「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

シゾイド・パーソナリティ障害と シゾイド・パーソナリティ・スタイル

2007年06月03日 12時33分14秒 | 「パーソナリティ障害がわかる本」 より
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47700525.html からの続き)

 シゾイド・パーソナリティ障害は 統合失調質パーソナリティ障害 とも言います。

 他人への関心が低くて、元々孤独を好みます。

 感情が平板で、表情も豊かではありません。

 親しい友人は ほとんどおらず、人の目を気にしません。

 外見にも無頓着で、異性への関心も乏しいと言えます。
 

 シゾイド・パーソナリティ・スタイルの人は、

 一人でいることを好み、人に頼る必要性を感じません。

 人と付き合うことを 楽しいとは思いませんが、

 必要な交流は持って、周りから浮かないように 配慮できます。

 感情は穏やかで 落ち着いています。

 人と対立することがなく、質素で 安定した存在です。

 性的には淡白で、結婚が遅れたり 独身を通したりしますが、

 異性問題で失敗することはありません。

 世俗的な欲がないので、高潔なイメージで 尊敬されることもあります。

 自分の世界を大切にし、周囲に影響されることはありません。

 即物的なことより 精神性を求めています。

 独自の世界を作り上げたり、こつこつと努力して 成就することもあります。
 

 人間相手より、自然や機械を対象にした 仕事が向いています。

 地道な作業を 淡々と続けていく分野で 特性を活かせるでしょう。

〔 岡田尊司 「パーソナリティ障害がわかる本」 (法研) より 〕

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/48046734.html
 
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