小さな自然、その他いろいろ

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ほかにもいろいろ発見したこと、気づいたことなど。

黄砂だけではない。中国の大気汚染(大気浮遊粒子状物質、PM2.5)が日本列島を襲う!

2011年04月30日 22時11分41秒 | 現代日本
 yahooブログの蘇る日本! 日本を良くすることができるのは、わたしたち日本人ですからの転載です。中国からの黄砂がいろんな危険な毒性のある化学物質や放射線物質を含んでいるという話は聞いていましたが、それだけでなく、中国の大気汚染物質が黄砂とは別に、偏西風に乗って、一年中飛来しているということです。しかも福島原発の風評被害と違って、喘息など、すでに健康被害がかなり出ているようです。

 中国から毎年飛来する黄砂が花粉症やぜんそくの症状を悪化させていることはご存じの方も多いと思います。
 
 
 
  
<鳥取大調査>黄砂でぜんそく悪化も 環境汚染物質含
2008年6月17日4時24分配信 毎日新聞
中国大陸から飛 来する黄砂により、日本のぜんそく患者の症状が悪化している可能性のあることが、鳥取大の調査で分かった。中国から黄砂に乗って飛来する環境汚染物質による日本での健康被害が懸念される中、具体的な調査事例として注目される。神戸市で開かれている日本呼吸器学会で17日に発表する。
 調査は、同大付属病院(鳥取県米子市)を受診した20歳以上のぜんそく患者117人を対象に行った。07年3~5月に黄砂で同市内の視界が10キロ以下になった計9日間について、翌日以降に電話で聞き取り調査した。
 その結果、3月と4月では27人(約23%)で、せきや痰(たん)が多くなるなどぜんそく症状の悪化がみられた。別の8人(約7%)は、ぜんそくの悪化はなかったが、鼻水が出るなどの症状が出た
 スギ花粉の影響を除外するため行った5月の調査でも、16人がぜんそく症状の悪化を訴えたという。
 
 
 
 
 
 私も黄砂の影響はなんとなく聞く通りだろうと思っていましたが、
 しかし、そもそも中国のあれほどの大気汚染が日本に影響しないということがあるだろうか?という疑問が拭えず、諸先輩のブログをはじめ、ネットでいろいろと調べてみてみました。
 
 結論はやはり、黄砂の影響だけでなく中国の汚染大気そのものが日本の環境に悪影響を及ぼし、実際に私たち国民に健康被害がもたらされているようです。
 
 まずは、この動画↓を是非ご覧頂ければと思います。
 
大気浮遊粒子状物質の飛散状況のシミュレーションは、動画の8:05あたりに出ています。
 
 本来、屋久島や蔵王(山形県)などといった場所は日本でも環境の良いはずですが、その樹氷には本来存在しないはずの汚染物質が少なからず含まれていると言います。なぜそんなところから石炭燃焼でできた物質、工場等からでた化学物質などが見つかるのでしょうか? しかも、黄砂の舞っていない真冬に見つかるのでしょうか?
 
 やはり、中国で汚染された大気の影響だと思います。中学校の理科でも習うとおり、日本付近では偏西風が吹いているので、黄砂と同じように、中国で汚染された大気が日本に飛来しているのだと思います。
 しかもやっかいなのは、黄砂が粒子の大きさから特に春・秋に飛散しやすいのに対して、大気浮遊粒子状物質(SPM, Suspended Particulate Matter)は粒が極めて小さいためにどうやら1年中飛散しているらしいことです。
 
 
<大きさの比較>
 
スギ花粉             約0.03mm
黄砂                約0.5~0.001mm
大気浮遊粒子状物質(SPM) 約0.00001mm~0.1mm(粒子径)
微小粒子状物質(PM2.5)   0.0025mm以下(粒子径)
  
 
 
  
 大気浮遊粒子状物質(SPM)は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が10μm(1μmは1mの100万分の1)以下のものをいいます微小なため大気中に長期間滞留し、肺や気管などに沈着して、呼吸器に影響を及ぼします
 SPMには、工場などから排出されるばいじんや粉じん、ディーゼル車の排出ガス中に含まれる黒煙など人為的発生源によるものと、土壌の飛散など自然発生源によるものがあります。また、生成機構の違いにより、発生源から直接粒子として大気中に排出される一次粒子と、ガス状物質として排出されたものが大気中で光化学反応などにより粒子に変化した二次粒子に分類されます。
 SPMの中でもディーゼル機関からの排気微粒子(DEP)については、従来から発がん性が疑われていることに加え、最近、動物実験においてぜん息様の病態が認められるなどアレルギー疾患との関連が指摘されており、健康影響などへの早急な対策が求められています。
 一方降下ばいじんは、大気中のすす、粉じんなど粒子状物質のうち、主として比較的直径の大きい、沈降しやすい粒子のことです。
 通常、浮遊粒子状物質(SPM)は、直径10μm以下のものをいいますが、それより小さい、直径2.5μm以下のものは、PM2.5と呼ばれています。PM2.5は通常のSPMよりも肺の奥まで入り込むため、ぜん息や気管支炎を起こす確率が高いとの研究が米国で報告されています。
 
 
 
 
 
 大気浮遊粒子状物質(SPM)についてはすでにあちこちの研究者が調査しており、中国の大気汚染の影響を受けていることを突き止めていますが、どうもみな「中国こそが発生源だ!」と喝破するのにはきわめて慎重、と言うか、すっかり及び腰のようです。
 
 しかし中国の大気汚染こそが近年日本の環境を悪化させつつある一番の原因であることはほぼ明らかだと思います。そうでなければ、なぜ屋久島や蔵王のような環境の良い場所で、しかも真冬の季節に、あり得ない有害物質が急に最近になって検出されるのか、全く説明がつきません。
 
     2006年度の気象衛星画像をつなげた動画
 
 
 
 
 
平成23年4月29日~5月2日 

 
 SPMの飛散の仕方はやや複雑なようで、上空の雲の動きと一致するわけではないようですが、黄砂の動きを見れば、およそ推して測るべしだと思います。少なくとも、近年の日本における異常な環境悪化に中国の大気汚染の影響がないと見る方がはるかに難しいと思います。
 
 
 
 
 ネットで調べると、これはやはり屋久島や蔵王ばかりの話ではないようです。
 
  
大気汚染 五島列島で基準超え 中国から越境か
2010年11月10日 毎日新聞

 ぜんそくや肺がん、心臓病などの健康被害の原因と指摘される微小粒子状物質の大気中濃度が、長崎・五島列島で環境基準を超えていることが分かった。
 26日間のうち18日間は黄砂とは無関係
 微小粒子状物質濃度の高い日は、すすの濃度も高いことから中国大陸の産業活動の影響が考えられる。
 
 
 
 
  
2011年2月9日10時09分 読売新聞
 
 福岡市など九州の広い範囲で4日頃から上空がかすみ、九州大学応用力学研究所の竹村俊彦准教授(36)(気象学、大気環境学)の分析の結果、 大気中の微粒子の数が通常の10倍に増加し、硫酸塩などの大気汚染物質の可能性が高いことがわかった。
 福岡管区気象台によると、2日以降、九州・山口で観測された。竹村准教授が計測したところ、
通常なら大気1リットル中に約5万個ある微粒子が約50万個に急増直径0・3マイクロ・メートル程度で、 硫酸塩や、すすとみられる。西風に乗って中国から飛来しているという
 竹村准教授は呼吸器などの疾患を持っている人は特に外出を控えた方がいい
と話している。
 九州北部のピークは8日。その後は大気の流れが変わるため、週内に微粒子が大幅に増加することはないとみている。(脇田隆嗣)
 
  
 
 
 
毎日新聞 2010年6月18日 地方版
 
◇酸性雨やNO2
 
 市民らが進めている全国の大気汚染調査で、金沢市の4地点のデータが、昨年のデータに当てはめると、いずれも全国ワースト10に入ることが分かった。車の排ガスなどで発生する二酸化窒素(NO2)や酸性雨についての調査。環境悪化が進んでいるとの結果も出ており、関係者は危機感を募らせている。  調査は全国の医療関係者や専門家らでつくる「大気汚染測定運動全国実行委員会」(事務局・東京都新宿区)が、各都道府県の自治体などの協力を得て毎年実 施。住民が測定に参加することで、環境の実態を知り、改善意識を持つことが目的だ。今年の石川県の調査は約40団体(約170人)が参加した。 今月8、9日に金沢市中心市街地4地点で雨を採取。酸性・アルカリ性を示すpHの値を調べた結果、通常の雨がpH5・6なのに対し、3・7~4・1と、酸性を示す結果が出た。これを昨年の全国のデータと照合すると酸性度が高い東京都内と同程度で、ワースト4~8位に相当した。福井、富山県はサンプル数が少なく、データなし、あるいは酸性雨を示す結果は出なかった。
 酸性雨の要因は、工場などで排出される硫化硫黄など。国内の都心部に比べ県内には工場が少ないため、中国大陸の工場などが原因の一つと考えられるという。実行委の児玉一八事務局長は「強い酸性雨が一斉に各所で観測されるのは初めて」と進む環境悪化を危惧(きぐ)する。
 また、昨年のNO2濃度の測定では、金沢市中心部の全域で高い値が出た。児玉事務局長は、自動車交通量が増えたのが原因だと分析。慢性気管支炎などの呼吸器疾患が増える可能性が高いと話している。今年の全国の測定結果は8月に出そろうという。【宮本翔平】
 
 
 
 
 
毎日新聞 2011年2月18日(金)15時17分配信

 九州を中心とした西日本一帯で今月上旬、「もや」状の大気のかすみが確認された。国立環境研究所などは中国からの大気汚染物質の流入が原因と分析している。
中国からの越境大気汚染は10年ほど前から確認されはじめ、排出源が少ないはずの離島でも光化学スモッグが観測されるなど、その影響が目立ち始めている。

 九州大応用力学研究所(福岡県春日市)の竹村俊彦准教授によると、「かすみ」が見られたのは3~9日で、期間中の西日本各地の最低視程は▽長崎の福江島3キロ▽那覇4キロ▽福岡、広島、大阪5キロ--と、見通しの悪い状態が続いた。

 この間、普段は
大気1リットル中に5万~20万個の微粒子を、約50万個計測。比較的粒子の大きい黄砂や火山灰などは観測されず、5マイクロメートル以下(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)の微粒子が急増したという。竹村准教授は「中国の工場などから排出されたすすや硫酸塩などの大気汚染微粒子が原因と考えられる」と指摘。越境大気汚染は、風向きが西寄りになる春と秋によく起こると説明する。

 これらの大気汚染微粒子は、非常に小さいため吸い込みやすく、呼吸器疾患などを引き起こす原因となる。国立病院機構・福岡病院(福岡市南区)の小田嶋博副院長は「特に6歳以下のぜんそく患者で重症化につながりやすい。食べ物などと一緒に体に取り込むと、アレルギーを引き起こすこともある。実際に今週は小児科で患者が増えているようだ」と注意を呼びかける。

 黄砂は気象庁が観測し黄砂情報を発表しているが、大気汚染微粒子については一般に対して注意を促す態勢が確立されていないため、予防が難しい小田嶋副院長は微粒子用マスクは効果がある。また、職場や学校などでもこまめに目や鼻を洗うといいでしょうと話している。【徳野仁子】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 大気浮遊粒子状物質(SPM)花粉症を悪化させ、アレルギーを引き起こしていると言われ、排気微粒子(DEP)呼吸器系疾患による死亡者を増やすだけでなく、発がん性も指摘されており、微小粒子状物質(PM2.5)ぜんそくや肺がん、心臓病などの健康被害をもたらすとも言われていますが、こんな重大な事実をなぜテレビ、新聞、気象庁、反原発団体、政府は国民に対してもっと声を大にして注意を発しないのか!?
 
 
 福島原発の放射線については風評被害を気に配慮することなく無暗に危険だと煽るくせに、中国の大気汚染(微小粒子状物質)についてはなぜここまでダンマリなのか? すでに実際の健康被害が数多く出ているというのに。。
 
 
 
 

 
 
 蔵王、屋久島、金沢、五島列島・・・、これらの場所は東京・阪神・名古屋のような工業都市ではなく、自然環境が良い場所のはずですが、なぜ近年急に環境が悪化してきたのか? 政府、関係官庁、マスコミ、環境団体(反原発団体)は、中国の汚染大気(大気浮遊粒子状物質)による健康被害に備えるよう大きな声で注意を喚起すべきです。本当に国民の健康を守ろうと思うのならば! 
 

転載元 転載元: 蘇る日本! 日本を良くすることができるのは、わたしたち日本人です

 

 

 



昭和の日を心より慶祝いたします。東日本大震災も天皇陛下の下に国民が一体となり復興が出きる

2011年04月29日 14時19分08秒 | 現代日本
 yahooブログ「近野滋之・民族主義者の警鐘」からの転載です。



良識ある日本国民の皆様には、5回目となる昭和の日を迎えたのはご存知だと考えます。

昭和の時代(昭和24年から63年まで)の4月29日は、先帝陛下であられる「昭和天皇陛下」の御誕生日(正式には天長節)を御祝いする「天皇誕生日」という国民の祝日で、「文化の日」にあたる11月3日は、明治天皇の御誕生日であり、戦前には「明治節」(明治時代の天長節)という国民の祝日でした。




昭和64年1月7日、昭和天皇の崩御により「4月29日」は天皇誕生日としては存続できないので、「祝日法」の天皇誕生日に係る項を「改正」する必要が生じ、「昭和記念日」など昭和に因んだ新しい祝日として存続させようという意見が出ましたが、「反日勢力」の反対から祝日法改正は国会で2度も廃案となり、4月29日は「みどりの日」という名称の祝日に改められていました。

多くの国民の要望を受け「昭和の日」は2005年の第162回国会で成立し、「国民の祝日に関する法律(祝日法)」の改正法は2007年から施行され、4月29日は「昭和の日」となり、それまでの「みどりの日」は5月4日とし、同法における「昭和の日」の定義・趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」となっています。



良識ある日本国民は「昭和とは激動の時代」と考え、「戦前」・「戦後」と表現するように「大東亜戦争」を語らずには終らない時代ですが、東日本大震災との未曾有の国難も深刻なる現状ならば、大東亜戦争終結により、日本全土が焦土となり「裸一貫」で復興を遂げるまでの悲惨さを思えば、東日本大震災でも日本は必ず復興します。

大東亜戦争終結後、米国など連合国に主権剥奪され占領という「日本民族最大の国難」において、昭和天皇は「日本国民を守る為」に、「自分はいかになろうとも万人の生命を助けたい」とのお言葉、「身はいかになるともいくさとどめけり ただたふれゆく民をおもひて」との御製によって「自ら全ての責任」を負われたのです。

敵将「マッカーサー」に対して、「日本国天皇はこの私であります。戦争に関する一切の責任はこの私にあります。私の命においてすべてが行なわれました限り、日本にはただ一人の戦犯もおりません。絞首刑はもちろんのこと、いかなる極刑に処されても、いつでも応ずるだけの覚悟はあります」と、「私の一身はどうなろうと構わない」とまで述べられたのです。




■ マッカーサーは感動した~昭和天皇(7)

敗戦の約1ヵ月後。昭和20年9月27日、昭和天皇はGHQのマッカーサー元帥を訪問しました。場所は東京都港区にある現在のアメリカ大使館。その時、天皇は45歳でした。

「マッカーサー回想録」によると、昭和天皇は「国民が戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためにおたずねした」と述べたといいます。

マッカーサーとの会見は、昭和天皇自らの意思によるものでした。当初、天皇が自分を訪問希望だと聞いたとき、マッカーサーは非常に厳しい顔をしたといいます。どうせ命乞いか亡命の嘆願に来るのだろう、と。それが敗戦国の元首の常だからです。

それゆえマッカーサーは最初、昭和天皇をぞんざいに迎えました。しかし、30分後には、自ら天皇を丁重に送っているマッカーサーがいました。その姿は、周りにもわかるほど感動していたといいます。通訳をしたファウビオン・バワーズは、次のような手記を、読売新聞に寄せています。

「我々が玄関ホールに戻った時、元帥ははた目で見てもわかるほど感動していた。私は、彼が怒り以外の感情を外に出したのを見たことがなかった。その彼が、今ほとんど劇的ともいえる様子で感動していた。……ついこの間まで『日本人の罪をどんなに処罰してやろうか』とばかり話していた人物なのに。

天皇陛下が戦争犯罪人たちの身代わりになると申し出られたことに驚いたと、元帥は後に私に語った。『戦争は私の名前で行われた。私には責任がある』と陛下は説明されたというのだ。元帥はそのような考えを受け入れようとは思わなかったろう。天皇の存在なしでは占領は失敗するのだ」

昭和天皇はこの会見の内容について、一言も語りませんでした。それが元帥との約束だったのです。ところが、天皇の態度に感動したマッカーサーが、会見の様子を、来訪する日本人に語ったことにより、わが国に知られるようになりました。そして、マッカーサーは、昭和天皇との会見のことを自ら『回想録』に記しています。

「私は大きい感動に揺すぶられた。死を伴うほどの責任、しかも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに天皇に帰すべきでない戦争責任を引き受けようとするこの勇気に満ちた態度は、私の骨の髄までも揺り動かした。私はその瞬間、私の前にいる天皇が個人の資格においても日本の最上の紳士であることを感じ取ったのである」

会見後、マッカーサーが「はた目で見てもわかるほど感動していた」とバワーズが、伝えているとおり、彼は「大きい感動に揺すぶられた」のです。

昭和天皇は、食糧不足のため餓えに苦しむ国民を思い、自分の身を投げ出して、国民を餓死から救いたいと願ったのです。その姿勢が、マッカーサーを感動させたのです。



■ 天皇が国民の飢えを救った~昭和天皇(8)

敗戦の年、昭和20年、戦後の混乱のなかで、国民の塗炭(とたん)の苦しみを味わっていました。食糧難は深刻でした。

この年、成人に必要なカロリーは、配給ではわずか半分しか摂取できず、残りはヤミで補うという状況でした。人々は、金になるものは何でも売って食いつなぐ、いわゆる「たけのこ生活」を強いられていました。

加えて、この年は、明治43年(1910)以来最悪の不作の年となりました。天候不順、戦争による労働力不足、粗末な農機具、そして肥料や農薬生産の減少により、米の収穫が例年より40パーセント近くも減少したのです。

しかも、敗戦により国家機能が低下していたため、農民は収穫した穀物を政府に供出せずに、闇のルートに横流ししました。

その結果、ついに政府からの配給米が底をつく事態となりました。大蔵大臣はUP通信社に対して「食糧がすぐに輸入されなければ、1千万人の日本人が餓死するであろう」と述べました。国民は迫りくる飢餓の恐怖におののいていました。

このようななか、国民の食糧事情に最も胸を痛めていたのが、昭和天皇でした。戦後、農地改革や日中友好に活躍した政治家・松村謙三は、当時を次のように回想しています。昭和20年12月、宮中からお召しがあり、天皇からお言葉がありました。

「戦争で苦しんだ国民に、さらに餓死者を出すことは堪(た)え難い。皇室の御物(ぎょぶつ)の中には国際的価値のあるものもあると聞く。その目録を作製させたから、米国と話してこれを食糧に替えたい」とのお言葉でした。

さっそく幣原喜重郎首相が、マッカーサーに面会してこれを伝えると、感動したマッカーサーは「自分としても、米国としても、その面目にかけても御物を取り上げることはできない。断じて国民に餓死者を出すことはさせないから、ご安心されるよう申し上げて下さい」と答えたといいます。

昭和天皇は、餓えに苦しむ国民を思い、皇室財産を差し出して食糧に替え、国民を餓死から救いたいと申し出ました。その無私仁愛の心が、マッカーサーの心を揺り動かし、GHQによる食糧放出が行われたのです。

当時の国民はこのことを知る由もありませんでした。今日も多くの国民は、ただ米軍が食糧を供給してくれたと思っているようです。実はその陰には、国民の身の上を思う天皇の存在があったのです。

(日本の心)より抜粋

http://homepage2.nifty.com/khosokawa/j-mind10.htm

昭和天皇御真影


日本が焼け野原から立ち直り、奇跡と呼ばれる復興を成し得た最大の要因は「全国をご巡幸」され、国民を励まされ続けられた「昭和天皇」の下に「日本国民が結束」したからで、昭和の時代を知らない「平成生まれ」の世代も社会人となっている現状ですが、激動の時代を国民と共に歩まれた「昭和天皇」・「祖国日本のために殉じられた英霊の方々」へ、感謝の心を捧げるのが「昭和の日」です。

昭和の日に、日本国民として心より慶祝を申し上げ、大東亜戦争終結後の国難を乗り越え復興した日本は、東日本大震災との未曾有の国難でも、天皇陛下の下に国民が一体となり復興が出きるのです。

良識ある日本国民の皆様、昭和の日についてご考慮下さい。


転載終わり


中村仁信氏「放射線量100msv/y以下なら安全」「500~1000msv/yでも恐らく大丈夫」 (その2)

2011年04月28日 16時02分59秒 | 現代日本

 yahooブログ「蘇る日本!日本を良くすることができるのは、わたしたち日本人です」からの転載(その二)です。

 

転載開始

 

その二


中村:
それはこれから説明します。
慢性の少ない放射線を長い間浴びる、そうしますと活性酸素もちょっとづつ出ますから、これは運動で軽く活性酸素が出て、これに対して活性酸素処理能力が高まるというのは御存じの通りですが、それと同じようなことが起こって、活性酸素処理能力が上がります。
で、DNAを損傷したものに対して修復する機能も上がります。
変な細胞を自爆させる機能も上がります。
そして、大事なのは免疫細胞の機能も上がるということなんです。
これは細胞レベル、動物実験レベルで証明されてるんです。
だけど人間の証明はありません。
  
辛坊:
だけど、それを言うたらタバコだって増強するから、がんにかかりにくいってことになるんじゃないですか。
 
中村:
違います。
タバコはもっと複雑なんです。
タバコは毒素としては非常に強いので、ちょっと話が違うんです。
 
辛坊:
今、一部には、20キロ圏も30キロ圏も対比する必要ないんやと。
家に帰っていいんや、という意見も最近出始めてるんですが、これについては?
 
中村:
今の線量(4月17日放送)だったら帰っても危険はないと思います。
 
辛坊:
それは原発から500㍍とか1㌔のとこでもそうですか?
 
中村:
それは私は、そこの濃度がどれくらいか知りませんからなんとも言えません。
たとえば20マイクロ・シーベルトとか30だとか、ありましたね。
 
辛坊:
1時間あたり・・・
 
中村:
その辺りあったら・・・
 
辛坊:
1日で480。
 
中村:
でもそれは夜は家の中にいるし、ずっと浴びるものではありませんからね。
でも、それくらいなら、おそらく大丈夫です。
 
勝谷誠彦:
今、作業してる人の数値、年間250㍉シーベルトくらいまで上げてますね。
あれが一つの、あそこまでは大丈夫だっていう証拠ですね。
 
金美齢:
魚とか食べものは大丈夫ですか。
 
中村:
今のレベルなら全く問題ありません。
そんな1年中食べ続けるんじゃないんですから。
 
中村:
台湾で、180ものビルの鉄筋にコバルト60・・・これは半減期5年ですが、結構な量が含まれてて、1万人が被ばくしました。
初年度には1000人以上が500㍉シーベルトを浴びてるんですね。
で、20年間で年平均40㍉シーベルト。
これを20年間、調査した台湾の疫学者がいました。
どうだったかと言いますと、
一般の人のがんの死亡率は年々上がります。日本でもそうですね。
で、この1万人の被ばく者のがん死亡率は激減したんです。
 
辛坊:
先生、そんなに体にいいものなら、どうして先生方は放射線治療するときに防護服着るんですか?
そのまま浴びた方が体にいいんじゃないですか。
 
中村:
量が少なかったら全然問題ありません。
だけど、我われ何時間やるか分からないですからね。
一つにはあれ規則で着なきゃいけないから着てるんですが、年間いくらまでで止めるって決まってたら、それでもいいですよ。
実際、着ないでやってる人もいますしね。
 
ざこば:
僕も着ない人にやってもらいました。
ある人はつけたましたけど、ある人は外してやってました。
 
三宅久之:
それは歳とった人でしょう。
若い人はそれで生殖機能がなくなるっていうんで嫌がるんですよ。
 
ざこば:
たしかに、その人、女の人でしたわ。
 
中村:
たしかに量を浴びれば、精子がやられ不妊になります。
で、この台湾の例と同じような話は他にもいっぱいあるんです。
米国の原子力空母、2万7000人の調査ですが、年平均2.8㍉シーベルト。
で、9000人が累積で50㍉シーベルト。
さっきの例より量は少ないですが、アメリカのちゃんとした教授が調査したということで価値ある論文です。
がん死亡率は15%低い。
その他の死亡率も24%低い。
つまり、活性酸素に強くなると、心臓病その他にも強くなると考えられるんですね。
で、イギリスの放射線科医ですが、1955年以降は年間5㍉シーベルトくらいですが、他の医者より29%発がん死亡率が少ないと出てます。
で、プルトニウムを浴びた方のデータもあるんです、アメリカで。
少ないですが調べるとがんの死亡率は30%低い。
これは肺に沈着しますから肺がんが問題になるんですね。
で、肺がんの人を見てみますと、発がんした人の14分の1でこれも高くなかった。
その他、米国及び東ドイツの住居内ラドン被ばく、年間3~15㍉シーベルトでは、一般の人より肺がん死のリスクは低く、
中国の高自然放射線地区住民は年平均5.87㍉シーベルトの固形がん死亡率は34%、一般に比べ低かった。
 
辛坊:
でもサンプル少ないですから・・・
 
中村:
そうですね。でもまあ、いろんなこういう例がある、ということです。
 
辛坊:
ただ、今の話でいうと、はじめ低いんですけど、どっかでグッと上がり始めるところがあるということも・・・
 
中村:
あります。
 
辛坊:
それはどの辺からなんですか?
線量として示すなら。
 
中村:
それはわかりません。
 
勝谷:
冷戦時代、アメリカとソ連、中国、ムチャクチャやったやないですか、核実験とか。
今騒いでる量の1万倍くらいの「死の灰」とか「雨」とか、言われてましたわね。
だけど日本人はそれで、疫学的にがんが増えたとかないし、むしろ、そのおかげで長寿国になったのかもしれないと(笑)、だけど、ウイグルとかマーシャル群島とかでは、明らかにそれが原因でがんの人が出てる。
これはやっぱり濃さの問題なんですか?
 
中村:
そうだと思います。
今分かりませんと言いましたが、人によって違うんですが、500㍉シーベルトという人もあれば、1000㍉シーベルトという人もあります。
 
宮崎:
ただ、今のご説明の活性酸素が体を強くして、むしろ体にいいから発がん率が低くなるというのはこれはあくまで仮説ですよね。
 
中村:
そうです。
 
辛坊:
私は先生のいうことを、「もっともだ」と思って聞いてるんですが、というのは、私、昔ね、あのチェルノブイリの翌年に、あそこら辺に取材で行ったんですよ。
そのとき、キノコスープを山ほど飲んだんですよ。
で、帰ってきてそのサンプルを東大に持ち込んでセシウム調べたら、日本の環境の当時300倍の量だったんです。
それを毎日飲んでたんですよ。セシウム137ですよ。
25年ほど前ですが・・・
 
中村:
まあ、がんになるとしたら、10年15年20年ですわ。
25年前だったらもう大丈夫です。
 
たかじん:
でも、チェルノブイリでも、みんなが騒いでるほどにはがんなった人はそんなにいなかったんでしょ?
 
辛坊:
IAEAはあの被ばくの影響で、4000人くらいの人が亡くなったというのが一応公式文書になってますが・・・
 
中村:
甲状腺がんはあったんです。子どものね。
それはたくさんありました。
でも、全然日本と違いますね。
日本人はヨードがたくさん入ってますから、あんな風にはなりません。
 
辛坊:
そのヨードについては、デマかどうかお訊きしたいんですが、毎日、海苔とかコンブ、ワカメとか食べてたらいいんですか?
甲状腺がんとかにはなりにくいですか?
 
中村:
すぐには影響はないかもしれませんが、毎日食べてれば放射線物質を次々、放出してくれますから、体にはいいですよ。
 
辛坊:
イソジンとかのヨード剤が効くというのは、あれは完全なデマなんですか、それとも一理あるんですか?
 
中村:
完全なデマです。
あれはまったく別物なんです。
 
辛坊:
私はすごく納得できたんですが、どうして国際何とか(ICPR)っていう組織は、やっぱり「一定レベルで右肩上がりの直線的に発がんが増えていく」(直線しきい値なし)というのが、まだまだ公式見解なんですけども、どうしてそれはひっくり返らないんですか。
 
中村:
難しいですね(笑)。
 
たかじん:
そら、あんなとこ、権威の集まりやもん。
 
勝谷:
地球温暖化なんかと同じでね、一回決めたらそっちにしか行かない。
それで研究費とってメシ食ってる奴らがいっぱいいるんです。
利権です。
原発もそれだったんです。
 
中村:
委員の人たちも実はそんなこと思ってないんですよ。
だから説明する時、こういう注釈をつけてます。
「これは防護のための理論です」と、最近は必ずつけてます。
 
宮崎:
でも、学者の中には、「直線しきい値なし」というのを、いまでも書かれてる人いらっしゃいますよね。
 
中村:
疫学の方は、原爆のデータだけで、つまり、瞬間的に大量に浴びたケースだけを参考にしてますから。
 
たかじん:
今回のとは違うもんな。
 
中村:
でも、だんだん「しきい値なし」はおかしいというふうになってきてます。
 
勝谷:
これ福島には流れてるんですか?
 
たかじん:
福島は流れてない。宮城には流れてるけど。
 
辛坊:
こういう放送こそ、東京で流さないかんと思いますよ。
 
 (了)
 
 

 
 

LNT(しきい値なし直線)仮説について

しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold : LNT仮説)とは?
放射線の被ばく線量と影響の間には、しきい値がなく直線的な関係が成り立つという考え方を「しきい値無し直線仮説」と呼びます。
 
確定的影響と確率的影響
放射線の人体への影響は、「確定的影響」と「確率的影響」の2つに分けけることができます。
このうち、確定的影響には主に高線量被ばく時に見られる障害で、脱毛を含む皮膚の障害や、骨髄障害あるいは白内障などが含まれ、それ以下では障害が起こらない線量、すなわちしきい値のあることが知られています。
一方、発がんを中心とする確率的影響ついては、1個の細胞に生じたDNAの傷が原因となってがんが起こりうるという非常に単純化された考えに基 づいて、影響の発生確率は被ばく線量に比例するとされています。しかし、実際には、広島・長崎の原爆被爆者を対象とした膨大なデータをもってしても、 100ミリシーベルト程度よりも低い線量では発がんリスクの有意な上昇は認められていません。これよりも低い線量域では、発がんリスクを疫学的に示すこと ができないということです。
 
なぜ「仮説」なのか?
このように確たる情報に乏しい低線量の範囲について、放射線防護の立場からリスクを推定するために導入されたのがLNT仮説です。低線量放射線 の影響についてはよくわからないが、影響があると考えておいた方が安全側だという考え方に基づいたもので、科学的に解明されたものではないことから「仮 説」と呼ばれています。
 
LNT仮説の問題点
各種の線量限度等を勧告している国際放射線防護委員会(ICRP)でも、「この仮説は放射線管理の目的のためにのみ用いるべきであり、すでに起こったわずかな線量の被曝についてのリスクを評価するために用いるのは適切ではない」としています。
それにもかかわらず、微量の被ばくに対してLNT仮説を用いてリスクが評価される場合が後を絶たず(*1)、このような情報を受け取った一般の方々に誤解を与え、放射線に対する恐怖感、不安感を助長する結果になっています。
 
低線量放射線研究からわかってきたこと
これまでの当センターを含めた多くの低線量放射線研究から、LNT仮説では説明できない事例が数多く見つかっています(*2)。また、当セン ターを含めた国内外の研究成果をとりまとめた「線量・線量率マップ」(*3)からは、放射線は一度に被ばくした場合と、少量ずつ時間をかけて被ばくした場 合とでは影響が異なることも明らかになっています。このことは、放射線作業従事者が少量の放射線を何度も被ばくするような場合には、LNT仮説から予想さ れるよりも実際のリスクはずっと小さくなることを示唆しています。
 

伊右作様のブログより転載させていただきました。

放射能について恐ろしいイメージばかりが先行しがちですが、国民の間に放射能について基礎知識すら教育されていないのが現状だと思います。

人体には6000~7000ベクレルの放射能があり、東京~ニューヨーク間のフライトで200msvの放射線を浴びる。(本当に低線量の放射線が危険なら、「妊婦は絶対に飛行機には乗ってはいけない」と言うべきでしょう。)
原爆のように一度に高線量の放射線(たとえば1シーベルト)を浴びるのと、1年間かけてゆるやかに低線量の放射線を浴びるのとでは全く訳が違うのだということを冷静に受け止めるべきだと思います。
少なくとも無暗に不安になる必要などないと思います。

しかし、同時に最悪の事態も想定しなければならないと思います。地域によって高い線量が予測されているところもあり、井戸や水たまりに高濃度の放射線が出ないとも限りません。
学者先生が、ただ安全だと言っても、不安は収まらないものと思います。精神衛生のためにも、「汚染された土壌」を削り取って新しい土に変える作業を公共事 業として進めてもよいと思います。(農地については簡単な話ではないと思いますが。) 政府が紙幣を刷りさえすれば、財源を確保でき、被災地での雇用創出・復興支援も可能となるので、良い方法だと思います。

朱雀

 

転載終わり

 


中村仁信氏「放射線量100msv/y以下なら安全」「500~1000msv/yでも恐らく大丈夫」 (その1)

2011年04月28日 15時46分21秒 | 現代日本
 yahooブログ「蘇る日本!日本を良くすることができるのは、わたしたち日本人です」からの転載です。少し長いので、2回に分けて転載します。

転載開始
その一

『そこまで言って委員会』(3月29日)―― 

視聴者から寄せられた『原子力発電に関する意見と感想』

・原発はホントに必要なのか?利権ではないのか。利権に群がって甘い汁を吸っていた人たちが真っ先に逃げ出すとは、言語道断。
・原発施設の構造・弱点をあえて晒す報道って必要なのか?それはテロや外国からの攻撃に有利な情報とはならないか。
・事故が発生したからといって、さまざまな議論の末、決定された基準値をいとも簡単に引き上げたこと、政府、保安院、東電による情報が正確だとはとても思えない。
 
そして12歳女性「さっちゃん」サンからは――
「直ちに人体に影響はないとか、とても低い数値だから心配ないとか、私たち子供はこれから何十年も生きていかなくてはならないのに、そんな呑気なことを言ってる政府はバカじゃないかと思います。
私たちは何十年も食べないといけないのだから、知らず知らずに遺伝子が傷ついていて、私たち子供が赤ちゃんを産んだ時、最悪な結果が出ると私は予想しています。
これから交通手段が整えば、放射能汚染した衣類を着た人が、日本各地を移動して、インフルエンザのように、見る見る各県に広がると思います。
もう外国の人も安心して日本に来れないと思います」
中村仁信(彩都友紘会病院院長):
あまり、放射能のことで心配し過ぎないでほしい。
放射線に当たってどうなるかって言うと「活性酸素」が増えるだけなんです。
活性酸素っていうのは運動しても増えますよね。
それがちょっと増えるだけのことなんですよ。
もちろん活性酸素といえども、多くなると細胞を壊しますし、脱落して脱毛したり、火傷になったりもします。
でも少しなら、我われはいつも浴びてるワケですから・・・
 
辛坊治郎:
いや、我われが知りたいにはその境界線なんですよ。
火傷になるレベルの境界はどこにあるんですか?
 
中村:
例えば、100㍉・シーベルトが境界ラインになってます。
何故、100㍉かというと、原爆の時、このラインを越えるとガン患者が増えたんですね。
つまり、これは一度に浴びた場合の数字で、年間だとその影響は半分以下になります。
 
武田邦彦(中部大教授):
これ一つ言っときたいのは、20マイクロ・シーベルトっていうのが出たんですよ、福島市に。
そのとき東大の教授が、一回のCTスキャンは600マイクロ・シーベルトだから、
大丈夫だと。でも20マイクロは毎日、毎時間のことですから。
しかも胸部を撮るとかじゃなくて、全身に浴びるワケでしょ。
一か月で24回分受けるワケですよ。
それをこの東大の先生、よく平気だって言ったもんだと思いますよ。
 
辛坊:
これは中村先生、どうなんですか?
 
中村:
これは1年間ずっと毎時20マイクロ・シーベルトのままだったら、そうかも知れませんが、空気中のものは拡散しますから、そんなことはないですよね。
 
武田:
いや、私が言ってるのは、1年間じゃないですよ。
30日間、福島市に住んでる幼児が1か月で24回も撮りますかってことを言ってるんですよ。
 
中村:
掛けて同じ線量であれば、CTの方が影響は高いです。一回で撮りますから。
20マイクロ・シーベルトという線量を浴びてても、人間の体の中でドンドン修復していってます。
 
武田:
それはさっき言った、2分の1だけでしょ?
じゃあ、24回が12回分になるだけで・・・
 
中村:
いやいや、「2分の1」~「10分の1」ということです。
 

 
 
 
中村仁信氏(日本放射線学界理事)が
「放射線は微量なら安全、むしろ体にいい影響が・・・」
「放射線に当たってどうなるかっていうと、活性酸素が増えるだけなんです。
活性酸素って運動しても増えますよね。呼吸しても出てきます。
それがちょっと多めに出る、それだけのことなんですよ」
と発言したことに対して賛否両論あり、再度の出演となった。
 
以下、『たかじんのそこまで言って委員会』(4月17日)より――
 
 
 

 
辛坊次郎:
どうでした?前回出演されてから周りの反響は。
 
中村仁信:
医者仲間には「よう言うた」って言われましたが、一般の人はほとんど理解されてないなという感じですね。
で、まあちゃんと説明せないかんなと、思って出てきました。
 
たかじん:
最近よく新聞とかテレビで聞くのが、「ただちに」という言葉。
「ただちに影響はない」とか・・・この意味合いはどう取ればいいんですか?
 
中村:
がんができる可能性を否定できないので、今は安心だけども、将来、がんになる可能性というのをどうしても捨てられないんですね・・・
 
たかじん:
それは例えば、3%、5%でも可能性としてはあるんだよ、ということを言ってるということですね。
つまり、先生の見解というのは、将来のがんになる可能性としては60%とか70%とか言うんじゃなくて、3%とか5%という低い可能性なワケですね。
でも、皆無ではないと・・・
 
中村:
イヤ、もう皆無に近いと、いうことを今から説明したいと思います。
まず、
放射線で活性酸素が増えると言いました。
放射線だけじゃなくて、運動しても紫外線でも飲み過ぎ・食べ過ぎ、ストレス、たばこ、それに炎症でも活性酸素は増えます。
1日に10億個くらいできてるんですね。これで遺伝子が損傷します。
放射線がなくても、1日に細胞あたり、数万から数十万個、遺伝子の損傷は起こってるんです。
で、放射線100㍉シーベルトがどのくらいやというと、遺伝子損傷が200個程度です。
で、これもほとんど修復されるんです
で、修復されずに残ったやつから突然変異が起こって、これががんの原因になったりするんですが、放射能の100㍉シーベルト位だったら、突然変異は1個できるかどうか、それくらいのもんです。
1日、何十万という遺伝子損傷がありますから、それがたまってきて、10何個も突然変異がたまるとがんになったりしますが、これも悪い細胞は自然に自爆するように体がするんです。
でも、それでもそれをくぐり抜けて、がん細胞になるのもあります。
1日数千個がんはできるんです、我われは、普通に。
ですから、放射線で一個がん細胞ができたからがんになるっていうのは間違いです。
数千個できてるんです。
でも、免疫細胞がこれを処理して、がんにならないようにするんです。
それでも歳とってきて、免疫が弱ってきて、ストレスがあったりして、免疫細胞をすり抜けて、そしてがんになる。
ですから、放射線100㍉シーベルトで出来るわずかな遺伝子損傷なんて、とてもがん化するまでに至らない。
やれ、10㍉だとか1㍉だとか今言ってますが、全然大したことありません。
食べ過ぎ・飲み過ぎ、ストレス、たばこのほうが、よっぽどがんになる可能性が高い。
まあ、今日は100㍉シーベルト以下なら安心、という話だけにしたいと思いますが・・・
 
辛坊:
イヤ、今回、いろいろ議論になってきてるのは、福島原発の北西の村で、累積でもうすでに70㍉シーベルトを超えていると。
このまんま、半年1年居たら、それこそ1000㍉シーベルト、って累積になってくるんじゃないかと、そのときに大丈夫なのかっていうのが実は問題なんで、
100㍉シーベルト以下なら大丈夫だっていうのは既に、国際見解でありますよね。

 

国際放射線防護学会(IRPA)なんかでは100㍉シーベルトで発がん率1%高まるって話ですよね基本的に。
問題はそっから上に累積していったときに、どやねんっていうことなんですが。
 
中村:
それは少しづつリスクは上がってくるとは思いますけど、それでも、100㍉シーベルトで1%というのは、原爆の話なんです。
 
辛坊:
 
・・・はぁ、つまり、一度にあたった場合。
 
中村:
そう。ですから分けて分けてあたったら、その分影響は下がります。
半分以下、10分の1くらいに下がるんです。
ですから、累積なら1000であってもおそらく大丈夫です。
 
村田晃嗣(同志社大学教授):
今のお話では、放射線と発がん性の因果関係のご説明をうかがったんですけども、被ばくすることで発がん以外に体に悪い影響を与えることって、ないんですか?
 
中村:
あります。それも量が多い場合です。
100㍉シーベルト以下では発がん以外の問題は何もありません。
 
宮崎哲弥:
ICRPが年間に一般住民が浴びていい放射線量は1㍉シーベルト以下ということを言ってますよね。
 
中村:
それは赤ちゃんでも、年間1㍉シーベルトなら浴びても大丈夫と・・・ホントはもっと上げてもいいんですね、我われは20㍉シーベルトですから。
でも、聞きますと1㍉シーベルトというのは非常に都合のいい数字やと。
たとえば、2㍉シーベルトだったら60年生きたら足していったら100超える。
1あったら一生浴びても超えへんから・・・でも実際、一生かけて浴びるのと、一度に浴びるのとでは全然意味が違うんですが、ICRPも初期のころはわからんかったから、足しても、一度に浴びても同じと思ってたんです。
それがそうじゃないことがわかってきたんです。
 
辛坊:
でも、それが、先生の考えがなんで通らないんですか?
みんな、累積でもダメだと思ってますし、ICRPもそう言ってるじゃないですか。
 
中村:
私もICRPの委員でしたけども、そこの本とか読むとたしかに安全な量はないと書いてあります。
私もその頃はそう思ってたんです。
でも行って、中で勉強し出したら、これはおかしいと。
ICRPの人は実際、放射線そんな危険やと思ってません。
10㍉シーベルト以下なら全然問題ないって言うてるんです内々では。
ところがずっと以前にもう決めてしまった。
本も出して世界中にそれは浸透してますから、なかなか簡単に改められない。
でも実際にはみんな、ちょっとの量でも危険、だなんて思ってません。
 
桂ざこば:
先生はなんでそんなに自信持って言えまんの?
書物を読んで、そう思うワケですか。
 
中村:
私は実際に、若いころからたくさん浴びてますから。
年間、ひどい時でしたら20ミリシーベルト浴びてましたし、50㍉シーベルト浴びたころもありましたし、でも今の歳までどうもありません。
 
ざこば:
僕は怒られるかも知らんけど、ICRPがマウスでも、牛でもええから、放射線を浴びさせて、それで何年間かみて、研究してもらうほうが、僕は目に見えて安心感が出るんちゃうかなと思うんでっけどね。
 
中村:
してます。それはもう。してて大丈夫なのも論文にいっぱい書いてます。
だけど、人間に実験はありません。
 
ざこば:
はぁ・・・
 
辛坊:
放射線の専門家のみなさんは、過去に起きたチェルノブイリとか、原子炉の事故だとかの詳細なデータをとって、これだけのものを浴びるとどうなる か・・・だけど、データで出てくるのは一度に浴びた段階のことで、たとえばセシウムなんかは、ずっと継続して浴び続けたらどうなるのかって、ホントはわか らないんでしょう?
で、わからないんだったら安全策採っといた方がいいんじゃないかという議論はあるかと思うんですが・・・
 
中村:
そういうことで、低く数値が設定されてるんだと思います。
セシウムでいうと、チェルノブイリの後、何も起こってません。
セシウムは30年って言いますけど、100日以内で体から出ていってしまいますから。
 
ざこば:
先生、この人類の中で、放射能をいっぱい浴びてるっていうのはどういう人ですか?
 
中村:
よく浴びる人っていうのは、我われみたいな放射線技師は、透視をしながら仕事をしてる・・・あの、心臓の血管を開いたりする人、ああいうことを朝から晩まで横で浴びながら仕事してますから、すごく浴びてますね。
 
辛坊:
そういう人らの発がん率はどうなんですか?
 
中村:
特に高い率ではありません。
 
辛坊:
国際線のパイロットなんていつも放射線を浴びてるってことなんですが、あの人たちの発がん率は?
 
中村:
逆に低いというデータがあります。
 
辛坊:
そこなんですが、放射線技師が浴びてるのはエックス線であって、アルファ波もベータ波もガンマー波も中性子もあるワケでしょ?
そうすると、エックス線だけ浴びててもそれはサンプルにはならないんじゃないかと思いますが・・・
 
(続)
 
 

NHKはワンセグ携帯電話やネットに接続しただけでテレビ機能のないPCから受信料を取るな

2011年04月27日 18時39分00秒 | 現代日本
 yahooブログ「近野滋之・民族主義者の警鐘」からの転載です。以前にも書きましたが、NHKが放送法を改正して、パソコン、カーナビ、あらゆるものから、ネットにつないでさえいれば、NHKの放送を受信できるとして、受信料を徴収することになるようです。しかも会社や事務所は、パソコンの置いてある部屋ごとに、受信料を徴収というから、年間では莫大な経費が追加されることになります。この法律はすでに今年の3月から条項ごとに嗜好が始まり、8月には完全施行となるそうです。国民の知らないところで、法律が改正され、いつの間にか税金のように受信料が徴収されるような仕組みになってしまいました。


転載開始




良識ある日本国民の皆様には、NHKの受信料収納額が過去最大になったのはご存知だと考えます。

NHK黒字へ…昨年度の受信料収納が過去最高

NHK経営委員会(委員長=数土文夫・JFEホールディングス相談役)が26日開かれ、昨年度の受信料収納額が前年度実績を147億円上回り、過去最高の6531億円となったことが報告された。

 これにより昨年度予算では事業収支全体で61億円の赤字を見込んでいたが、決算で30億~40億円の黒字となる見通し。

(読売新聞)より抜粋
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110426-OYT1T00811.htm?from=main4

>NHK経営委員会(委員長=数土文夫・JFEホールディングス相談役)

NHK経営委員とは「首相が任命」する役職で12人いますが、「支給基準」によると「委員長」は常勤の場合「月額199万5000円」で、これに「期末報酬(ボーナス)399万円が2回分」あるので「年間報酬は3192万円」(非常勤でも委員長は年間633万6000円)で、 「委員」は常勤の場合「月額141万円」で、「期末報酬282万円が2回分」あるので「年間報酬は2256万円」(非常勤でも委員は年間506万8800円)との、莫大な報酬を得ていますし、NHKの職員も同じです。

利権に守られた「受信料貴族」NHK職員の本当の年収は1500万円以上

NHK元職員立花氏: NHKは「同業他社と比べ給与が安い」として給与をアップし続けたため、平均年収は1500万円程度になり、今や在京民放の数社を上回る平均年収になっています。今やNHKより年収多いのは日本テレビとフジテレビだけだと思います。NHKが発表している17年度決算で給与決算額÷(職員数 -出向者数)が1234万円でした。これに退職積立金や住宅補助手当やカフェテリアプランや通勤交通費などの福利厚生決算額÷(職員数-出向者数)が514万円、更に、年収には入りませんが、国内放送費から支出される出張日当や宿泊費が加算されます。

(ネットゲリラ)より一部抜粋
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/10/nhk1500_6398.html

>決算で30億~40億円の黒字となる見通し

NHKは事業収支全体で黒字となる見通しなのに、放送法では「NHKの放送を受信できる設備を設置した者は、受信契約をしなければならない」と規定していることから、NHKは「放送を受信できる設備」とは「テレビに限らず、地デジチューナー付きPCやワンセグが見られる携帯端末なども対象としている」として、自宅にテレビがなくても地デジ付きPCとワンセグ携帯電話を持っていれば「NHKの受信契約」が必要としていますし、放送法の改正により「家庭や企業など、ネットに接続しているだけでテレビ機能のないPC」からも受信料を取ろうと企んでいます。

NHK受信料の大津波がパソコンに襲いかかる!

/今回の震災でNHKがネット再送信をやっていたのは、善意などではない。3月1日から放送法が「改正」されつつあり、夏には、携帯やカーナビはもちろん、ケーブルテレビ、さらには、テレビ機能のないただのネット接続パソコンまで、受信料が課金されることになっているからだ。/

今回の震災に際し、NHKの放送がUstreamやニコニコ動画で再送信されていたのを見て、やはり国民的大災害だからなあ、などと、感心していたなら、大きな勘違い。昨年12月3日、ほとんどのテレビ局があえてまったくニュースで採り上げない間に、じつは「放送法等の一部を改正する法律」が公布され、今年3月1日からばらばらと条項ごとに施行になってきているのだ。7月24日に、アナログ停波が決定されているが、おおよそ8月末までには、この法律も完全施行となる。

くわえて、NHKの受信料に関する旧第32条「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」を新第64条にずらし、これに第4項として「協会の放送を受信し、その内容に変更を加えないで同時にその再放送をするものについても適用する。」という規定が加えられる。

ようするに、先月までのNHKは、無線の放送の受信を普及するだけのものだったのに、今や、あらゆる電気通信手段で日本全国への映像配信を普及する、などという、壮大な国家的事業目的を持つ組織へと「発展」したことを意味する。そして、この壮大な事業のために、携帯やカーナビはもちろん、今年の夏の終わりまでには、ケーブルテレビだろうと、ネットにつながっているだけのパソコン(テレビ機能無し)だろうと、とにかくNHKからの映像が見えてしまうものを持っているやつら全員から、ごっそりと受信料を巻き上げることができるようになる。とくに会社や事務所は、パソコンが置いてある部屋ごと、部課ごとに、個別に1件分として課金されるので、総計すると莫大な金額だ。

(純丘曜彰 教授博士/IT・Web)より抜粋
http://www.insightnow.jp/article/6412




私は本ブログで再三再四、「反日放送局のNHK」の問題を書き記しており、NHKとは国が直接運営する「国営放送」ではなく「総務省所管の特殊法人」として、「公共放送」との形式により「視聴者」(受信契約者)から強制的に「受信料」を取り立てて運営していますが、NHK自体は法的に営利活動が出来ないので「法の抜け道」として「関連団体に営利企業を持ち、天下りや多額の利益を上げている」との批判がありますし、韓国の国策で儲ける「電通との深い関係」も指摘されています。




株式会社総合ビジョンとは、NHKエンタープライズの「小野直路」代表取締役社長が「取締役 (非常勤)」で、茂手木秀樹(株)NHKエンタープライズ執行役員・松下康(株)電通取締役専務執行役員・服部洋 (株)電通テレビ&エンタテインメント局エンタテインメント事業室長もおり、「株主」は「株式会社NHKエンタープライズ」・「株式会社 電通」ですし、「取引先」には「日本放送協会(NHK)」・「株式会社 電通」とあり、「ご挨拶」には「当社はNHKグループおよび電通グループの一員として・・・」と書かれているので、「NHKと電通が深い関係」にある会社です。「株式会社総合ビジョン」http://www.sogovision.co.jp/com/index.html

NHK受信料 → 番組制作を子会社へ → 電通関連の会社が製作 → NHKへキックバックや天下りか?








↑  NHKの『スペシャルドラマ「坂の上の雲」(全13話)』の2009年12月20日放送分で、「日清戦争に従軍した正岡子規の前で、日本軍が清国人から食料らしき物を強奪(徴用)して老人が抗議する」・「幼い孫を指し、この子の親はお前らに殺された。いつかきっとこの子が親の敵を討つ」と、原作にはないシーン!




↑ NHKの「ニュースウオッチ9」の2010年8月25日放送で、「円高・株安」や「民主党代表選」(小沢氏出馬か?)を後回しにしてまでも、「女性に大人気韓国女性グループ」と、「少女時代」初来日を「トップニュース」として約5分間も放送!

放送事業者であるNHKは、「放送法第3条の2」にある「放送番組の内容は、公序良俗を害さない、政治的に公正、報道は事実を曲げない、意見が互いに対立している問題は可能な限り多くの視点から論点を明らかにする」などが求められているのに、これまでNHKの「偏向」・「捏造」報道は酷くて多くの国民が怒っていますが、NHKが公共の電波を利用するために支払う「電波利用料は14億8700万円」と「事業収入6644億円のわずか0.22%」しか支払っていないので、これでは「公共住宅を破格の安値」で借りては「高額の賃貸住宅」にするとの「濡れ手で粟の商売」です。


NHKは受信料収納額が過去最大で黒字なのに、ワンセグ携帯電話やネットに接続しただけでテレビ機能のないPCから受信料を取るなど異常で、NHKは解体して電通支配の受信料貴族を根絶すべきです。

良識ある日本国民の皆様、ネットに接続しただけのPCから受信料を取るとのNHKについてご考慮下さい。




転載終わり