小さな自然、その他いろいろ

身近で見つけた野鳥や虫などを紹介します。
ほかにもいろいろ発見したこと、気づいたことなど。

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畑のギャング

2009年12月25日 10時24分02秒 | 自然観察日記
 庭にりんごを置いてから、ヒヨドリとメジロがよく来るようになりました。ヒヨドリは朝が多いです。それ以外の時もたまにきますが、ある程度食べるとしばらくは来ません。メジロはしょっちゅう来ます。去って行ったと思ったら、またすぐ来ていたりします。小鳥は警戒心が強いので、途中ですぐに逃げて、また様子を見ては戻って来るのでしょう。食べていても、途中でときどき高い枝に移っては、あたりを見回しています。
そんなメジロのかわいい小ささに比べると、ヒヨドリはずいぶん堂々として大きく感じます。ヒヨドリは人間には警戒してすぐ逃げますが、他の鳥には全く恐れるものがない感じに見えます。ピィーピィーと言う甲高い声も他を威嚇するような感じに聞こえます。なんだか「とりパン」のあのマンガに出てくるやんちゃなヒヨドリの印象そのままです。いや私があのマンガから影響を受けて、そう見ているだけかもしれませんが。



ヒヨドリが二羽来ています

 農道を走っている時も、そばに田んぼが広がる田舎町の商店街を歩いている時も、庭のある民家の脇を通っている時も、しょっちゅうヒヨドリの声が聞こえてきます。この付近は雀とヒヨドリの声はどこに行っても絶えることがありません。あのピィーピィーという声をきくたび、やんちゃヒヨドリが鳴いてるなとほほえましくなります。
以前農家の知人が、ヒヨドリは畑のギャングだと言っていたのを思い出します。畑のギャングといわれている鳥はほかにもムクドリや雉もそうだと言っていた人もいます。草食の鳥はきっと皆ギャングなのでしょう。鳥から見たら、みなおいしそうな餌なのだから、しかたのないことです。畑の一画にたくさんの実がなった柿やみかんの木が誰も収穫せずにそのままになっているのをよく見ますが、通るたびになんだかもったいないなと思ったりしたこともありましたが、今は、きっと鳥たちのために置いてあるのだろうと思っています。畑の作物をねらわなくても、もっと簡単に手に入るおいしい柿やみかんがあれば鳥たちも大喜びです。空を舞っていたムクドリの群れが、さぁーと降りてきて、柿の枝にいっせいに止まるのを見たことがあります。ムクドリのちょっとしゃがれた声が満足げに聞こえました。

メジロがやって来ました

2009年12月24日 09時19分38秒 | 自然観察日記
 庭の柿の木のあたりにりんごを切って置いてみることにしました。漫画の「とりパン」みたいな感じでいろいろな小鳥が来るのを期待して置きました。
 一日たって、りんごは全く手つかずのままでした。まあ小鳥が気がつくまで気長に待とうと、そのまま気にもかけずにさらに二日目、窓をガラッとあけると、ヒヨドリの甲高い声とともに素早く飛び去る姿。あっ、来てたんだとりんごを見ると、だいぶかじられていました。食べてくれたことがうれしくもあり、次に来たら撮影しようと思いました。
 午後になって、窓越しに庭を見ると、いました、いました、小鳥が来ています。何とメジロがりんごをついばんでいます。メジロは雀の半分くらいの体長の、小さな小さな小鳥です。さらにもう一羽来て、二羽が両方向からついばみ始めました。ときどきキョロキョロとあたりを見回しては、またついばみます。りんごは二か所に置いてあるので、今度は一羽がもう一か所へ移動して、それぞれが各々のりんごを独占して、小首をかしげながらついばみ、あたりを見ながらついばみ、その姿の可憐で愛らしいことと言ったら、もうたまりません。そっと窓のガラス越しに撮影し、さらにそおっと窓を少し開けて、カメラだけ出して、隠れるようにして撮りました。緑色の体が、木の葉の中で保護色になって見えにくいですが、やっとある程度形がはっきり写った写真になりました。


右端に一羽、下の方に一羽います


からすの帰宅風景

2009年12月19日 14時55分20秒 | 自然観察日記
 数日前の夕方自転車で走っていた時、空をカラスが数羽西から東へ移動していくのを見ました。なんとなくみていると、そのあと次から次にカラスが、まるで遠くの空から湧いて出る感じに現れては、多くなったり少なくなったりしながら、西から東へ飛んで行くのでした。この地域には山がないので、きっとどこか神社の森のようなところを目指しているんだろうなあと思いつつ、カラスが去っていくあたりの森の見当をつけたりしていました。その後、毎日気をつけて夕方の空を見ていると、必ずカラスの集団移動を目撃することが出来ました。わたしの自宅は、カラスを見た場所から少し北にあるのですが、自宅にいる時にも西から東へ帰っていくカラスの群れをみました。南と北でちょっと離れているので、違う群れだと思うのですが、同じように西から東へ向かっているので、ねぐらの方角が太陽と関係あるんだろうかと思ったりしました。

 夕方

 朝 右端に写ってます。

 夕方の移動があるなら、朝の移動も見てみたいと思い、朝の6時半ごろ空を見上げてみました。まだちょっと暗いかなと思っているとほんの10分も過ぎたころ、カラスの移動が始まりました。東から西へ次々とまるで出勤するかのように飛んでいきます。面白いものを発見した気分で、早速家族に報告すると、「ああ、カラスはねぐらと餌場を毎日往復するそうだよ。ずっと前テレビの特集でやってた。」とか言われて、発見の手柄はテレビにとられてしまいました。西と東というのは、何か関係あるのか聞いてみたら、単にねぐらと餌場の位置にすぎないんじゃないのと言ってました。まあそうでしょうね。

冬のモズ

2009年12月16日 13時23分56秒 | 自然観察日記
  
数日前のことですが、朝起きて雨戸をあけると、網戸の外側にかめむしがとまっていました。かめむしは夜窓を開けると入ってくるときがあって、臭い液を出すというイメージがあるのですぐにティッシュでそっとつまんで外に逃がします。しかしもう冬なのにけっこう虫がいるのには驚きです。日中の暖かい日には、庭でモン黄チョウを見かけることもあります。もっともここ最近の冷え込みでさすがに姿を消したように思われます。


それでも蜘蛛は相変わらずたくさんいます。立派な網を張っているのですが、この時期餌はちゃんととれるのだろうかと不思議に思っています。不思議なのは、蜘蛛だけでなく肉食のモズもそうです。虫やトカゲなどの小動物がいなくなったら、何を食べているのかと思います。越冬中の眠っている虫やトカゲなどを木や土の中から掘り出して見つけているのでしょうか。
ツバメは渡り鳥でいなくなりますが、モズやセキレイは留鳥らしいので、冬でもどこかで虫などを食べているにちがいありません。
最近モズの姿をほんとによく見ます。以前はモズがどんな姿をしているのか知らなかったので、いるのかどうかも関心がなかったのですが、天達さんに教えてもらって以来、あちこちで見かけます。こんなに身近な鳥だなんて思いもしなかったです。農道を自転車で走っている時も、うちから窓の外を見ている時も見かけます。雀と同じくらいの小さな鳥で胸がうっすらと赤茶色がかっているのと長めの尾羽が特徴です。鳴き声はあまり美声ではなく、テケテケテケといった感じに聞こえます。私は自転車で出かけることがほとんどなので、そこで見かけた小鳥の名前がわかって来ると、田舎道を走るのはなかなか楽しいものです。
 




桜の木とすずめ

2009年12月10日 15時04分36秒 | 自然観察日記
うちの近くにある公園には、桜の木が数本あります。春には近所の人がよくお花見をしているのを見かけます。ちょっと前までは、桜の紅葉が青空に映えて、春とはまた違った風情を味わうことが出来ましたが、今はもうすっかり落葉してしまいました。しかし、よくみると、たくさんの花芽がついて、この時期から春の準備はしっかりと出来ているのです。

 

この桜の木々に毎日たくさんの雀たちがやってきて、ちゅんちゅんと鳴き交わしてとてもにぎやかな時間があります。何をしているのかよく見ていると、この雀たちは、桜の花芽を食べているのでした。こんなにたくさんの雀たちが毎日食べに来て、ときには雀だけでなくヒヨドリも来ているのに、桜の木は大丈夫だろうかと思うのですが、春には、見事な美しさで、たくさんの花を咲かせてくれます。どこに食べられた部分があるのかもわからない豪華さです。



 ほんとに自然と言うのはよく出来ているものです。冬に雀たちを養ってもありあまるほどの花芽が十分に用意されているのですから。
 植物も動物も自然の中では、きっと持ちつ持たれつの調和があるのでしょう。人間もそんな調和の中の一員であることを忘れたくないものです。