日本核武装講座からの転載です。
脱原発を表明している新党が多いですね。特に日本未来党なんて、脱原発を目標に結成とは、脱原発こそが日本に絶対必要で喫緊の課題と思い込んでいるのでしょうか。
脱原発以上に大事な問題はないとでも言うのでしょうか。尖閣問題や中国の反日運動など、あるいは韓国との竹島、北朝鮮の拉致問題、そして憲法問題等、日本が国家としての自覚をそろそろ振り返るべき時期、そういう国民の機運も出ているのに、エネルギーの減退を起こすようなことを、印象操作に乗せられて決めてしまって、ほんとうに大丈夫でしょうか。
脱原発ということが日本にどのような影響をもたらすか、よく考えもせずに、安全安心という言葉を信じてうかつに賛成して、民主党の政権交代の時にような期待はずれに後で泣く事のないように、もっとよく実情を見なくてはいけません。
転載開始
独電力、相次ぎ大幅値上げ=再生エネ補助拡大で
大手のEnBWは、キロワット時当たり料金を2.49ユーロセント引き上げる。年間消費が2900キロワット時の2~3人世帯の値上げ率は10%強で、 年間では約9000円の負担増となる計算だ。大手バッテンファルも、年2200キロワット時の消費量の世帯で料金が13%増となる値上げを決めた。
西村眞悟氏のホームページに行ってみました。石原慎太郎氏と共に、日本国憲法無効破棄論を主張されている西村氏が太陽の党から出馬するはずだった選挙区からは元維新側の地方議員が出るということで、どうするかという問題があったのですが、結局比例区から出馬ということが決まりました。出来れば選挙区から出て欲しかったのですが、合併したので仕方ないのでしょう。
西村氏はいつも正論をはっきりと言われていましたが、ホームページの記事は心を打たれる内容がいつも書いてあり、本当に当選して頂きたいと切に願うばかりです。
拉致被害者のことを他人事だと無関心な政治家も多いですが、実はこの問題は国家と国民のあり方を示しているとも言えます。イエスは一匹の迷った羊のために、他の羊を残して探しに行くと言われましたが、一匹を大事にできないものは他の全てもやはり大事にはできないものです。一人を見殺しにする国は結局国民を守る気のない国家です。戦後の日本は平和主義と言いながら、一人を見殺しにして泰平の世を自分たちさえ謳歌すればいいという考え方であり、個人主義利己主義の国でした。
国民一人ひとりが国民としてどうあるべきかを問いなおして、国家のあり方を見直す時期です。
西村氏の最近二日間の記事を転載させて頂きます。

ロータリーには五百名を超える人々が集まってくれており、上に登ると松井大阪府知事が演説をしていて、その横に新しく第十七選挙区の候補者となった堺市議の馬場君がいた。そして、橋下大阪市長が登ってきた。
松井知事の演説が終わり、私にマイクが回された。
さて私は、この寒さに向かう中で行われる選挙において、候補者はもちろん、全日本国民は、北朝鮮に拉致され長年にわたって抑留されている同胞(はらから)が、如何なる思いで寒さを迎えているか、常に意識していなければならないと思う。
そうでなければ、前の選挙のように、彼等拉致被害者と国民救出の国家的課題を忘れて、ただ自分らだけの安楽を訴える「生活第一」選挙に堕ちてしまい、結局、三年後には現在のように国家崩壊の危機に見舞われる。
否、これを繰り返せば、三年後には日本はなくなる。
私の演説の要旨、概要は、以下の通り。
十日前(十一月十三日)は、この泉ヶ丘駅前で、この西村眞悟は、「たちあがれ日本」の西村として朝立って皆さんに挨拶していた。六日前(十六日)の夕方は、「太陽の党」の西村として立っていた。
そして、これからは、この横にいる馬場君が立つ。
よろしく頼みます。
何故こうなるのか。それは、我々太陽の党と日本維新の会が合体したからだ。
何故合体したのか。それは、石原慎太郎代表が言う「大義」のためだ。
その「大義」とは、戦後体制から脱却して祖国の未来を拓くことだ。
皆さん、三年前、自民党ではダメだ、あの政治はこりごりだ、だから自民党を見限り民主党に「一度やらせてみよう」と政権を移したのだ。
そしてこの結果は、斯くも無惨に我々の前に在り、民主党政権の御陰で国が無茶苦茶になっている。
考えてみれば、自民も民主も、ともに戦後体制の中で育った表裏一体の政党で、これは、自民民主の総体としての「戦後体制」が、既に我が国を担えなくなっていることを、我々に示している。
その閉塞状況のなかで、大阪では、橋下知事の「大阪維新の会」が、自民党にはあきあきし民主党に絶望した「何とかしてくれ」という民意を吸収し、前にいる多くの維新の会の市会議員と府会議員を誕生させた。
これは、大阪において、自民でもない民主でもない、つまり戦後体制からの脱却の動きが起こったということだ。
従って、この大阪の動きを、力を合わせて国政に拡大するために、国政において真に戦後から脱却して祖国を再興させようとしていた我々と日本維新の会が合体した。
皆さん、我が国家の課題を具体的に感じて欲しい。
今季節は寒さに向かっている。北朝鮮は日本よりもっと寒い。この北朝鮮に、突然、拉致され家族と祖国から切断された拉致被害者が五百名近く抑留されている。
自民も民主も、北朝鮮が日本人を拉致していることを、知りながら見て見ぬふりをしてきた。日本政府が拉致被害者は十七名と言っているが、これは嘘だ。被害者は、五百名近くいる。
その拉致被害者にとって、寒くなり年末年始が迫ってくる今の季節が一番つらいのだ。
帰国できた拉致被害者五名の内の一人はこう言っている。「年末が迫ると、来年は日本が救いに来てくれるといつも念じていた。しかし、年が明けても救いはなかった。がっかりして、力が出ない。こういう年月が続いた。」
ナチスによって強制収容所に入れられたユダヤ人の死亡率は、十二月二十四日のクリスマスが終わると急上昇したと言われている。彼等は、今年のクリスマスこ そ収容所から出て自由になれると念じながらクリスマスを迎えていた。しかし、その希望がかなえられないと判ったとき、気力を喪失し亡くなっていたのだ。
皆さん、今、極寒の北朝鮮で、拉致された日本人同胞は、このナチス収容所のユダヤ人達と同じ境遇におかれている。
十三歳で拉致された横田めぐみさんも、救出を待っている。
皆さん、この同胞、この自国民を救おうとしない国家に未来はないのです。
日本人拉致被害者救出、これこそ、現在日本の切実な国家的課題であるということを、どうか片時も忘れないでいてほしい。
平成九年、私は石原慎太郎さんと、尖閣視察の計画を練り、それを実行した。そして、国家は断固として領土を護らねばならないと国民に訴え続けてきた。
石原慎太郎さんは、今、日本維新の会の代表だ。
また私は、十年間、北朝鮮に拉致された日本人を救出する議員連盟の幹事長として、会長の平沼赳夫さんに仕えともに歩んできた。
平沼赳夫さんは、今、日本維新の会の国会議員団団長だ。
私は、領土と国民を救うという国家の切実な課題に、石原慎太郎代表、平沼赳夫団長らとともに取り組んできた。そして、これからも取り組んでいく。この取り組みが、国政の最大の動きとなるとき、我が国は閉塞状況から脱却できる。
戦後体制とは、この領土と国民を救うという課題に取り組めない体制なのだ。だから行き詰まった。
従って、皆さん、この我が国の未来を拓く、この大きな動きに参加しご支援をいただきたい。

そして、さらにお伝えしたいことがある。
それは、この西村眞悟が、支えられているもの、だ。
解散後、「斯くの如く総選挙に臨む」ことを決めたここ数日の間、郷里堺の人々に会い、全国の人々と連絡をとりあってきた。
そして私は、お会いできた人、お話をすることができた人から、何をいただいたのか。
それは、人の情けのありがたさだ。
涙を流してくれる人がいた。なんでなんだと怒っている人もいた。昨夜にお電話をくれた方は、投票用紙には「西村眞悟」としか書きたくないと言われた。
道ですれ違う人が、「あっ、西村さん、頑張ってや」とたびたび言ってくれた。
皆、心配してくれていた。同時に、皆、励ましてくれた。
嗚呼、僕は、この皆さんの思いに支えられてきたのだ、とあらためて、ありがたさがしみじみと心に満ちた。
「太陽」と「維新」合流後の私の泉ヶ丘での街頭第一声(十一月二十三日)は、拉致被害者救出の呼びかけだった。まさにこれが我が国政の最大の課題だ。
昨日(二十五日)の午後、八尾で行われた「もう待てない 直ちに拉致被害者全員を奪還しよう」(大阪ブルーリボンの会主催)集会に参加すると、
私と同じように、この度の選挙の最大の課題は、拉致被害者救出だと演壇から獅子吼する講師の青山繁晴氏が、演壇から私を「西村さんが参加している」と会場に紹介してくださった。すると満席千五百名の参加者が拍手で迎えてくださった。
集会終了後も、控え室で、私が励まさねばならない拉致被害者家族のご高齢の横田滋さんご夫妻や有本明弘さんご夫妻に、「お体に注意して頑張ってください」と励まされた。逆だ。
本年春、久しぶりに刊行した新著の冒頭で、
「私は『我が日本』によって生かされ、またそのために死ぬのは喜びである」と書いた。
その日本人は情の民族だ。それは、数学者の岡潔先生が指摘されたことだ。そして日本人の情は、悠久の昔から続く「日本」から生み出されている。
この「日本」とは、万世一系の天皇を戴く和の国で、ここから日本人の情が生み出されているのだ。
それ故、私は、この晩秋、
心にしみる人の情けをいただき、
祖国日本の情に支えられ、
祖国から使命を与えられているのを感じる。
このありがたさ、ここに記して思いをお伝えせずにはおれません。あらためて、
万世一系の天皇を戴く祖国日本に生まれたことに、心より感謝し、
人の情けのありがたさを思い、
不肖の私を、今まで励まし支えていただいた皆様に深謝申し上げます。
そして、
今が、まさに祖国再興の混沌の前夜なのです。
私は、ここに使命を見いだしているのです。
このためには、石原慎太郎、平沼赳夫とともに、如何なる事にも耐えうるのです。
切に、これからもどうかよろしくお願いいたします。
世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」からの転載です。
「軍事的抑止力ない限り、外交発言力はない」とはさすが石原慎太郎氏、はっきり、ズバリと言い切りましたね。外交というのは、自国の国益を賭けての戦いの場だというのが世界の常識です。それを日本人は今まで友好だとか、平和だとか、空想のお花畑で妄想し過ぎていたのです。友好すらも、自国の利益にならない友好はないのです。同盟国と言いながら、アメリカの経済政策に日本がどれだけゆずらされて経済を悪化させなくてはならなかったか考えれば、ただで手に入るものはないのだということを知るべきです。
日本がG8などの国際会議に出ても存在感がないと言われ続けたのがなぜだか考えるべきです。軍事力がなくアメリカの保護のもとに安全を確保しなくてはならない日本がアメリカ追随の道から外れることなどできなかったのは当然です。
国力、独立、自由、平等、すべて武力によってかちえられるものであり、武力のみによってかちえられるものであり、武力のみによって護られるものである。これは従来も現在も、階級闘争における普遍的な原理である。」(中国共産党の機関誌『人民日報』(1964年6月24日)
この人民日報の言葉は真理だと言えます。武力のない国に真の独立も自由も平等も国際社会においては得られないことを知るべきです。

講演で石原氏「軍事的抑止力ない限り、外交発言力はない」
中国については「日中が友好に進むことは両国にとって好ましい」としながらも「あのシナの覇権主義に侵され、日本が第二のチベットになることを絶対好ま ない。ノーというときはノーと言う」と強調。対中対策に関しては「米国との同盟は必要だが、領海が侵されつつあるフィリピンやベトナムと同盟のようなもの を組むことが、積極的で強い、したたかな外交だ」と述べ、中国周辺諸国との連携を重視していくべきだと訴えた。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)につ いては「賛成だが、何もかも自由化するのには反対だ」と語った。
中国については
近野滋之・民族主義者の警鐘からの転載です。
橋下維新の会と石原慎太郎氏そしてたちあがれ日本が合併したことは、非常な違和感があり、基本的な考え方が違いすぎると思っていましたが、やはり橋下氏の考えは自衛隊を国防軍と呼ばないという主張からも解るように、国軍を認めたくない考えのようです。TPP賛成といい、脱原発といい、日本の自立ということを本気で考えている人ではないように思います。
一見保守に見えるけれど、言っていることが微妙に保守とは違いがある人物です。この記事は解りやすいので、最期まで読んで頂きたいと思います。マスコミの印象操作、安倍氏を貶めようとする手法も段々盛んになってきています。騙されないようにしたいものです。
日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)は23日のテレビ朝日の番組で、自民党が衆院選公約に盛り込んだ憲法への「国防軍」明記について「(自衛隊の)名前を変えるのは反対だ。国民的な反発を買うような名前に、自衛隊員もこだわりはないだろう」と述べた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000065-jij-pol
維新の石原慎太郎代表が核保有のシミュレーションの必要性に言及したことに関しては「今の段階で日本が核武装の道を歩むことは、あってはならない」と強 調しつつ、「国民の生命をあずかる政治家である以上は、核についてしっかり頭に入れることは当たり前だ」と理解も示した。
時事通信 11月23日
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賛成
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73%
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18182 票
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反対
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24%
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5881 票
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どちらともいえない
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4%
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995 票
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自民党が公約した「国防軍」 賛成の人は73%http://yukan-news.ameba.jp/20121123-346/
自民党は衆議院選の政権公約を「日本を、取り戻す。」としたが、その中に「国防軍」を盛り込んだ。これに対して人々はどう思っているのか? ヤフーニュー スのクリックリサーチでは、「衆院選公約に憲法への『国防軍』明記を盛り込んでいます」としたうえで、「国防軍の保持に賛成? 反対?」と質問をした。
23日11月23日16時42分現在、「賛成」が73%(7827票)で、「反対」が24%(2522 票)、「どちらともいえない」が5%(482票)となった。
「賛成」の人からは「今現在領土・領海を犯されいるのに、攻撃出来ない今の憲法が異常。即刻改正すべき」「米軍に頼り過ぎの自衛隊ではなく、思う存分に日本周辺で活動可能な日本の軍隊に昇格させないといけない」といった国防の観点から賛成の人が多かった。
また、「言葉遊びはもううんざり。自衛隊は海外から見れば立派な軍隊。名前を変えれば、国民の意識も変わる」とそもそも「自衛隊」という言葉自体が実体を表していないとの指摘も。
「反対」の人は「日本に軍隊は必要ない!平和な国日本のイメージが壊れる!」「軍隊にしたら攻撃される可能性が高くなる。自衛隊のままで、軍事力を上げるべき」と戦争を危惧している。
前出「言葉の解釈」についてだが、反対派からは「『自衛隊は軍隊ではない。』なんて建前で軍隊なのは百も承知してる。だがその建前こそが最大級に重要なんだよ!!」という意見も出た。
11月23日アメーバニュース
選挙区はじゃんけんで決めていい…橋下氏http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121123-1050782.html
日本維新の会の橋下徹代表代行は23日、テレビ朝日の報道番組で、みんなの党の渡辺喜美代表に対し電話で、「なんとか一本化で一つのグループになろう」と、合流を呼び掛けたことを明らかにした。東京都知事選告示日の29日までの決着を目指す。
橋下氏は「以前は折り合いがつかなかったが、今は新しい日本維新の会だ。みんなの党の皆さんに入ってきてほしい」と述べ、吸収合併を目指す意向を示した。
渡辺氏に対しては「国のことを思うなら、自分たちの勢力、ポジションは関係なく、大英断を下してほしい」と伝えたとした。
日本維新の会とみんなの党は22日現在、8都道府県18選挙区で競合している。これについて橋下氏は「選挙区は最後はじゃんけんで決めてもいい。僕も代表代行の立場にこだわっていない」と強調した。
一方、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表との連携については、「ない」と、あらためて明言した。(共同)
11月23日 日刊スポーツ

民自党首、討論会で対決も【12衆院選】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000121-jij-pol
野田佳彦首相(民主党代表)と安倍晋三自民党総裁が直接対決する公開討論会が近く開かれる可能性が出てきた。討論会には民主党が前向きで、安倍氏も23日、正式に要請があれば応じる意向を周辺に伝えた。
討論会は、民主党の安住淳幹事長代行が22日のテレビ番組で、同席した自民党の菅義偉幹事長代行に打診していた。両党が合意すれば、12月4日の衆院選公示の前で日程調整するとみられる。
国会での14日の党首討論は、首相が安倍氏らを相手に終始優位に論戦を進めたとの受け止めが一般的で、民主党はその再現を期待している。安倍氏は逆襲の機会と捉えているとみられる。
時事通信 11月23日
嘘ダネ、安倍さんが最初の発言の時に「買いオペ」と発言してるところをカットして
「建設国債を直接買い取るという発言を軌道修正した」との大嘘報道
スタジオに甘利さんがいたのだから、そこはすぐに反論してほしかった
あとは政権公約に国防軍と明記し「物議をかもしている」と一方的な解釈のナレーション



>>644
昨日地元FM局の短時間のニュースでも軌道修正したって言ってた。
あたかも批判されたから発言を変えた、ぶれたって感じにしたいんだろうな
新田均のコラムブログからの転載です。
先日、ヒラリー・クリントン氏が中国批判の演説をしたという記事を載せましたが、中国の政治家は愛国心を国民に求めながら、自分は祖国を捨てて蓄財に励んで家族を移民させるというなんとも不思議な生き方をする人がほとんどらしいです。また韓国でも、一族の繁栄の前には、国を喰い物にして利益を貪る政治家も多く、そのため政権末期には親族が逮捕されたり、政権を離れたら自分も逮捕されるという事態が多く起こっています。
もちろん日本でも個人の利益を貪る人がいないわけでありませんが、それでもこれらの国ほどではありません。さらにもっと昔の時代は、日本人には国のために自分の命を投げ出しても、国を護ろうとした人が多くいました。
日本と中国韓国の愛国心はどこが違うのか、この違いは日本においては忠孝一致にあるということを皇學館大学教授の新田均先生は述べておられます。
国家が統一を保ち、崩壊しないという一番の要素は、「歴史的継続」の意識にあるといえるのではないでしょうか。個人や一族という存在と国家とを比べて、国家をより高位に位置づけるもの、それは自分を祖先からの歴史的継続の流れにおいて見るとき、日本では祖先の築き愛した国家として、その中心に天皇の万世一系を見、祖先が忠義を尽くした天皇を同じくその子孫として同じように忠を尽くすことで、祖先への孝も全うできることになっていました。
これが日本人の歴史を2600年以上の長きに亘って継続させてきたのです。若し忠孝が一致していなかったならば、中国や他の諸国と同じように、必ず革命が起こり、分裂が起こり、日本という国家が今まで長らえることは出来なかったでしょう。
今政府で皇室典範改正のための民意を問うという話がありましたが、日本における天皇の万世一系を保つというのは、国家にとって歴史的継続を保つということであり、それが日本の国家の継続を保つということにつながると思います。決してこの原則を壊すことなく、男系を維持することに、全力をつくすべきです。

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日本の歴史を決定づけた神話と伝承(『祖国と青年』平成12年11月号)
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『日本書紀』正文の記事にしたがって、日本の国土の誕生から神武天皇の即位にいたる神話伝承の粗筋を述べれば以下のようである。
一、まず天と地が分かれ、クニノトコタチノ尊からイザナギノ尊・イザナミノ尊まで、神代七世と言われる神々が誕生する。次ぎに、イザナギノ尊・イザナミノ尊が日本列島の島々と木の神や草の神をお生みになる。
二、イザナギ・イザナミの二神は日本の国を治める者を生もうとされるが失敗する。最初に生まれたアマテラス大神と、次ぎに生まれたツクヨミノ尊は素晴らし すぎて「天上」の支配者となり、次ぎに生まれた蛭児は脚が立たなかったために放棄され、次ぎに生まれたスサノオノ尊は乱暴すぎて「根国」へ追われる。
三、スサノオノ尊が高天原にやってきて、アマテラス大神と誓約(うけい)をされたことによって、オシホミミノ尊が生まれ皇統が開かれた。ところが、その後 のスサノオノ尊の乱暴によって、高天原は混乱に陥り、アマテラス大神は天石窟に隠れてしまう。しかし、様々な神々の活躍によって、アマテラス大神は再び天 石窟から出現し、天上の秩序が回復される。
四、高天原の秩序が整って後、オシホミミノ尊とタクハタチヂ姫(タカミムスビノ尊の娘)との間にニニギノ尊が誕生し、統治者として地上に降されることにな る。しかし、地上のには邪神が横行していたために、まず臣下の神々が平定のために使わされ、何回かの失敗の後に、ようやくオオナムチノ神(大国主神)の国 譲りによって、ニニギノ尊の天孫降臨が実現する。
五、ニニギノ尊が日向の高千穂峰に降臨して後、その子のヒコホホデミノ尊、またその子 のウガヤフキアヘズノ尊と、三代にわたって日向の地を治められる。そして、またその子のカンヤマトイワレビコノ尊(神武天皇)の代になって、日本の統治を 命ぜられたタカミムスビノ尊とアマテラス大神のご命令に応えるために、日本の中心地へ進出することを決意し、様々な困難を克服して大和を平定し、都を築 き、第一代の天皇として即位される。
シナの歴史書と違い、日本の『古事記』『日本書紀』は、以上のような神話伝承を冒頭においている。このことの意義は何だろう。
『日韓併合への道』(文春新書)の中で呉善花さんは、朝鮮近代化の遅れを決定的なものにした要因として、自分の一族(宗族)の繁栄だけを願う「外戚勢道政 治」の横行を挙げ、「自分の属す宗族の繁栄に尽くすことこそが最大の徳目、祖先への孝だったからである」と書いている。つまり、朝鮮においては、祖先への 孝は国家(あるいは王室)への忠とはつながっておらず、極論すれば、一族の繁栄のために国家(あるいは王室)を犠牲にしたとしても、それは祖先に対する不 孝にはならない、ということであったようだ。この文を読んで私は、神話伝承を歴史記述の冒頭においた古代日本人の英知とその恩恵の深さとに思いを致さない わけにはいかなかった。
日本の神話伝承の基本構造を一言で言えば、それは「忠孝一致」ということになる。神話には様々な神々が、伝承には様々な豪族が登場するが、色々な出来事を 経て、結局、天上には天照大神を中心とする秩序が整い、地上にはその反映として、天皇を中心とした秩序が整うという物語になっている。その際、神々や豪族 は天皇の臣下、協力者、帰順者として描かれている。このような先祖物語を尊重し、継承してきたことの意義は大きい。すでに先祖が天皇を中心とした物語の秩 序に組み込まれてしまっている以上、どの豪族にとっても、自分の一族の利益さえ追求すればそれだけで先祖に孝を尽くしたことなる、とは言えない構造が出来 上がってしまったていたからである。
たとえば、藤原氏の先祖である天児屋命は、天照大神が天石窟に隠れられた時には、天石窟の前でその 御出現を祈り、天孫降臨の際には、高皇産霊尊からは皇孫のための祭祀を、天照大神からは神鏡の防護を、それぞれ命じられている。したがって、藤原氏にとっ て、一族の繁栄のみを追求して、国家皇室の繁栄を無視するなどということは、決して先祖に対する「孝」とはなり得なかった。古代においては一族というのは 最も強力な私的関係であったと思われるが、それをも超える価値として、天皇を中心とした公的秩序を描き出すことにより日本神話は歴史に重大な影響を与える ことになったのだと、私は考えている。








