( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/53824253.html からの続き)
BPDの人は フラストレーションに対して、
未成熟な防御規制で 反応してしまいます。
防御規制には 次のようなものがあります。
○行動化
不愉快な感情に対処するため、自己破壊的な行為に出ます。
飲酒やセックスなどがあります。
○退行
ストレスを感じると、子供っぽい振る舞いをします。
○抑制と回避
初対面の人に 不安を感じると、引っ込み思案になり、関係を避けます。
○受動的攻撃性
怒りをカモフラージュして 間接的に示します。
わざと遅刻したり、約束を忘れたことにして、仕返しをしたりします。
○分裂
スプリッティングを起こして、全て悪いと決めつけ、関係を切ってしまいます。
○投影と投影性同一視
自分の行動を 人のせいにします。
以上のような 防御規制に対して、成熟した対処方法があります。
○抑圧
不快なことを 意識的選択的に避けます。
スカーレット・オハラのように、「明日のことは 明日考える」
○昇華
不快な感情を 受け入れられる方向に変えます。
激しいスポーツや エクササイズによって、怒りを発散します。
○ユーモア
ユーモアには広い視野や、冷静な距離感が必要です。
また、良い友人を 持つことも大切です。
健全な人たちの中にいるほど、破壊的衝動に抵抗しやすくなります。