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西村幸祐氏 「戦後70年 ニッポンの肖像―日本人と象徴天皇」NHKスペシャルの狂気

2015年04月20日 17時00分57秒 | マスコミ
西村氏のTwitLonger から転載しました。
私もこの放送を見ていましたが、昭和天皇が靖国参拝をやめられた理由はA級戦犯が祀られているからだと断定して述べていることに腹が立ちました。

昭和天皇は、マッカーサーに会いに行かれたときに、今回の戦争の全責任は私にあると言われ、絞首刑にしてもらってもいいから、国民を助けてほしいと言われたといいます。国民は自分の命令に従っただけなので、罪はないと言われたそうです。開戦の時に、ただ一人反対されたのは昭和天皇であるにもかかわらず、そのように言われたのです。

それなのに、A級戦犯が祀られているからなどという理由で行かれないわけがありません。大体ゆかれなくなったのは、昭和50年に三木首相が私的参拝などと言い始めて、マスコミがそれを取り上げ、その結果、与野党で議論になってしまい、政治問題化したのがきっかけであり、翌51年から、昭和天皇は御親拝をお控えになられるようになったのです。A級戦犯の合祀は、それより後の53年からです。全く関係ありません。

昭和天皇は、A級戦犯の処刑された日に目を真っ赤に泣きはらしておられたといいます。また、東條首相にも同情しておられ、ご家族にもお声をかけられていたという話を聞いたことがあります。

以前富田メモなどという、検証もしっかりとされないで、公開もされないメモを日経新聞がスクープ記事にして、勝手に断定した記事を書きましたが、昭和天皇をよく知る人々がおかしいと疑念を抱いたのは当り前で、靖国参拝の正当性にケチをつけようという陰謀にしか思えません。

西村氏も書いているように、A級戦犯は、日本では国会の全会一致で名誉回復がなされたのです。あの東京裁判の非法治主義的な裁判をまともな裁判とみなすのはおかしいのであり、日本人は、敗戦したとはいえ、戦勝国のリンチのような裁判の犠牲者を、死刑になってもまだ鞭打って、靖国参拝すら反対するのはおかしいのではないでしょうか。


「戦後70年 ニッポンの肖像―日本人と象徴天皇」NHKスペシャルの狂気

4月18日・19日と二夜連続して放送されたNHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像
-日本人と象徴天皇-」は本当に酷い番組だった。
昨夜午後6時10分の情報番組で、よく韓国人が色々な場面で使う日本が極端に小さく描かれたアジアの地図を、NHKが平気で使用して話題になっている。つまり、その番組の制作スタッフが韓国人に乗っ取られていることが露わになった訣だが、それよりもっと悪辣な番組がNHKスペシャルだったのである。

特に昨夜の「第2回 平和を願い続けて」で、解説に登場した保坂正康氏と御厨東大名誉教授が滅茶苦茶で嘘ばかり言って視聴者を騙す。敗戦直後にGHQに占領されて検閲下で放送を開始したNHKが、まさにそのアイデンティティを確認した瞬間だった。
昨夜のNHKスペシャルで、昭和天皇が靖国親拝をおやめになったのは、いわゆるA級戦犯、つまりA類の戦犯が靖国に合祀されたからという嘘を振り撒いた。保坂と御厨という戦後体制にしがみつくく反動的な御用知識人の醜い本質が、昨日また改めて露わになったのである。

日本にはもうすでに東京裁判によるA類戦犯は存在しない。なぜなら、以下のリンク(「インドのモディ首相が来日する、大きな意味」)で説明したように、日本はSF講和条約に調印したのは東京裁判の判決を受け入れただけで、裁判そのものを受け入れた訣ではないからです。
しかも、もっと重要なことは、サンフランシスコ講和条約の第11条で「戦犯」の赦免や減刑についは、「判決に加わった国の過半数が決定する」とあり、全国で戦犯釈放運動が広がり、当時の有権者のほとんどである4000万人(当時の日本人口8454万人)の署名が集り、昭和28年に戦犯の赦免決議が国会に於いて社会党や共産党を含めて一人の反対もなく全会一致で採択されたという事実があります。

そして、国際的にも、サンフランシスコ講和条約第11条にもとづく11カ国の同意を得て、いわゆるA級戦犯は昭和31年に、BC級戦犯は昭和33年までに赦免し釈放されました。
その結果、すでに処刑されていた【戦犯】は「法務死」とされ、靖国神社にも合祀された訣です。

●1952年(昭和27年)6月9日参議院本会議にて「戦犯在所者の釈放等に関する決議」
●1952年(昭和27年)12月9日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」
●1953年(昭和28年8月3日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」
●1955年(昭和30年)7月19日衆議院本会議にて「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」

以上の決議は、全て全会一致、社会党・共産党も賛成しています。当時の日本人の民度の高さが偲ばれます。その高い民度は、占領軍である米国と連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)によって、日本が解体される前の、つまり戦前の教育を受けていたから保たれていたものです。

インドのモディ首相が来日する、大きな意味
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