「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

コミックの「貸与権」

2006年02月05日 17時56分39秒 | 心理
 
 昨日の記事に、拙著「生死命(いのち)」(小学館)のことを書きました。(カテゴリー「関連本の紹介」)

 その単行本について、過日小学館から「貸与権の管理委託に関する契約書」というものが届きました。

 昨年著作権法が改正され、レンタルブック店でコミックが貸し出された場合、著者にも使用料が払われることになったそうです。

 正式に運用され始めるに当たって、小学館に貸与権の管理を委託するという契約です。

 「貸与権」というのは、「著作物を、著者に無断でレンタル店が貸し出すことができない権利」とのことです。

 少しずつ色々な権利が認められ、法制化で守られるようになってきたことは喜ばしいし、文化の成熟を表わします。

 でも実際には、「生死命(いのち)」はもうほとんど出回っていないと思われるので、使用料が入ることは期待できないと思いますが。(^^;)