「境界に生きた心子」 が発刊されたとき、
ネット上で知り合ったある人に お知らせのメールを出しました。
しかし 久しく音信を 取っていなかったため、
アドレスが変わって 返信されてきてしまいました。
その人のホームページも 閉鎖されていて 連絡先が分からず、
ご無沙汰してしまった 報いかと思いました。(・_・;)
ところが、その後、その人から メールが届きました。
新風舎の 新刊案内を見ていて、
たまたま 「境界に生きた心子」 を見つけたというのです。(◎◎; )
「境界」 というタイトルに 引っ掛かり、
見てみると 作者が僕の名前なので びっくりしたと。
僕も 奇遇なことに驚き、そしてとても 嬉しく思いました。 (^^)
こんなところから、その人との メールのやり取りが再開しました。
その人は心子に、メッセージを贈りたい と言ってくれました。
「稲本さんはきっと、月命日ごとに 心子さんに会いに 行くんでしょうね。
そうだったら、伝えてください。
心子さん、あなたは 独りぼっちじゃないんだよ、と。
疾風怒濤の ジェットコースター人生で
苦しんだ仲間が たくさんいたんだよ、と。
それに会えなかったのが 残念だったな、と。」
その人は 拙著を読んで とても共感を持ってくれました。
「稲本さん、この本を出してくれて ありがとうございました」 と。
(続く)