蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

中国漁船、巡視船衝突事件、大国?中国共産党の横車!日本を仮想敵に?

2010-09-22 14:32:45 | 時事所感
9月20日(月)
 晴れ。庭先のコスモスが可憐な花をつけている。秋茜(アカトンボ)が無数にその花邑の上をとぶ。薄の穂は秋の陽に金色に輝く。爽やかな秋の一日。

 しかし、人間界はこんなに爽やかにはうつろわない。ここ数日の大国・中国の我国、海上巡視船への中国漁船衝突を巡っての、横車の押しようはどうだろうか?
 まさに針小棒大、白髪三〇〇〇丈を地でいくようなものではないか。こんなことをして、中国共産党にはどれほどの国益をもたらすというのであろうか。
まさに平地に乱を起こす所業と言わざるをえないではないか。

 こういうことをすれば、中国は態々中国に理解と文化的親近感を日頃感じている私のようなものまで、中国は、一体何を考えているのかと、疑心暗鬼にならざるをえないではないか。
  このような自国の国力・軍事力、核保有の優越性を持って傘にかかるような行為をもってするならば、我々日本人は平和憲法のもと何とお人よしの能天気な国民かと改めて自覚せざるをえなくなるではないか。
  まさに中国は、日本よ、いつまでもアメリカの傘のもとでぬくぬくしてると、とんでもないことになるぞ。それとも、おとなしく今度は我が中国共産党の属国となって千年余りの昔に返って朝貢外交でもはじめるかい?といったところではなかろうか。

  日本を、また一昔前の軍事大国に向わせて我が国力を殺ごうとすうるのか、それとも目障りな日本を弱体化させるため、敢えて我が国の国論を二分させようとの、壮大な仕掛けの始まりだというのだろうか。

 さらにいえば、このところ中国の軍事力強化の意図が、アメリカからも東南アジアの周辺国からも、疑問視され警戒視される中で、その正当性の根拠をつくるため、敢えて我が日本を刺激し寝た子を起こして、怒らせ、仮想敵国に仕上げようとしているのではないか?
  そして、中国内の格差拡大による国民の不満を、軍事大国の幻想の下に、逸らしかつそれでも暴発すれば、強大な軍事力で自国民をも畏怖させて押さえ込もうとの魂胆ではないのか?

  いずれにしても、現時点でのまるで国交断絶に至るかとも思わせぶりな所業には、全く、その真意を量りかねるばかりではある…。

  

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