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秘密保護法案、西村幸祐氏、国家安全特別委員会で参考人陳述

2013年11月21日 11時22分39秒 | 国家の安全

 先日19日に衆議院の国家安全特別委員会に西村幸祐氏が参考人として意見を述べられました。

現在、秘密保護法案に対して、メディアでは国民の知る権利を侵害しないかどうかが盛んに議論となっています。

これはこの法案の必要性を全く語らずに、そのあら探しから論議を始めようとする姿勢に見えて、この法案によって不利となる勢力、つまり日本でスパイ活動を行ない工作活動を行う外国勢力やその親派とも言える勢力の、為にする議論ではないかとさえ思えてきます。

国家機密を保護することになぜ反対するのでしょうか。国民の生存と安全を守るために、外国に知られてはいけない国家機密というのは、かならずあるのが当然であり、その秘密を簡単に外国に売り渡す、又は外国のスパイにやすやすと入り込まれても何ら防御できないシステムというのは、西村さんも言っていたように、独立国家としての体をなしていないと言えます。

スパイ天国と言われて久しい日本ですが、冷戦体制のもと、アメリカの保護のもとで、箱庭国家あるいは、誰かが言ったサファリパークのような国家であったから、それですんできたとも言えます。

しかしもはやそういう時代ではなくなりました。日本は本当の独立国家とならなければ、国家としての生存すら危うくなりつつあります。

国民の知る権利を振り回すメディアについて、西村さんは、ソ連崩壊後に流出したソ連KGBの秘密文書の一つで、イギリスで出版されたKGB職員であったニトロフィンの文書のことを述べておられます。昭和30年代からの日本の与野党の政治家が実名で列記されていて、さらに多くのメディアで、コードネームで呼ばれる人間が存在していたことが書いてあるそうです。つまり、政治家やメディアの中に、ソ連KGBのエージェントがいたということです。その状況は、今も変わらず続いているのです。だからこそ、スパイ天国日本であり、その状況はおそらくもっとひどくなっていることでしょう。

このような状況で、メディアを本当に信用できるでしょうか。

実際、メディアの報道を見ると、今ではインターネットで動画でも紹介されるような出来事が、テレビや新聞ではほとんど報道されないことも多くあるのは知られたことです。また印象操作が行われていることも多く知られています。このようなメディアが既に日本の国民を裏切っていることを、国民は、西村氏の言う通り、肌で感じてきているのです。

ぜひ、この動画の西村さんの陳述を見て、秘密保護法案が、今の日本には、絶対必要であるという現実をしっかりと認識して頂きたいと思います。


 

西村幸祐(参考人 評論家・ジャーナリスト 一般社団法人アジア自由民主連帯協議会副会長)