「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

花吹雪、 花筏 (はないかだ)

2008年04月05日 20時01分58秒 | 心子、もろもろ
 
 また ジョギングと散歩を兼ねて、花見をしてきました。

 もう 葉が出てきていましたが、

 風雅な花吹雪を楽しめるのは この時期ならではです。

 風が吹くと 一面に花吹雪が ひらひらと舞い、顔や手にも当たります。

 遠い方の花びらは 光を反射しながら、ちらちらと舞い散っていきます。

 地面に落ちている花びらも、

 風に吹かれると 縦になってころころ転がり、つむじを巻きます。

 川面に散った花が 流れていくのを、花筏 というそうです。

 流れがゆるやかな所では 密にたゆたい、

 早い所では 流れに沿って花びらが流線を描き、

 場所によっては ゆっくりと渦を巻いて、自然の脈動を感じます。

 普段は じっくりと自然を観察する機会は 余りありませんが、

 たまには こういうひとときも いいものです。

 これも 心子が与えてくれる 時間かも知れませんね。