「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「ザ! 世界仰天ニュース」 録画視聴 (2)

2007年10月16日 22時02分33秒 | 「世界仰天ニュース」でBPD誤報
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/50694536.html からの続き)

 番組の中で、医学博士が作った 境界性人格障害の傾向テストが、

スタジオで紹介されていました。

 境界性人格障害の診断基準を、一般の人にも分かりやすく 言い換えたもので、

その趣意自体は 理解できます。

 実は、以前 ネットで調べていて これを見つけ、びっくりしたのですが、

この医学博士というのは、何と、心子の 実の 主治医の先生だったのです。

(拙著では 「森本先生」 という 仮名で登場。)

 番組では 先生の名前と顔も 紹介されていました。

 本当に 何という奇遇でしょう。

 まるで 心子が引き寄せたかのようです。

 もし、先生も 番組の構成や意図などを 充分説明されずに、

協力を依頼されたのだとしたら、大変な迷惑を 被ったことになるでしょう。
 

 ちなみに、先生が作られた 境界性人格障害の傾向テストというものを

紹介しておきます。

1 相手に嫌われない為に 取った行動で、逆に嫌われる事が多い。

2 好意を持った人が 不快な行動を取ると、急に大嫌いになる。

3 自分というものが無くて、相手によって性格が変わる。

4 ストレス解消方法は 自分を傷つけること (暴飲暴食や 無謀な運転など)。

5 自分の存在を 認めてもらおうと、過去に自分の肉体を 傷つけたことがある。

6 時々 急にむしゃくしゃして、それが2~3時間ほど続く。

7 飽きっぽくて 何に対しても満足することがない。

8 腹が立つと頭にきて、自分をコントロールできない。

9 心理的なストレスに さらせられると、記憶が飛んだりする。

 以上の項目で、当てはまる数が

 0~4個の方は 問題なし。

 5~8個の方は 注意が必要。

周りの方が 迷惑を被っているかもしれない。

 全部の方は 境界性人格障害の傾向がある。

医師の診断を仰ぐように。

 ということでした。