蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

民主党代表選挙―古狐と古狸の欲呆け合戦のお粗末さ!―

2010-09-04 01:24:27 | 時事所感
9月3日(金)快晴。日中暑いが、夜は涼しい。庭先に虫の声しきり。
 
 此処、連日、メディアは、菅総理と小沢氏を巡っての民主党代表選挙で持ちきりだ。 
 なんという茶番だ。
 こんなお偉方に、一億三千万の生活を預けている我々は何とお人よしでおめでたいことだろうか。

 国民の6、7割は仕方ないながら当面菅総理で好いと云っているというのに、民主党の国会議員の先生方は、小沢氏の恫喝か何かに怯えてか、右顧左眄のありさま。
 ここでもし、小沢氏を選ぶようなら、民主党は奈落の底へと一直線ということではなかろうか。
 まあ、民主党の先生方に、少しは大人の常識があるならば、よもやそんな愚かで損な計算には、乗らないものとは思いたいところだが…。

 ところで、この争いの原因は、煎じ詰めれば、小沢氏が、「俺様の奮闘努力の甲斐あって、せかっく獲った天下餅、それを碌々力も出さずに、俺様が脛の向こう傷で一寸転んだその隙に、我が物顔に横取りとは、何条、許せるもんか」との恨み節。
 冥土の土産にここ一番、俺が手にした天下餅、どうして食わずに死ねるかとの、乾坤一擲、大勝負というところではなかろうか。

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