「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

散骨のルール

2007年10月31日 22時37分47秒 | Weblog
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/50961562.html からの続き)

 自然葬として 「散骨」 が広まる中で、

地域住民とのトラブルが 生じることもあります。

現行の墓地埋葬法は 48年に制定され、散骨などは 想定外でした。

91年に 「葬送の自由をすすめる会」 が 散骨を実施したとき、

旧厚生省は 散骨は埋葬法の対象外とし、

「節度をもって 行なわれる限り問題ない」 との 見解を示しました。

その後、散骨を行なう 参入業者が増え、遺灰でなく 焼骨を地面にまいて、

その上に 樹木を植えたり、土や落ち葉をかけることも

行なわれるようになりました。

厚生労働省は、これは 墓地以外での埋葬を禁ずる 埋葬法に違反する、

という 解釈を出しました。

しかし、そうすると 従来の散骨まで違法 ということに繋がってしまい、

疑問の声が上がっています。

国は その場だけの法解釈でなく、

自然葬と墓地葬を含めた 新しい葬送法を 作るべきだったでしょう。

亡き人を弔い 尊ぶ気持ちは、どの立場の人も 同じなのですから。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51000742.html