蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

ちょっとの散歩のつもりが標高1000M以上とは!

2005-10-04 01:08:48 | 田舎暮らし賛歌
田舎暮らし賛歌

 今日昼前、天気よくここのところいつも雲に隠れていた鳳凰三山のあたまが見えた。急にちょっと出かけてみたくなった。
 こんなときは軽トラが最高。どんな狭い道でもスイスイ行ける。
 国道20号を横切り鳳凰三山に誘われるように青木鉱泉(約25分)との標識に誘われその道に入る。だんだん人家は無くなり道幅は狭く舗装がなくなりじでこぼこの砂利道になった。
 今時、公共工事大盤振る舞いのお陰で日本国中たいていにの道という道は舗装されてしまった。だから田舎といえども舗装されていないということはそうとう覚悟を決めてはいらないととんでもないことになる。行き止まり。Uターン困難等々。

 それでも前方に泥ぼこリがたっている。ということは先行車がいるということ。やや心安らかになって前へ進む。
 やがて、思いがけず舗装路に出たと思ったら御座石鉱泉だった。

 平日と言うのに2、3台他県NOの車が駐車している。
 其処を過ぎて更にいくと精進滝への入り口についた。

 標高100なんMとか書いてある。でも案内板を読むと、駐車場から滝までは片道40分とある。軽い気持ちで出てきたので飲み物も何も持っていない。
 つり橋をを渡って少し山道を登り何か紫いろのホタルブクロに似た野草の美しさにみとれて引き換えしてきた。その道すがら2、3人の婦人の登山者とすれ違った。「こんにちは」と挨拶してくれる。
 うれしくなぜか幸せな気持ちになる。 

 これもまた田舎暮らしの醍醐味である。

 おおげさな旅支度なんかしなくてもちょっとそこらの公園へ行く軽い気分であっというまに大自然の懐にとびこめるのだ。

 10月8日追記
 
 冒頭の写真の野草、図鑑で調べてみたらトリカブトのようでした。
 
猛毒につき触ってはダメとありましたが、この写真を撮るため、一茎折ってしまいました。美しい花には毒があるとは聞いていましたが、なんとも可憐な花でした。

 そういえば、前にトリカブト殺人事件なんてのがありましたが、この花だったのでしょうか。

 今のところ、私の身には別状ないようです。

 よっぽど人を喰ってきたせいか毒には強いようです。





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