「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「女王」 タイプ

2015年03月22日 19時12分41秒 | 「BPD 実践ワークブック」より
 
○女王
 
・ 典型的な思考
 
  「私はもっと注目されたい。
 
 私はもっと多くの注目を 受けるに値する。」
 
  「私に反対意見を言ったり、 私の願いに逆らったり、 自分の要求を抱くとしたら、
 
 それは 私を愛していないとか 尊敬していないということ」
 
・ 典型的な感情
 
 必要なものを与えられていないという 子供時代の剥奪感から生じた、
 
 特権意識, 剥奪感, 空虚感, 怒り, 欲求不満や孤独感が あります。
 
 忍耐力がなく、 他人の境界を侵し、 それを認識も後悔もしません。
 
・ 典型的なふるまいと 中心的ジレンマ
 
 空虚感にかられるうえ、 自分自身をなだめることができないので、
 
 望むものを手に入れるためには どんなことでもしでかします。
 
 脅迫のような報復行為も含まれます。
 
 真の操作をすることもできます。
 
 (原初的なボーダーの人とは対照的に)
 
 初めは 社交的で優雅な印象を 与えるかもしれませんが、
 
  「友人」 が期待に沿わなくなると、 少しも考えずに切り捨てます。
 
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」 (星和書店)
 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
 
コメント
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