小さな自然、その他いろいろ

身近で見つけた野鳥や虫などを紹介します。
ほかにもいろいろ発見したこと、気づいたことなど。

戦後レジームの脱却には、冷静で長い目で見る必要。

2014年03月24日 13時40分22秒 | 政治

安部総理が河野談話を継承すると国会で宣言されてから、支持率が少し下がったという話を聞きましたが、荻生田自民党総裁特別補佐が、検証の結果新しい事実が出れば、新しい談話を出せばいいと述べられたことで、かなりの国民がホッとした気持ちになったのではと思います。

安部総理を信じていますし、安部総理が日本の戦後レジームからの脱却にむけて綱渡りのような慎重さで、二歩進んでは一歩下がるという難しい政策運営をなさっているという話に、国民の一人として世論の助けと成るようにと支持していますが、それでも、中々進まない情勢や、後退に見える場面には、心が憂鬱になることもあります。

萩生田光一自民党総裁補佐

そんな中、ブログ「博士のひとりごと」の今日の記事を見ると、博士は、「雨が止むのをじっと待つ猫のような、冷静に、今少し先読みを淡々となす日本人の「眼」が必要な時」とかいておられました。わかっているつもりでいたのですが、思わずそのとおりだと反省いたしました。河野談話継承や移民政策などのニュースについ一喜一憂している昨今でした。まだ決まったわけでもない政策に、心を動揺させていてはどうにもなりません。改めて心構えを強く持ち直しました。

博士は首相たるべき器についても言及され、安部総理が方便も使いながら、反日勢力を内包する自民党という党内をまとめあげて、最終的にうまく目的の方向へと誘導するように、知恵を絞って政治をやられているのだということを非常によく分かる文章で書いておられました。

保守系に思える人から批判などが上がることもありますが、安部総理への直接的な批判ではなく、国民の世論となる、正しい歴史認識の共有、愛国心の共有こそが、安部総理の戦後レジーム脱却の一番の手助けと成るのではないでしょうか。保守分断や、安倍総理失脚をねらう工作に乗せられないようにしなくては、今が大事なときに取り返しの付かない事になりますからね。

博士の独り言 III ‐ 日本防衛チャンネル

 

 


移民政策よりも、人工妊娠中絶という命を軽視する政策をやめるべき

2014年03月15日 12時43分33秒 | 国家の安全

 内閣府が、移民受け入れの本格的な検討を始めたというニュースに、本当に腹立た しい思いがします。だいたい経済諮問会議という組織自体が、なぜそんな大事なことを決める権限があるのかと言う気がします。選挙で選ばれたわけでもないの に、有識者などという肩書は、一般国民よりもはるかに深い知識と洞察力を持っているかのようにイメージさせます。しかし、それはあまりに国民を馬鹿にして いるのではないでしょうか。誰が、どういう審査でこの人達を選んだのか、それもわからないままで、その議論の結果が国政を左右するなどというのは、おかし いです。どこが民主主義なのでしょう。



 欧米を見れば、移民政策の失敗は明らかであり、ヨーロッパなどは、もう遅きに失しているものの、その転換を図ろうと苦心していま す。なぜ、この現状を反面教師にして、考えないのでしょうか。わが国が、移民を大量に受け入れれば、これら欧米と同じ問題が起ることになります。

三橋貴明さんも、これは自然国家であるわが日本国が移民国家すなわち人口国家に変わってしまう重大事だとおっしゃっていました。こんな重大なことを選挙で選ばれたわけでもない人々が決めるのは、あまりに僭越なことと思わないのでしょうか。

三橋さんは、これは経済的自虐史観であるとおっしゃっています。

以下引用



「高齢化で日本は衰退します」

「グローバリゼーションに逆らってはなりません」
「生産年齢人口が減り、地方からの人口流出が止まりません」


「だから、外国人の移民を増やしましょう!」


 というロジックになっているわけですが、そこに「自分の国の経済は、自分たち国民が成長させる」という気概や「魂」はないのです。根底には、「日本はダメな国」「日本は衰退する国」という思想が根付いているからこそ、すぐに、
「外国(外国人)に頼ろう!」
という発想になるわけで、「移民問題」は戦後の自虐教育の延長線上にあることが分かります。

 


 日本は古事記日本書紀の 神話では、天の益人(あめのますひと)、即ち人口がどんどん増える国だと書かれています。それは黄泉の国から逃げ帰ってこられた伊邪那岐命(いざなぎのみ こと)と追いかけて来られた伊耶那美命(いざなみのみこと)が黄泉との境である黄泉平坂で千引岩を挟んで対峙され、伊耶那美命が一日千人を殺すと言われた 時に、伊邪那岐命はそれならば一日千五百の産屋をたてるといわれ、亡くなる人よりも生まれる人のほうが多くなることを宣言されたからです。

もし現在、人工妊娠中絶がこれほど安易に軽く行われることがなくなれば、人口は自然に増えていくのです。自然に反逆したようなことを法律で認めているから、人口が減少していくのです。


 日本が日本としての個性をこの先持ち続けていけるかどうかは、日本が自 然国家であることが重要です。グローバリズムという一見民主的に見えるものに騙されてはいけません。民族がその民族としての個性を大切にする事こそが世界 に貢献できる価値なのです。世界中皆同じにしてしまって、誰がいったい幸せに成るのでしょうか。

 自然保護とか言いながら、そして自然の多様性を重んじなくてはいけない と言いながら、人類の文化文明から多様性をなくしていくのがグローバリズムです。多様性というのは、その国その民族の個性です。努力なくしては守られませ ん。それぞれの国が個性を守ることは、移民政策ではできません。

多民族と共生などと甘いことを言っていて、どんどん自分たちの生き方を変えられていくのです。日本が多民族国家となり、いつか外国からの帰化移民が多数の政治家となり、官僚となり、総理大臣と成るような社会となった時に、どうして日本の文化伝統が守られるでしょうか。


 移民政策を考える前に、日本人の大切な小さな命、胎児の命を守るべきです。もちろん日本人にかぎらず、どんな胎児の命も守るべきです。日本が生まれるべき胎児の命を守っていく社会になった時に、自然に人口は増え、自然国家としての日本は存続していくことでしょう。




<中絶1日2000人>この日本のような堕胎数は世界でも異例 「妊娠6週・赤ちゃんの画像公開」

2014年03月13日 12時23分49秒 | いのちを守る、人工妊娠中絶問題

一般社団法人「いのちを守る親の会」◆京都本部 ◆<公式ブログ>

から転載しました。

中絶児がどれほど残酷な殺され方をされているのか、多くの人は考えません。戦争で、子供たちや赤ちゃんが、残虐な殺され方をした話を聞くと、私たちは非常 な憤りを感じますが、お腹の中の胎児を人工妊娠中絶するということに関しては、まるで病気治療の手術を受けたのと同じような感覚で、それを妊婦さんに勧め たり、本人も仕方のない事だという思いで、それを受けたりします。

しかし、もし戦争における残虐行為と同じくらいひどいことだと思ったら、本当に仕方がないで済まされるでしょうか。手も足も臓器も、6週間で胎児は出来上 がっています。たとえ小さくても、手術後の掻き出された胎児の遺体は、完全な赤ん坊の姿をしていて、しかもそれが切り刻まれた姿で出て来ます。そのあまり の残虐さには、目を覆いたくなります。

胎児は、中絶という言葉を聞くと、心音が上がるという話もあります。まだ言葉もわからないはずなのに、何故か分かるらしいのです。胎内記憶を研究している 池川医師によると、生まれる前の赤ちゃんは、すべて言葉も理解しているそうです。それどころか受胎前からの記憶があるというのですから、人間は目に見える 肉体以前に霊的な存在だということかもしれません。

中絶される胎児は、非常に心音が上がって、中絶器具から、必死に逃げようとあがきます。その悲惨さを、仕方がないなどと容認してもいいのでしょうか。子宮 というのは、子の宮と書きますが、本来神から授かったいのちが宿る神聖な場所であるから、神の命を宿す神の宮という意味だとおっしゃった方もいました。

その神聖な場所で、親から守られるはずの胎児が、親によって殺されるのです。これは胎児にとっても、親、特に母親にとっても、非常な悲しいことであるの は、確かなことです。中絶をした母親の多くは、その悔恨の気持に苦しめられる人が多いのです。それは、自然に反する行為、本来やるべきでない行為であると 心の底ではわかっているからです。

経済的理由で、中絶が行われる日本、一人いるから二人目はいらない、二人いれば、三人目はいらない、そんな理由で親が子を殺す、あるいは外聞が悪いという 事情から殺す、このような中絶で、年間100万人以上の胎児が殺される国は、異例だそうです。平和に見える日本がこのような中絶を繰り返していることを、 マザー・テレサは悲しまれ、日本は貧しい国だと言われました。そして勇気をもって、中絶をやめ、育てられなければ、里親に頼むことで、胎児を殺すことは絶 対にしないようにと、訴えられました。

胎児の悲惨の上に築かれた豊かさなど、本当の豊かさではありません。多くの青少年問題を見てきた人が、非行、いじめ、引きこもり、金遣いの荒さなどの問題児をもつ親は、たいてい中絶経験があるとおっしゃっていました。

霊的な話には、拒否反応のある人もいるでしょうが、そんな話は別としても、下記の記事の悲惨な画像は、文明国を自認する日本において、この胎児殺しが、道義的に決して許されないということを、明確に示しているのではないでしょうか。


 
この記事は1カ月に
  100人の赤ちゃん
   をすくっていると言われ
     ている貴重な記事です。
 
 昨日も2人の方から
  お礼の電話がありました。
    (「知る事の重み」です。)   
 

 
※本当はこのような画像は
      見せたくありません。
 
しかし日本では
 「母体保護」のためという
   のではなしに経済的に
 
  「無理だから」という理由で
     1日に2000人以上の
 
 赤ちゃんが下記の如く
   中絶され続けています。
 
 私たちは、飢死者が予想された
  終戦直後(昭和20年代)にできた
   「経済条項」をいまだに
      適用しているわけです。。 
 
   
 好きで中絶する
    人など一人もいません。
 
 しかし私たちは安易な
    中絶には反対します。
 
 そのことで赤ちゃんが
    救われるからです。。
 
 
「日本の医療
  を考える会」様による
      掲載の要請とご協力により、
 
赤ちゃんを一人でも多く、
 
 救っていただくために本日の
  辛い辛い内容の啓発ページ
   苦しい選択の上、掲載しました。
 
 
 (今後はもう、掲載いたしません。。)
   辛い方も多いのは十分
     にわかりますがこれから
 
      救われる赤ちゃんのために
       了承下さいませ。。。 
 中絶を考えている方は

     この記事を見てください

   妊娠して困っている人は

     この記事を見てください

    昨日も1日、2人の方から

   この記事を見て中絶する
    のをやめて赤ちゃんを守って
       あげることを決めました
       ・・・と、感謝の
        電話を戴きました。

 胎児を殺さないで (提供画像)

匿名:「日本の医療を考える会」
  様より提供いただきました。

《注意》
  4枚目からは中絶画像が
   あるので見たくない方は
       見ないでください。

   赤ちゃん(胎児)は、

    6週目で臓器もでき
      手も足もできます。
 
   お母さんに守られて
     お母さんを信じて
      お腹で待っています。

 

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  真実から目を背けないでください。                              
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  生きる使命を受けて
    授かった尊い命です。。                              
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   掻き出される赤ちゃんは
     逃げようとします。。

 

 
    赤ちゃんの
     心音は恐怖で異常に
         早く鳴ります。。。。                               
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  日本では年間中絶数が
   20万人~30万人と言うけれど、
 
  実際の数は
   何倍も多いようです。。
 
  「多くの赤ちゃんは闇から闇に
    葬られることも多いそうです。」
 
   性質上、正しい
    申告が為されないからです。
 
   ただし・・中絶に
     使用される薬自体の量は・・
 
   申告数の3倍から5倍は使用
       されているようで・・
 
  専門の方にお聞きすると
   やはり、申告も実際は
 
    3分の1から5分の1で
       あろうと言う事でした。。。
 
   やはり年間に、100万人は
     堕胎されているであろう
         と言う事でした。。。
 
 このような犠牲の上に
  「平和」や「安寧」や「繁栄」が
    成り立つはずがありません。                      
 
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戦後1億5千万人以上が
 闇から闇に葬られている日本。
 
 このような国は特別のようです。
 
   マザーテレサは
    「中絶は暴力であり」
      こころの貧しさであると
 
   嘆かれました。。。         
                            
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 惨い画像を見せて
   申し訳ありません。
 
 しかし、知らないから
   あまりに多くの赤ちゃんが
 
      殺され続けている事実も
             あるのです。
 
   私たちは「責める」
      のではありません。
 
むしろ、辛い経験のある方には
 寄り添い共に泣きたいと思います。
 
   苦しい経験のある方はケアもして
      いますのでご相談ください。
 

全国47都道府県対応。      
 一般社団法人

 

  「いのちを守る親の会」
  (0774)23-7077
 FAX(0774)66-5299

 

 

 赤ちゃんの       
   いのちを救いたい。 

 


 

一般社団法人     
「いのちを守る親の会」

 


イメージ 2

 

1             [検索]ホームページ

 

   ≪入会案内もあり≫

 

 

 


 

 

 


マスコミによって失われる日本人の知る権利と日本人が得るべき心の富

2014年03月08日 10時10分58秒 | マスコミ

2011年のまだ震災の傷が生々しかった頃、世界フィギュアロシア大会のエキシビションでのフジテレビ放送の話を聞きものすごく腹がたったことを覚えていますが、ソチ五輪で再びこの話がネットでの話題にのぼることが出てきて、このことが実は本当に悪質なマスコミの報道操作だとつくづく思うようになりました。

先日来、NHKの反日的な報道に対して、三宅博衆議院議員が、国会で激しく追求された動画を見て、そのズバリと歯に衣着せぬ論調にいたく感動したものですが、それと同じように、このフジテレビも国会で追求する事ができないだろうかと思ったりします。

世界大会の放映権を得てメディアを代表して放送するからには、誠意のある報道をすべきであり、それをしなかったということは、国民を裏切っていることになるのではないでしょうか。ロシアが、国家として日本国民に対して励ましのメッセージを送ってくれた、言わば国から国への心の贈り物を、フジテレビは、日本国民に届けなかったのです。それは、贈り物を運送会社に届けるようにと頼んだものが、途中で捨てられて、相手には届かなかったというのと同じではないですか。

メディアは編集権と称して、いろいろなものを国民に隠したり、あたかもそうではないものをそうであるかに見せたりと印象操作で別物に作り変えたりしますが、あまりに度が過ぎる編集をやり過ぎです。そして、この2011年の世界フィギュアでの出来事は、ロシア国民の温かい思いやりを悲しみの中にある日本国民に届けずに捨ててしまったというのは、あまりに犯罪的な行為だと思います。国会で断罪されても良いのではないでしょうか。

マスコミが国民の知る権利を奪い続けることで、日本人が世界からの励ましや尊敬の言葉を知ることが出来ないのは、日本人が本来得るべき心の富を盗まれているようなものです。あるいはそうでない反日国家からの場合ですら、幅広い知識やあらゆるデータを得て国民が正しい判断を下す材料と成るものをマスコミが隠すのですから、やはり知識を盗まれていると言えます。

秘密保護法で「知る権利」を連発したマスコミが、どれほど国民から奪ってきたかを思えば、見当違いな知る権利を振りかざすマスコミの欺瞞があまりに醜く思えてなりません。

 

 

「2011フィギュア選手権」でロシアが東日本大震災で苦しんでいた日本にエールを送る!
氷上の日の丸を囲み世界が黙祷 ⇒ フジテレビ、すべてカット!代わりにキムヨナ特集 

http://www.news-us.jp/article/389698310.html

629 :(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2014/02/24(月) 03:07:35.89 ID:0+SZKctF
これ知らんかった(´;ω;`)

2011フィギュア世界選手権は、
震災で東京大会が中止となり急遽ロシアで開催される。
震災で傷つき消沈している日本に対し、
ロシアは心からの同情と配慮を示してくれた。
 


氷上の日の丸を囲み世界が黙祷するシーン
no title



しかし放送権を握ったフジテレビは
↑の日本への励ましのシーンを
全面的にカットし、
キムヨナ特集にすり替える 

編集を行った。
だから日の丸を囲んで
世界が手をつなぐ厳かで美しいシーンを、
ほとんどの日本人は
見ていない。
これほど残念なことはない。

(しかも韓国のキムヨナはボイコット)


日本の放射線処理基準、いい加減に科学的研究結果に基づいて対処すべき

2014年03月07日 14時46分57秒 | 原発問題

3月11日が近づくにつれ、メディアは、福島原発事故により非難を余儀なくされ、故郷に帰れなくなった人々のことをとりあげています。

NHKでは、故郷を離れて暮らす老人の中には、老いて故郷を離れたことの悲しみ苦しみの気持ちから認知症になる人、故郷に帰れない絶望からストレスで亡くなる人など多いと言っていました。長年住み慣れた場所から離れ、全く知らない土地で生活し、新しい人間関係を築くというのは、若い人ならともかく老いた人々にはほんとに辛いことだと思います。人生の長い時間をかけて出来上がった心の安定と平和の基礎をほとんど失うようなものですから、寂しさははかり知れないでしょう。老いるほどに人間は、故郷の懐かしさに心惹かれるものです。

こんな話を聞くたびに、本当に避難は必要だったのかと思わずにはおれません。あの時の民主党内閣の酷さ、菅直人の百害あって一利なしのような存在が悔しく思い出されてなりません。

放射線に関しての最新の研究データは、この避難区域の線量では、危険ではないという結果が多く示されています。しかし、こうした最新の研究を取り上げるマスコミはほとんどありません。むしろ危険を煽るような報道ばかりです。しかし、実際にこの避難地区の現状が映し出されると、そこには、イノシシか野生化した豚かわかりませんが、元気そうに走り回っている映像が映し出されています。植物が枯れているような様子もありません。もし避難せずにここで暮らせていたら、多くの老人がどれだけたとえ不自由はあったにしても、避難場所での老後よりもずっと幸せだったのではないかと思わずにはおれません。

放射線医療の専門家の高田先生も稲先生も、アメリカのラッキー博士も微量な放射線は生物の抵抗力を高め、非常に健康を増進する作用があるとおっしゃっています。放射線を浴びる職業の人にがんが少ないというデータは本当にあるのです。なぜマスコミはこうした意見を全く取り上げないのでしょうか。この間の都知事選でも、マスコミは脱原発を後押しするような報道ばかりで、原子力の科学的で正確な情報や、また放射線に関しての科学的な研究情報を公平に取り上げる姿勢は全くありませんでした。

朝日は、反安倍が社是というし、ほとんどのメディアは、反保守、反自民であり、戦後体制の中で自分たちの有利な立場を築いてきた者達であり、それは基本的に、本来敵国であった米占領軍の意図を受け継いだのであり、それは当然反日本、反国家の立場となるのですから、反原発、脱原発という日本に不利な政策を支持することになって、恣意的な報道ばかりするのでしょう。

 

西村眞悟氏のブログでわが国の放射能制御について書かれていましたので転載します。

 

 つい最近の東京都知事選挙において、
原発廃止もしくは原発縮小の「脱原発」の候補者と
「原発推進」の田母神俊雄さんが争った。
 何しろ、我が国の総理大臣経験者二人が、「脱原発」を叫んで雪の中に立っていたのだ。
 マスコミも、その「原発」に焦点を当てて選挙戦を報じていた。
 ところが、都知事選挙が終われば、
「原発」への関心が急速に失われた。

 しかし、関心が失われても、
 福島では、双葉町や浪江町や飯舘村の住民は未だ家に戻れず、
除染という膨大な費用のかかる作業が続けられ、
「汚染水」が漏れるのを防ぐ為に福島第一原発の周辺を地下深くまで凍らせる計画が進行中だ。
 また、報道されないが、劣悪な労働環境のなかで黙々と福島第一原発内で仕事を続けている約五千名の人達(内、東京電力社員は千名)がいる。
 さらに、東日本の多くの農業や漁業従事者は、未だに「放射能汚染の嫌疑」の故に、収入の道を以前の通りに回復できないでいる。

 これらの措置は、細川、小泉に次ぐもう一人の「脱原発」の総理大臣経験者である菅直人氏が、現職の時に決定した基準に基づいて現在まで一貫して実施されているものである。
 そこで、せっかく都知事選挙で「原発か脱原発か」が議論されたのであるから、今一度立ち止まって、その菅直人氏が総理の時に決めた基準が合理的なのか否か点検する必要があると思うのだ。
 仮に、この基準が狂っておれば、それに基づく経済的、精神的損失は計り知れない。東日本復興の為につかえる資金が間違った基準の為に無駄に消尽されていることになる。
 よって、その基準を変更しなければならない。

 とはいえ、これから先は、ドクターと専門家の領域となる。
 そして私は、専門家ではないから権威のある意見は言えない。
 
 しかし、私は、低線量の放射能は、体に良いという専門家を知っている。例えば、アメリカのミズーリ大学名誉教授のトマス・ラッキー博士は、次のように述べている(日経新聞、92年7月25日)。
「私は膨大なデータを調べて、高レベルと低レベルの放射能では反対の効果があることを見つけた。
 微量な放射能は生体機能を促進する・・・成長を促し神経や生殖機能を高め寿命を延ばす。」
「英国の研究者が原子力施設で働く九万五千人を調べ、非原子力施設の労働者に比べガンや白血病の発生が少ないことを発見した。米国でも同じような調査結果がでている。」
 また、我が国の一般社団法人ホルミシス臨床研究会の代表幹事で東京女子医大准教授の川嶋朗先生は、放射線によるホルミシス療法の効果に関して豊富な症例を蓄積されている。

 また、凍結処理によって漏洩を防ごうとしている福島第一原発の「汚染水」のレベルの水は、アメリカでは「汚染水」ではなく、それでコーヒーを飲んでいる。
 さらに放射能の発ガンリスクであるが、日経新聞が2011年4月25日に「100ミリシーベルトで受動喫煙並み、肥満より低く」と報じた。
 100ミリシーベルトの放射能は、喫煙や毎日二合以上の飲酒より遙かに安全で、運動不足、塩分の取りすぎ野菜不足よりもまだ安全である。

 そもそも、福島第一原発事故によって放出された放射能による健康障害を訴えた人は何人いるのか。
 皆無ではないか。
 当たり前だ。あの原子爆弾が炸裂した広島の急性原爆致死症の主因は、爆風と熱線であり、「原爆放射線の関与は極微」である。
 原爆を落とされた広島や長崎は、除染などしていない。
 
 私の飯舘村訪問の報告は既に書いた。
 最初に飯舘村に入ったときは田母神俊雄さんと一緒だった。
 田母神俊雄さんは福島県郡山の出身だ。
 従って、都知事選挙において、田母神さんが、原発は日本に必要だと主張していたのは、郷里に於ける自身の体験と調査に基づいた主張だったことを付言しておきたい。
 さらに付言。
 三年にわたって霞ヶ関の官庁街の国有地の一角を不法占拠し、毎金曜日に国会前でドラを叩き笛を吹いて「反原発」の奇声を発する人々を観ていると、これは沖縄の反基地運動と同様の一連の反日運動、日本弱体化運動だと思わざるをえない。
 これから、原発を粗製濫造しようとしている中共とその同調国は、さぞかし喜んでいるだろう。
 
 
三年前、我が国の福島第一原発の原発建屋が水素爆発した情景は世界に放映され、世界は驚きと恐怖を以て成り行きを見守った。
 人類は、未来において、原発を稼働させようが止めようが、放射能を制御しなければならない。
 人類のエネルギー確保のための原子力利用は、既に止められない。
 我が国だけが原発を止めれば済む問題ではない。
 
 よって、福島第一原発の爆発を経験した我が国は、期せずして人類の為に放射能制御の最前線に立っている。
 従って、我が国には、
 福島第一原発で起こったことの実態を世界の専門家に公開し、
放射能に関して、何処までが安全で何処までが危険なのか、科学的な結論を促す任務がある。
 その結論の中に、現在まで漫然と続いている基準を採用した菅直人内閣の意図と決定プロセスと内閣の能力に対する評価も含まれるべきである。
 これらの教訓が、人類のこれからの放射能制御に役立つはずだ。