蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

相次ぐ幼児殺害事件 -犯人には死刑を!

2005-12-10 00:33:45 | 時事所感
 広島での「木下あいりちゃん」の犯人が捕まったとおもったら、それをあざ笑うがごとく今度は栃木での「吉田有希ちゃん殺害」事件である。

 しかもこんどの犯人は「インターネット」予告記事まで発信していたという。

 何を考えてこうゆう残酷な神を欺くような事件をひきおこすのだろうか?。そして犯人は今どこでどんな心境で自分の犯した犯罪報道を視聴しているのか?。

 このような犯罪が相次いで起こるのも、重ねて言うが現在の日本では極めてその刑罰が軽すぎるからではないか?。

 今朝の日経朝刊でも、群馬・高崎女児殺害事件(浜名愛ちゃん 7歳)の母親、浜名裕子さんが「多発する事件を抑止するために、終身刑を設けたり、幼少年者の虐殺犯の重罪化をしてほしい」と訴えている。

 終身刑など生温い。全て死刑にすべきである。そんな犯人を生かしておいたところで何のためにもなりはしない。

 同じ紙面で山口の母子殺害事件の犯人に対して、一、二審無期判決に対して検察側が量刑不当で最高裁に上告しているとの記事が出ていた。

 これによると二審・広島高裁は、母親を乱暴しようとして抵抗され絞殺し、傍らで泣いていた長女夕夏ちゃん(生後11ヶ月)を絞殺した18歳の被告に対して、「極刑がやむを得ないとまではいえない」として無期懲役を言い渡したという。

 一体この裁判官は何を考えてこんな判決を下して平然としていられるのか。これでどうして法と正義が守られるというのか?。こんな犯罪を犯した人間が今後べんべんとしてこの社会に生かしておいてどんな償いができるというのか?。

 この裁判官は人間としての、感情をもっているのか?。人の親、夫としてやり場の無い悔しさ、無念さをどう想像してみることができないのか?

 老若男女を問わず人を殺したら、原則死刑、この大原則が今こそ徹底されねばならない時ではないのか。

 このことが実現されない限り、今回のような事件はいつまでも繰り返えされるのではないか。


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7 コメント

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Unknown (ポワール)
2006-03-14 22:18:49
はじめまして。ポワールと申します。少年犯罪、(山口の母子殺害事件)をニュースで見ていて早速検索をかけたらここへいきつきました。

感情のままにこちらへコメントさせていただいたので文章がめちゃくちゃなんですが、

ここのブログのように

どんどんみんなでよく人間を考えて行きたいと思いました。

いったい古い司法の対応で、こういった事件、少年犯罪ということだけで済ませていいんでしょうか?納得行きません。悪いことは悪い。年齢性別関係なく人間としてあるまじき行為に怒りを感じます。こういった事件をただニュースなどで報道するのではなく、どうしたら解決・解消されるのかは裁判官にかかってるといいますが、その裁判官は人間なんでしょうか?納得の行く、ましてや人間として道徳など普通に考えて犯罪と言うものにどう感じているのかでけ考えてほしいです。
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Unknown (ポワール)
2006-03-15 00:04:13
ご返信ありがとうございます。

これからも色々人間として考えて行こうとおもいます。

犯罪は終わらないとは思いますが、1人1人が少しずつでもモラルを大事にいけるよう自分も心がけます。

もっとこういったことにも目を背けること無く行こうと思います。

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ご挨拶が遅れました・・・ (あゆみ)
2006-03-16 16:12:32
ブログへ訪問&コメントありがとうございました。実はトラックバックさせて頂くのは初めての経験でした。後で見ると、ブログの本文を修正するたびこちらにも記事が掲載されていって、3つも重なってしまいました・・・。申し訳ありません。

またお邪魔させて頂きます!

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絶対に許せない! (ちいママ)
2006-04-18 12:38:36
山口母子殺害事件をずっと見守ってきました。

この犯人だけは絶対に許せません!!



死刑廃止を訴える人達に聞きたいです。

「あなた達の一番大事な人が同じ目に遭っても

同じことを言うのですか?」と・・・



何故この世の中は、犯罪者ばかり守られて、何の罪もない被害者が苦しみ続けるような仕組みになっているのでしょうか?



たとえ、死刑になっても、それでも、まだ終わりではないのです。一生、いえ、あの世に逝かれてからもずっと苦しまれる被害者の思いを考えると、死刑でもまだ足りないくらいです。



この事件を思うと体中に怒りが溢れ、涙が止まらなくなります。

何の罪もない大事な命を奪った人が、この世に出てきてどうなるのでしょうか?



本日、裁判官に人間としての血が流れていることを証明するような判決が出ることを祈っています。

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コメントありがとうございました。 (蛾遊庵徒然草)
2006-04-18 19:51:44
コメントありがとうございました。私も昨日だったでしょうか、安田弁護士の裁判欠席言い訳会見みていて一層はらが立ちました。この期に及んでまだ下手な被害者の顔の絵まで持ち出して、首に手をかけたのではなく口を塞ごうとしたので殺意はなかったというようなことを言っていました。では、11ヶ月の赤ちゃんを殺したのはどういうわけだと弁明するのでしょうか?。全く救いのない事件です。

 死刑の量刑判断が一人なら無期、三人なら死刑、二人なら殺人の手段、死体の損壊等により無期と死刑に判断がわかれるとか。こんなばかなことがあるでしょうか。司法そのもが「人権尊重」という馬鹿の一つ覚えを後生大事に、一番人間を尊厳を数で判断するなど侮辱したことをやっていることに何故気がつかないのでしょうか?。

 この事件もそうですが、先日の栃木県でのリンチ殺人事件、これは警察官の天下りと警察官の身内庇いというこれまた救いようのない、国民としては我慢のできない構造的国家犯罪かと思われる事件がおきています。こんな輩を野放し同然にするのなら、国民に銃を返せと叫びたくなります。自分の身体と尊厳は自分で守ると!。こんなことになったら人間社会は崩壊します。

 人を過失ではなく、一人殺したら年齢の有無を問わず、原則死刑、これこそが犯罪抑止の唯一の方策であると堅く信じます。

 今、国民の裁判参加が議論されていますが、私たちはこれに積極的に参加して専門家まかせにせず、庶民の健全な考え方を反映していくべきではないかと考えます。またよろしくお願いします。
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生かさない刑に処せるべき (死刑も教育)
2006-04-19 13:19:40
遺族の者関係でも、加害者関係の者でもありませんが、テレビという公共の電波を正当に受信する権利がある、一視聴者という事件とは間接的に情報を知る権利をもって、知り得た者ですが、「マブダチ」へ宛てた手紙のことを知り、黙ってられなくなりました。

 遺族の気持ちを察すると、被害者も私もノウノウと生きてる事に変わりないのです。



 手紙の内容が理解できず、暫く疑問に思っていたのですが、あえて時間を掛けて整理してみました。

 この手紙は、加害者の世界なりの最後の力を振り絞った『遺書』と捉えるべきであり、社会で通用しなければ自殺に値する計画性が伺え、『結末処理は誰によって裁かれるか?』のみを問いかけた物だと思います。

 私には、この『遺書』を公開した事だけでも、この事件以来、いわゆる『不幸の手紙』が届くようになった思いで、遺憾であります。

『不幸の手紙』はテロ性を秘めた事件を象徴しており、『マブダチ』さんに裁きを委ねた物でありますが、公開された限り手に負えない事を意味していて、不特定多数の意見を徴収するに至ったということであります。

 私が裁くとすれば、加害者の少年は、手紙の『子犬』に託したとなります。



 遺族の本村洋さんに対しては、大変失礼な考察でありますが「公園で歩いていた子犬」の立場で加害者の行為を捕らえると、「公園を歩いていただけでやられてしまった!」となります。

他界の何者かの仕業ですから、「郷に入りては郷にしたがえ」は掟であり、加害者は「それって罪でしょうか?」とも問いかけておりますが、「一旦、他界しなければならなかった事を怠った」となり、やはり罪でしょう。

 

 近年、巧みなコンピュータゲーム・ソフトの『裏技』など、奥深くに秘めた利用者の個性を表面に引き出すシステムが世情を象徴しており、「書き換え操作」や「リセット」などのリトライを、権限なくしてノウハウを知り得る風潮が流行しており、安易に思えても、道徳性真意に計画性有だと判断します。



 厚生の可能性の審議を要求されておりますが、「厚生の可能性が残っている」との事で、可能性とは「秘める」か「託す」ものであり価値観が評価され、「残量計算」すべきものでは決してありません。



 子犬の価値は存在する事であり、吠えることが仕事であり、少年は秘めた可能性を事件で託してしまった訳でありますから、最後の言葉をかけてやるとすれば、「勉強するか仕事をするかで世に尽くす事が存在する事の価値であった、人間であった事に誇りがあるのなら法を守ることが仕事であった」と結びます。
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コメントありがとうございました。 (蛾遊庵徒然草)
2006-04-20 13:18:40
 コメントありがとうございました。私は加害者が発信したという「マブタチ」への文書を見ておりませんのでこれについては何とも申せません。

 しかし、何かで、加害者が「自分を裁けるものは誰もいない…」というようなことを仲間だかに携帯で伝えたいうような記事はみたように記憶しております。

 これを聞いたときも、一体何を考えている奴なんだと思いました。

 このような輩はどんな親がどんな育て方をしてきたのかと思いました。

 しかし、このような犯罪を犯して平然としていられるのは、もはや遺伝因子そのものに欠陥があったとみるべき何万人に一人かの確率で生まれ出てくる悪魔の子ではないでしょうか?

 だからその親の教育の如何を問うてもどだい無理なことなのかもしれません。

 むしろこうした輩は人間の外見をしたケダモノか異形の化け物とみなして、人間扱いすべきではないのではと私は考えます。

 故に、こんな輩を教育更生させようなんておこがましいことを考えるべきではないのです。

 速やかにこの人間社会からは追放すべきなのです。

 昨日も、TVのスパモニだかでコメンテーターとして出ていた弁護士と称する先生が、先進国で死刑を残しているのは日本と中国ぐらいだというようなことを言っていました。

 何故、こんなことで先進国でなくてはいけないのでしょうか?。先進国先進国なんて言ったてついこの間まで、それこそ理非曲直もなく世界中で植民地支配を行い、その結果今日の生活水準を維持して口を拭っている輩ではありませんか?。

 そんな輩のやることを何でも有り難がってあとからくっついていこうとする一見お利巧そうな面をした学者、識者面には反吐がでそうになります。

 私は中国共産党国家の強権支配には断固、嫌悪を感じるものですが、家の国の連中の自分たちの特権は棚に上げてのすまし顔での犯罪者への断固とした迅速な処断振りだけは評価を惜しみません。もっともこれは巧妙な政権への国民の不満を逸らす巧妙な国民操縦の道具として使っているのかもしれませんが。



 とにかく、死刑の残虐性を云々するなら白昼堂々問答無用で宣戦布告もせずに無辜の民衆を巻き添えにすることがわかりきっているイラク戦争のような国家犯罪を何故、識者と称する輩は弾劾しないのでしょうか?

 これに反して、自己の欲望の赴くままあ可愛いあかちゃんを抱く母親を強姦し、その母のそばへ何もわからず泣いて這いよるあかちゃんを無惨にくびり殺してしまうような鬼畜をどうして死刑にしてはいけないのでしょうか?。

 どうしてこんな奴をこれから先100歳か200歳までも被害者の本村洋さんも納めている税金で大切に刑務所で食べさせ面倒みて生かしていかなければならないのでしょうか?。

 それでなくても真面目に働いても低賃金で短期契約でいつ首を切られるか分からない生活の不安を日々抱えている同胞が幾百万といるというのに、何故我々はお人よしにも仏様面して、こんな異形の鬼畜を扶養していかなければならないのでしょうか?

 どうか、物分りのいい識者法律家大先生には、このもの分かり悪い頑固の山家の隠居にも、なおよく納得のいくよう説き聞かせていただければと伏してお願い申し上げます。

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