1月15日(月)快晴。-4~8度。日中、風無く暖かな一日。
昨年末、初めて開いた個展の顛末。毎日、日記風にアップするつもりで、会場にまでノートPCを持ち込む意気込みだったのが、僅か一日だけで、後がつづかなくなってしまった。
その結果、提出期限の過ぎた宿題みたいになってしまった。
しかし、私にとっては、祈念すべき節目であり、後日の記録のため遅ればせながら、そこでの多くの方々との出会いのあれこれを思い出しつつ、摘記しておきたいと思う。
■ 会場入り口、僅か1M足らずの半扉の二階階段入り口、せめても目立つように生花を飾った。自転車の手前が、それである。
■会場の一隅。それぞれの壁面。
■4日目、珍しく大勢(?)のお客様でにぎわう。この日20人ほど。
■ 初めてお買い上げいただいた作品。 ■ 偶然、入ってこられた方がお買い上げくださった。
◇◇◇
初日、ドキドキ、はらはらする中、かすかに階段を上っていらっしゃる気配。
若い、ジーパン姿の女性だった。会場を、一渡り見終わられるのを待って、声をかけた。「絵か何かおやりになるのですか?」と。
美術大学で、映像関係のことをやっている。でも絵は描けないとのこと。面白い時代である。自分の手で描かなくても、PCなどのデジタル機器を使って、様々なイメージの世界が展開できるようになったのである。
こうゆう若い方が、私のような古めかしい手描きの絵を熱心に見てくれるのが嬉しかった。
その次に入ってこられたのは、どこの初老の紳士かと思ってよく見たら、何のことはない昔からの絵の仲間の一人だった。
今回は、なるべく絵を買って戴けたら…との主旨で開いた個展のため、これまでの絵の仲間への案内は、この沿線に住む極、少数の方だけにしたのだった。
これは、初めての場所でもあり、毎日、会場に詰めていて誰も話し相手がいないのでは、あまりにも寂しいからである。
そのこちらの心内を読んでか、この心優しい友は、一番に駆けつけてくれたらしい。こちらも嬉しいお客さまである。
40点弱の作品を、丁寧に見てくれた友人は、私から今回の個展開催の経過を聞いたうえで、「この値段じゃあ、安いんじゃあない。」と、そして、「こういう場所で開くのもいいねえ」と言ってくれた。ほっとした。
午後、6時半過ぎ、タンタンと勢いよく上がってきた男性は、酒屋さんかなんかが、入り口を間違えて入ってきた感じである。
暫く、ぐるーっと見回した後の開口一番は、「この間まで締まっていたのに、今日は入り口に花が飾ってあるので、なんだろうと上がってきてみたら、絵の展覧会だったのですか!」とのこと。
聞けば、すぐ斜め向こうのお米屋さんであった。ご親切にも、「皆んなこんなところができたなんて知らないと思うから、ビラかなんかあったら、うちへ来たお客さんに配ってあげるよ」との、嬉しい申し出。手伝いの娘が、「それはどうも宜しくお願いします」と、案内のポストカードを数十枚お渡しした。
これも、気さくな商店街であってこそのご親切であろうと感じ入った。
さて、その宣伝効果はいかに、と明日からの期待に胸を膨らませた。
午後7時、入り口を、締めたあと、娘家族と、珍しく素直にやってきた息子を加えてのささやかなオープニングパーティーである。
乾いた喉に乾杯のビールが、一際美味しく感じた。
昨年末、初めて開いた個展の顛末。毎日、日記風にアップするつもりで、会場にまでノートPCを持ち込む意気込みだったのが、僅か一日だけで、後がつづかなくなってしまった。
その結果、提出期限の過ぎた宿題みたいになってしまった。
しかし、私にとっては、祈念すべき節目であり、後日の記録のため遅ればせながら、そこでの多くの方々との出会いのあれこれを思い出しつつ、摘記しておきたいと思う。
■ 会場入り口、僅か1M足らずの半扉の二階階段入り口、せめても目立つように生花を飾った。自転車の手前が、それである。
■会場の一隅。それぞれの壁面。
■4日目、珍しく大勢(?)のお客様でにぎわう。この日20人ほど。
■ 初めてお買い上げいただいた作品。 ■ 偶然、入ってこられた方がお買い上げくださった。
◇◇◇
初日、ドキドキ、はらはらする中、かすかに階段を上っていらっしゃる気配。
若い、ジーパン姿の女性だった。会場を、一渡り見終わられるのを待って、声をかけた。「絵か何かおやりになるのですか?」と。
美術大学で、映像関係のことをやっている。でも絵は描けないとのこと。面白い時代である。自分の手で描かなくても、PCなどのデジタル機器を使って、様々なイメージの世界が展開できるようになったのである。
こうゆう若い方が、私のような古めかしい手描きの絵を熱心に見てくれるのが嬉しかった。
その次に入ってこられたのは、どこの初老の紳士かと思ってよく見たら、何のことはない昔からの絵の仲間の一人だった。
今回は、なるべく絵を買って戴けたら…との主旨で開いた個展のため、これまでの絵の仲間への案内は、この沿線に住む極、少数の方だけにしたのだった。
これは、初めての場所でもあり、毎日、会場に詰めていて誰も話し相手がいないのでは、あまりにも寂しいからである。
そのこちらの心内を読んでか、この心優しい友は、一番に駆けつけてくれたらしい。こちらも嬉しいお客さまである。
40点弱の作品を、丁寧に見てくれた友人は、私から今回の個展開催の経過を聞いたうえで、「この値段じゃあ、安いんじゃあない。」と、そして、「こういう場所で開くのもいいねえ」と言ってくれた。ほっとした。
午後、6時半過ぎ、タンタンと勢いよく上がってきた男性は、酒屋さんかなんかが、入り口を間違えて入ってきた感じである。
暫く、ぐるーっと見回した後の開口一番は、「この間まで締まっていたのに、今日は入り口に花が飾ってあるので、なんだろうと上がってきてみたら、絵の展覧会だったのですか!」とのこと。
聞けば、すぐ斜め向こうのお米屋さんであった。ご親切にも、「皆んなこんなところができたなんて知らないと思うから、ビラかなんかあったら、うちへ来たお客さんに配ってあげるよ」との、嬉しい申し出。手伝いの娘が、「それはどうも宜しくお願いします」と、案内のポストカードを数十枚お渡しした。
これも、気さくな商店街であってこそのご親切であろうと感じ入った。
さて、その宣伝効果はいかに、と明日からの期待に胸を膨らませた。
午後7時、入り口を、締めたあと、娘家族と、珍しく素直にやってきた息子を加えてのささやかなオープニングパーティーである。
乾いた喉に乾杯のビールが、一際美味しく感じた。
通りや入り口の様子に暖かさを感じました。
会場も明るくきれいなところですね~。
絵の配置、花、テーブルの置き方など初めてなので準備も大変だった事でしょう。
暮れの慌しいとき、階段を上って個展を見に来てくださる方がたくさんで良かったですね。
40点弱を出されたとのこと。すごいですね!
画像でも大きな絵は何を描かれたのかわかります。
美しくまた力強い自然の風景ですね。
いろいろな出会いもあり、家族の方の協力もあり、「個展の成功、おめでとうございます!」という気持ちです。
何年かに1回と定期的に個展を開かれることも考えられたら、と思いました。
小さな作品は何を描かれたのでしょう。
また教えてください。
もっと作品アップしたいのですが、写真アップするのが結構大変なので、個展の雰囲気がお伝えできれば良いかなと思い、このぐらいにしておきました。
グループ展のときとは違い、一人で大勢の皆様とお話することとなり、大変な一方でとても勉強になりました。
これに味をしめて今年もと予定しております。
お陰さまで、これから大いに忙しくなりそうです。