「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「クローバーフィールド  HAKAISHA」 (1)

2008年04月03日 22時10分20秒 | 映画
 
 話題作 「クローバーフィールド」 の ジャパンプレミア試写を観てきました。

 会場は、3月19日にオープンしたという、水道橋のJCBホール。

 「クローバーフィールド」 は、今までにない 異例のプロモーションで

 注目を集めました。

 映画館で 予告編が流れる中、ホームビデオの映像が出てきて、

 パーティの風景が映されます。

 突然 大音響と共に 建物が揺れ、パーティの参加者たちが 屋上へ出ると、

 マンハッタンらしき 遠方の高層ビルが 大爆発を起こし、その破片が飛んできます。

 慌ててビルの中に逃げ、今度は地上へ出ると、

 再び爆発が起きて 道路に落ちてきたのは、何と 自由の女神の頭部。

 映像は 全てホームビデオです。

 映画の宣伝文句も タイトルさえもなく、

 実際のニュース映像なのかとも 見紛うものです。

 全米では、ネット上でも 様々なミスリード,怪情報が飛び交い、

 話題騒然となったそうです。

 やがて 題名が明かされた 「クローバーフィールド」 の仕掛け人は、

 今ハリウッドで 最も注目されているという プロデューサー・

 J.J.エイブラムス。

 このプロモーションのキーワードは、『予測不能』。

 プレミア試写会でも、何が起こるか “予測不能” でした。

 会場に入るや、暗い場内に 異彩を放つライティング,

 「クローバーフィールド」 の映像と 音響が流されています。

 開始時刻になって、司会の襟川クロが 出てきますが、

 彼女自身も何が起こるか 知らされていません。

 司会のクロが紹介した映像と 別の映像が映されたり、

 いきなり マジシャンのセロが登場したり、

 クロが話している途中に いきなり 大きな音楽と映像が始まったり。

 そして極めつけは、スクリーンになっていた カーテンが開いて、

 スモークと赤い光に包まれて 出てきたのは、

 予告編で吹っ飛ばされた、あの 自由の女神の頭部でした。

 そこへ エイブラムスはじめ、キャスト,監督らが登場し、

 クロもすっかり 翻弄されていました。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/53585239.html