない。
 
 私の飯舘村訪問の報告は既に書いた。
 最初に飯舘村に入ったときは田母神俊雄さんと一緒だった。
 田母神俊雄さんは福島県郡山の出身だ。
 従って、都知事選挙において、田母神さんが、原発は日本に必要だと主張していたのは、郷里に於ける自身の体験と調査に基づいた主張だったことを付言しておきたい。
 さらに付言。
 三年にわたって霞ヶ関の官庁街の国有地の一角を不法占拠し、毎金曜日に国会前でドラを叩き笛を吹いて「反原発」の奇声を発する人々を観ていると、これは沖縄の反基地運動と同様の一連の反日運動、日本弱体化運動だと思わざるをえない。
 これから、原発を粗製濫造しようとしている中共とその同調国は、さぞかし喜んでいるだろう。
 
 
三年前、我が国の福島第一原発の原発建屋が水素爆発した情景は世界に放映され、世界は驚きと恐怖を以て成り行きを見守った。
 人類は、未来において、原発を稼働させようが止めようが、放射能を制御しなければならない。
 人類のエネルギー確保のための原子力利用は、既に止められない。
 我が国だけが原発を止めれば済む問題ではない。
 
 よって、福島第一原発の爆発を経験した我が国は、期せずして人類の為に放射能制御の最前線に立っている。
 従って、我が国には、
 福島第一原発で起こったことの実態を世界の専門家に公開し、
放射能に関して、何処までが安全で何処までが危険なのか、科学的な結論を促す任務がある。
 その結論の中に、現在まで漫然と続いている基準を採用した菅直人内閣の意図と決定プロセスと内閣の能力に対する評価も含まれるべきである。
 これらの教訓が、人類のこれからの放射能制御に役立つはずだ。
   
 
 
 
 
 
 
 
 
   


自然エネルギー五輪の欺瞞(三橋貴明氏のブログから)

2014年02月02日 15時28分24秒 | 原発問題

 

三橋貴明さんのブログから転載です。

ニコニコ動画の都知事選候補者討論は見てなかったのですが、どうやら田母神候補の発言は論理的にも、筋道が通って段違いに素晴らしかったらしいですね。

それにしても、他の候補は、脱原発やオリンピックの自然エネルギーによる実現論など、なんか夢想で語っているようですね。三橋さんの説明を聞いて、思っていた以上に自然エネルギーというのが、今の段階では、不安定で使えないものだとよくわかりました。しかも効率の悪さがひどすぎます。

自然エネルギーは環境にいいという刷り込みが、多くの人にあるようですが、実際には、太陽光にしても、広い土地を占領して、発電するのですから、そのために自然を犠牲にしていることをわかっているのでしょうか。山林も田畑も、実は多くの野生動物にはなくてはならないものです。それをただパネルを並べるだけのために、占領してしまうのですから、ほんとに良いことなのかと疑問が大きいです。

風力発電も同じです。大きなプロペラが、鳥にとって非常な危険物になるでしょうし、あるいはこの先大きい暴風雨が増えると言われている現代に、これらの風力発電が壊れたりしたら、かなり被害が出そうです。そうしたことも自然破壊のひとつではないのでしょうか。

ところで原発が危険だからやめろという人は、人類の進歩にともなって、あらゆる進歩が危険と隣り合わせだということを考えたことがあるのでしょうか。自動車だって、新幹線だって、一歩間違えば、大変危険なものです。しかし現代にはなくてはならないものなのです。原発も同じです。あらゆる危険を想定して対応措置を取りながら、安全に運転するのが科学技術の進歩というものでしょう。

将来にわたって人類は、益々エネルギーが必要となるはずですが、せっかくここまで進歩してきた原発技術、安全を確保する技術を捨てるという逆行がほんとに正しいことでしょうか。世界には、まだまだ発展途上の国が多いし、それらの国々の発展も考えれば、世界のエネルギーを原発なしでまかなえるのでしょうか。

それとも日本さえ脱原発すれば大丈夫と思って主張しているのでしょうか。すぐ隣りの韓国も中国も脱原発をする気はないようです。仮に脱原発で、放射能汚染の恐怖から完全に逃れられると思っているのなら、全くの間違いです。韓国のリスクは今もかなり危ないという噂です。原因不明で原発が自動停止していたり、放射線量を図ると、日本どころじゃなく多いという話です。

もういい加減に、情緒だけの感情論的原発論はやめて、もっと現実的、科学的な思考で述べてほしいものです。

 


自然エネルギー五輪の欺瞞(三橋貴明氏のブログから)

 

 昨日のニコニコ動画を拝見した感想です。

 


 田母神俊雄候補、素晴らしかったです! すべての質問に具体論(しかも整合性が取れている)で答えていました。といいますかか、具体論で答えていたのは、田母神候補と宇都宮候補の二人だけでしたね(宇都宮候補も、一部ひよりましたが)。

 


 細川候補は「脱原発」以外は何を言っているのかわからず、桝添候補はひたすら抽象論で逃げ切るという姿勢が見えました。東京強靭化、タモガミクス、都民税減税、公共事業拡大、中小企業対策、原発再稼働、地域コミュニティの復活。上記の政策はすべて整合性が取れており、かつ「財源」も明確です。

 


 とはいえ、またまた桝添候補に抱きつかれるのが嫌なので、財源問題は詳しくは書きません。田母神候補以外の各候補も、色々と金のかかる施策を主張していましたが、財源についてきちんと考えているんですかね? 正直、疑問を持っています。

 

 ちなみに、わたくしは宇都宮氏を支持する共産党と「現状分析」については、やたら気が合うのですが、経済対策、国家観、エネルギー問題、靖国問題、外国人地方参政権等については、1ミクロンも分かり合えるところがありません。(共産党はなぜか公共事業に頑なに反対するのです)
  
 さて、舛添候補までもが、
東京五輪の選手村などは自然エネルギーで実現」 
 と語っていましたので、自然エネルギーと東京五輪について考えてみましょう。(※自然エネルギー=再生可能エネルギーだと思います)

 


 大前提は、現在は未だに実用可能な大容量蓄電池は存在していない、という点です。無論、NAS電池は進化していっていますが、「街」のエネルギー供給を長時間に渡って賄うのは無理です。

 


 さて、選手村には数万人の選手、関係者が寝泊まりします。市町村レベルの電力供給を太陽光や風力で賄えるでしょうか。

 


 太陽光発電の問題は、
「夜は全く発電できない」
「曇りや雨の場合は、発電容量が激減する」
 という問題を抱えています。ついでに、パネルの「一部」に影が差すだけで、発電容量が十分の一に落ちてしまうのです。いずれにせよ、不安定極まりないです。

 


 そして、風力。風力は風が無ければ発電しない上に、風が強すぎても発電できません。(破損してしまうため、停止しなければならないのです)

 


 豆知識ですが、水力発電も「雨が多すぎる」と発電できません。理由は、水力発電はダムに貯めた水を「落とす」ことで発電機を回すためです。豪雨のとき は、ダムの下流も増水しているため、水を流すことができなくなってしまうのです(洪水になってしまいます)。というわけで、水力発電は豪雨のときは発電を停止します

 


 とあるライトノベル&アニメで、人口300万人都市の電力を風力で賄っていますが、何しろ科学技術が30年進んでいる都市です。都市の地下には巨大な蓄電池が埋設されており、風力発電の不安定性を補っているのだと思います(勝手な想像)。

 


 電力とは、安定的に供給されなければなりません。発電容量は「需要」に応じて調整されており、発電が少なすぎても「多すぎても」トラブルが発生します。(下手をすると、ブラックアウト(大停電))


 需要は時間帯でも大きく変わります。電力会社は需要を睨みながら、多様な発電所に指示を出し、50Hzもしくは60Hzで電力の周波数が安定するように、今、この瞬間も発電容量を調整しているのです。

 

 需要と供給を「一致」させなければならない以上、電力会社にとって、
「不安定で、発電できるのかできないのか、分からない」
 発電源ほど扱いにくいものは有りません。例えば、電力需要がジリジリと上昇し、
「よし、太陽光発電の発電量を高めろ!」
 と指示し、
「すみません、太陽が陰っているので、これ以上は発電量を高められません」
 では話にならないのです。これが原発や火力発電であれば、
「了解! それではタービンの回転速度を高めます」
 と、即座に需要に応じた供給調整が可能です。(但し、あらゆる発電源には「突如のトラブル」というリスクが常に付きまとっています)

 


 というわけで、自然エネルギー、再生可能エネルギーで選手村の電力を賄うのは、現在の技術では無理です。無論、十年後、二十年後に蓄電技術がブレイクスルーしていれば、自然エネルギーが電力供給の主役になる可能性はあります。とはいえ、六年後は無理です。

 


 実際に自然エネルギーで五輪をやろうとした場合、バックアップ電源としてLNGや石炭、原油で動く火力発電所をスタンバイさせておく必要があります。火力発電所はスタンバイ(自動車で言うアイドリングですね)の状態でも鉱物性燃料を食いまくるので、エコでも何でもありません

 


 また、昨日のニコ動の討論で宇都宮氏が、
「電気料金を引き下げるには、燃料の国際調達の際に交渉力を高めればいい」
 と、語っていました。これはまことに仰るとおりですが、日本の燃料調達の国際競争力が「極端」に落ち込んでいるのは、まさに原発を再稼働しないためなのです。LNGの売り手からしてみれば、日本が「他に選択肢がない」ことは理解しているわけで、交渉力は「売り手が圧倒的」というのが現実なのです。

 


 燃料調達の交渉力をつけたいならば、原発再稼働以外に方法はないのですよ、宇都宮さん。対中外交と同じで、LNGの売り手たちに、

 

「価格を引き下げないなら、話し合うぞ!」

 

 などとやっても、鼻で笑われて終わりです。


 というわけで、エネルギー分野一つ採っても、田母神俊雄以外の候補者、舛添氏、細川氏、宇都宮氏の主張は「妄想」「欺瞞」に満ち満ちています。電力供給の現場を全く知らないくせに、実現不可能なことを「綺麗ごと」で語り、耳触りのいいイメージで政策を語る。これこそが、日本の政治をここまで堕落させた主因なのだと思います。


 田母神俊雄は違います。田母神俊雄の政策は、全て「現場主義」「実践主義」に基づき構築されています。(結果的に、整合性も高い) 自然エネルギー五輪に代表される「夢想的政策」ばかりを並べ立てる人物ではなく、現実を見据え、実践的な解決策を提唱する田母神俊雄を、次の東京都知事に就けるため、皆様のさらなるご支援をお願い申し上げます。



「現実を見据え、実践的解決策を提唱する田母神俊雄を東京都知事に!」にご賛同下さる方は、

 

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脱原発で儲ける!再生可能エネルギー固定価格買取制度の逆さやにたかる偽善者たち

2014年01月16日 11時24分35秒 | 原発問題

脱原発をした場合の、代替エネルギーが火力発電に大きく頼らざるをえず、石油を海外に依存するわが国の安全保障を常に脅かす事になるという問題とはべつに、更に火力発電以外の再生可能エネルギーと言われる、太陽光発電、風力発電等の少量の発電システムについて、これが善良な国民というか、庶民からお金を奪い取るシステムになっていることを、三橋貴明さんが書いておられるます。実に適確な論点で述べておられるので引用したいと思います。

再生可能エネルギー特別措置法に基づく再生可能エネルギー固定価格買取制度、すなわちFITを三橋さんは、レントシーキングである、つまり、新しく価値即ち所得を生み出すものではなく、すでにある所得を横取りする手法とおっしゃっています。このレントシーキングを行う人々は、その仕組を知れば、偽善者というか、詐欺と言ってもいいようなずるさに感じられます。

近年日本の水源地を中国人が買い取るなどの問題が発生し、政府や地方自治体もいろいろ調べたりと対策を講じようとはしているようですが、最近はそれを太陽光発電の認可を得たりしているので、非常に対処が難しいという事情も起こっているようです。

 

 

ここから引用です。

FITほど「反市場原理主義」な制度は聞いたことがありません。何しろ、FIT事業者は太陽光や風力など、とにかく再生可能エネルギーで発電すれば、「無制限」に、「固定価格」で、「長期間(最大20年)」電力会社に電気を買い取ってもらえるわけです。無論、FITの買取代金は、電力会社が負担するわけではなく、「再生可能エネルギー賦課金」として、わたくし達一般の国民、企業が負担します。

 


 電気料金の領収書を確認してみてください。そこにバッチリ「再エネ賦課金」が計上されていることが分かるはずです。

 

 FITの仕組みは、電力市場がどうであろうとも「無制限に、固定価格で、長期間」電気を買い取ってもらえるという話で、これほど市場原理に反した 仕組みは、他に思い当りません。しかも、再生可能エネルギーで発電された電気に希少性があり、「どうしても、その電気でなければならない」という理屈があ ればともかく、原発だろうが火力だろうが、水力だろうが太陽光だろうが、発電される電気は単なる電気であり、さらに「電気単体」に品質の差があるわけでもありません。

 


 FITとは、要するに福島第一原発事故直後に国民の間に広まった「反原発」イメージを利用し、さらに菅直人という愚劣な総理大臣を利用した偽善者たち(別に、民間人だけではありません)が、まさにドサクサで通させてしまった再生可能エネルギー特別措置法に基づくレント・シーキングなのです。いわゆる、ショック・ドクトリンを完璧に決められてしまいました

 


 何しろ、FITは2011年7月という混乱期に通った法律なものですから、「抜け穴」が少なくありません。例えば、FIT事業者の「資本」に外資規制はありませんというわけで、わたくし達は再エネ賦課金として、FIT事業に投資した中国、韓国、ドイツ、アメリカなどの投資家に、せっせ、せっせと所得の一部を貢ぎ続ける構図になっています。

 


 さらに酷いのは、FIT事業について申請し、経産省の「認可を得た時点」の買取価格が適用されてしまう点です。普通は、FITによる「発電を開始した時点」の買取価格だと思うのですが、なぜか「認可時」になっています。

 


 ということは、FIT事業者は「とりあえず」認可だけ得ておき、太陽光パネルの価格が下落する(下落しています)のをじっくりと待った後に発電事業を開始す れば、利益を最大化できることになります。現行の法律上では、認可を得た数年後に事業を開始しても、認可時の買取価格が適用されます(しかも、「発電時 点」から最大20年間買い取ってもらえます)。買取価格は毎年引き下げられる傾向がありますが、認可さえ事前に得ておけば関係ないのです。

 

太陽光発電、悪質業者を排除…認定取り消し検討
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140112-OYT1T00935.htm

 太陽光で発電した電気の固定価格買い取り制度を巡り、経済産業省は、太陽光パネルが値下がりしてもうけが大きくなるまで発電設備を建設しようとしないなどの悪質な業者の事業認定を2013年度中にも取り消す検討に入った。
 昨年8月から進めてきた実態調査がほぼ終わり、必要な設備や土地すら確保していない悪質な事例が確認された。月内にも調査結果をまとめ、業者から事情を聞いた上で、個別に認定を取り消すかどうかを決める。
 固定価格買い取り制度は再生可能エネルギーで発電した電気を通常の電気より、高く買い取る制度。太陽光の場合、事業開始後、最長20年間、認定を受けた時の価格で買い取る。ただ、認定後、いつまでに発電しなければならないかの期限を決めていないため、太陽光パネルの価格が下がるまで待って事業を始めれば、もうけを増やせる。
 太陽光発電の買い取り費用は電気料金に上乗せされるため、事業開始を引き延ばす業者が多くなれば、利用者は本来、支払わなくてもよい電気料金を余分に支払うことになる。制度の不備が悪質業者を横行させる原因にもなっており、経産省は制度の見直しも検討する方針だ。』

 

 制度の見直しではなく「廃止」を、一日本国民として要望します。もっ とも、廃止をしたところで、すでに認可を得たFIT事業者に対しては、最大20年間、わたくし達は所得の一部を「再エネ賦課金」として貢ぎ続けなければな らないわけですが。(FIT事業者というレント・シーカーたちに貢いだ所得を取り戻す手段は、なくはありません。詳しくは「国富新論 」をお読み頂くか、現在、執筆中の「電力崩壊(仮)」をお待ち下さいませ)

 

 興味深いことに、日本では「脱原発!」「反原発!」の声が高まれば高まるほど、FITが正当化され、わたくし達(「脱原発!」とか言っている人を含む)の所得の一部がFIT事業者や投資家に献上されていくことになります。そういう構図が「作られている」わけでございます。

 

 脱原発を個人的に主張するのは「価値観」の問題なので、別に構いません。我が国には言論の自由もあります。
 わたくしは「エネルギー安全保障」の観点などから、脱原発に反対していますが、
エネルギー安全保障など、どうでもいい
 と言われてしまえば、それまでです。

 


 とはいえ、脱原発の声が高まることで、「誰か」が利益を得る構図が作られつつある、あるいは作られてしまったことだけはご理解頂きたいと思います。
 一部の善良な国民が叫ぶ「改革」や「脱原発」の声を利用し、「特定の企業や組織の利益」を図ろうとする偽善者たちは、間違いなく存在するのです。



 


高田純先生が登場『民主党の基準は科学から逸脱』拍手喝采!! 平成25年4月5日

2013年04月11日 16時56分52秒 | 原発問題

高田純先生が登場『民主党の基準は科学から逸脱』拍手喝采!! 平成25年4月5日

 

My favorite ~Osaka, Japan~からの転載です。

福島の農水産物の風評被害のことを聞くにつけ、ほんとに腹立たしく思います。原発アレルギーというか、あまりにもパニックに陥っている国民が多すぎです。がれき受け入れすら、反対する有様には、同じ日本人かとすら思います。

しかしこのパニックを煽るような左翼反原発団体、あるいはマスコミなどのイメージ誘導の記事は、被災地の復興を著しく妨げています。全く科学的な理論を無視した感情論で、汚染ばかり強調するマスコミ、世界の放射線学会の最新の研究が一度もマスコミで報じられたこともなく、放射線専門の高田先生の話も取り上げられずにいて、エネルギーが経済成長に欠かせないというのに、脱原発ばかり唱えるマスコミ、日本の足を引っ張っているとしか思えません。

そんな状況を嘆かわしく思っていたら、この記事です。なんと高田先生が国会で証言されるとは、時代が少しづつ変わり始めているんだと、心底感じました。

今まで隠されていたものが、歴史のみならず、こうした原発や放射線に関しても、正しい理論が公になりつつある時代になったと言う気がしました。

以下、高田先生の発言をざっとまとめてみました。

放射線防護学は最も医学的なリスク研究が進んだ分野であり、今回の事故でも、科学的にはどういうリスクが有るかがはっきりとわかっている分野である。

前政権の時から、現地の科学的な調査が殆どなされずに、20キロ圏内のブラックボックス化が進んで、放射線はゼロが一番いいという誤った判断で、いろんな形の規制が始まった。

自然界には天然の放射線があって、カリウムの放射能はおよそ成人一人に4000ベクレルくらいあって、この場に100人くらいれば、40万ベクレルの放射線がここにある。人類はゼロの放射線の中にいるわけではない。基準に関しても、きちんと科学的に見ていく必要がある。今の基準は科学的なものから逸脱している。

 

以下転載です。
 
ついに国会に高田純先生が呼ばれる時代になりましたね。
 
18分15秒くらいまで飛ばしてからご覧下さい。
 
 
 
非科学的な民主党の「魔女狩り=脱原発」。
 
滅茶苦茶な風評被害を政権与党が作り、
 
政局の為だけに基準値を下げて、農水産業を壊し、
 
福島を見殺しにした民主党前政権。
 
 
 
 
脱原発猿、民主党議員、偽装民主党議員、
 
7月には民主党狩りでこいつらを完全に一掃して
 
綺麗な日本を作りましょう。
 
 
 
 
 
風評にいつまで踊っているのか、日本人は?
放射能から逃げてPM2.5を浴びる人たち。
脱原発、最後のあがきは「活断層」。
放射線と発ガン、国連の結論を日本人なら知りましょう!
卒原発、未来の党のアンケート改竄、「グレート・リセットの巻」
原発の未来の党に「未来」はない。
脱原発バカには念書を書かせろ
「イラナイ」バカこそ日本には「要らない」
脱原発バカと学生運動バカ、どちらも何も得るものは無い。
ソフトバンクを批判できる放送局がここに・・・
原発がとまる地獄を見れるか?
日本人なら節電なんかしてはいけない。
脱原発「素人」、竹田恒泰を批判
脱原発ツアーはお金がもらえる。
政府主催の「やらせ脱原発」は批判されないのか?
放射脳真っ青 NHK(捏造放送協会)がICRPから訴えられる
さようなら、山本姉弟!
株主総会で政治家が胴元を務める異様性
カン違い市長&副都知事は日本の邪魔。
アサヒ新聞も河野太郎も武田邦彦も・・・脱原発派は全てウソ
さようなら、山本太郎!
武田邦彦先生、私、悲しいです・・・
田母神閣下の山本太郎狩り
ソーラーパネルでは全く原子力の代わりにはならないってこと
ダライ・ラマ14世も科学的・社会学的に原発は必要と主
放射能のホントの話
福島の原発事故が原因でガンは起こらないが、避難により死亡者は増える。(中川恵一博士)
福島の風評被害を無くし、原発再稼働せよ (ロイター)
アリソン教授(オックスフォード大学)「原発の被災者は帰宅させよ」
原子力ほど安全で、火力ほど危険で、太陽光ほど役に立たないものはない。
脱原発やってるヤツにロクなヤツはいない・・・
「東電悪玉説」から見えてくる将来
ジェームス・E・アワー 日本よ原発に背向けてはならぬ
日本人なら脱原発なんて言えるワケない。
エコ幻想の終わり
「脱原発」が間違いだと知らぬは「恥」
福島事故後も原発支持増加 英 科学協会
岡崎久彦 低レベル放射能それほど危険か
日本人はなぜ放射線に弱いか?
福島原発廃炉後、再利用方法について
「放射能」という集団ヒステリー
放射能被害のウソ! 福島は健康エリアだ!
 
転載終わり
 

 

 


放射線と発ガン、国連の結論を日本人なら知りましょう!

2013年01月25日 22時19分39秒 | 原発問題

My favorite ~Osaka, Japan~からの転載です。

この記事は先日、WATCHさんのブログから転載したものと内容は同じですが、民主党の対応政策がいかに間違っていたかをしっかりと述べておられるので、もう一度記事にしました。特に、日本の放射性物質の基準値を低くした政策は、これはちょっと異常です。これは福島の生産者をいじめているような政策だったと思います。この放射線恐怖を煽る反原発運動家、マスコミ、そして民主党政府の政策による風評被害で、どれだけ福島始め、東北の復興が妨げられたか、それを思うと許されないと思います。

それから西田昌司議員の動画もあるので、見ていただきたいと思います。今まで、マラーの仮説が間違っていることは多くの科学者が指摘していましたが、ついに国連がその真実を、データによる正しい検証結果を発表しました。

がれき処理など、あるいは被災地支援のイベントなどが、不必要におかしな市民からの抗議を受けて中止されました。正しい科学的な知識をもとにしているわけでもないのに、こうした恐怖を煽るような、同じ日本人とは思えない、不当な主張で、どれだけ福島の人々が傷つけられたかを考えると、特にマスコミの対応は、許せないと思います。放射線のホルミシス効果のことや、低線量率放射線が無害という主張のことを全く報じなかったのですから、マスコミはどこも皆、反原発を煽る偏った報道をしていたと考えます。

この表で見る日本の基準値の低さ、考えられないと思います。自然界の放射線のことはどう考えていたのでしょう。ほんとに不必要な低い基準値であり、これは過敏に反応しろと言っているのと同じであり、これでは生産者は安心して生産できないし、復興もできません。

 

 

 

 

放射線と発がん、日本が知るべき国連の結論


2013/1/17 7:00  ニュースソース  日本経済新聞  電子版

脱原発猿の諸君、もういいかげんにあきらめなさい。
 
福島は安全だ!
 
 
 
 
西田昌司先生の動画で要約された内容をご覧下さい。
 
 
 
 
英語原文はこちらから
 
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日本語訳からの抜粋
 
 

 
つまり、約0.1シーベルト(Sv)または10 rem以下の放射線の被曝(ひばく)は大した問題ではない。
 
 
 
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が提出した。低線量の被曝の影響は非常に不確かなも のであるため、UNSCEARとしては「低線量の被曝と大人数を掛け合わせて、自然放射線量と同等以下のレベルで漸増的な被曝によって健康被害を受ける人 数を推定することは勧めない」と述べている。
 
 
 
  重要なのは、通常の議論は短期間(一度)に強烈な放射線に被曝することを想定しており、同じ量を1年といった長い期間をかけて被曝した場合、影響はさらに 小さくなることだ。つまり毎月0.1Sv(10 rem)を被曝すれば影響はあるかもしれないが、年間で同じ0.1Svを受けた場合は、慢性にせよ、急性にせよ認識できるような影響は一切ない。
 
 
さらにUNSCEARは、一昨年の福島の原発事故による識別可能な人体への影響はなかったとしている。「影響無し」としているのだ。
 
 
 
 
地球上のどこを見ても、被曝量が年間0.1Sv (年10 rem)以下のケースで、LNT仮説を裏づけるような識別できる影響が出ている集団はない。自然放射線量が年間0.1Sv(10 rem/年)を超える中東、ブラジル、フランスでさえそうだ。
 
 
 
 
福島の事故後、国民の放射能への不安が高まっていることがメディアで報じられたため、日本政府は不安を静めようと基準値を従来の半分に抑えた。だが不安が静まらなかったため、基準をさらに引き下げて国際基準の10分の1にした。
 
放射能は思っていた以上に危険である、国内の食品は有毒だと伝えれば、国民が安心すると思ったのだろうか。彼らは正気だったのか?
(正気じゃないよ、民主党政権だもの! れおん注)
 
 
この結果、国民は日々口にしている食品にさらに不安になるという意図しない影響が生じ、安全な食品は危険なカテゴリーに入れられ、食品輸出は抑制され、経済的・社会的損害はさらに広がった。
 
 
 日本人はいわれ無き制裁を加えられるべきではない。だがこのような最近の動きや UNSCEARの報告書からは、日本人が制裁を受けているのは明らかだ。食品の放射性物質の基準値を引き下げる理由はなかった。半減期の短い放射性核種が 既に崩壊してしまったことを思えば、なおさらだ。誤った前提の一つは、日本人が汚染された食品しか摂取できないというもので、これはとんでもない見当違い だ。国際的な基準値は確固たる根拠にもとづいて設定されており、それを引き下げることは日本の農家や消費者をさらに痛めつける以外、何の役にも立たない。
 
 
 
                        抜粋おしまい 
 

 
 
イメージ 2
        ↑これを見れば、一目瞭然。
 
 
米国、EUの安全基準を大きく上回った規制値設けてるなら、サルは騒げばよい。
 
 
大きく下回って危険を煽ってることにサル君たちは騒がないのかね? ( ´艸`)ムププ
 
 
 
 
私の考えはやはり正しかった。
 
LNT仮説は間違っているにも関わらず、インチキ学者が煽ってサル達が騒いだので、どんどん福島の復興は遅れたのである。
 
 
 
不必要な除染には1円も金をかける必要はない。
 
 
食品も何の問題もない。
 
 
低線量放射線はむしろ体には良い!
 
 
 
 
 
稲博士も事故当初から非難を受け続けながらも、一貫してその安全性を説き、全くブレなかった。(私もw)
 
 
 
ブレない正論は強い。
 
 
 
間違った迷信と 真実の科学、どちらをあなたは信じますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
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