3月26日(日) 曇り、時々薄日さす。終日温かい。
優勝決定戦で、朝青龍が白鵬を破って、16回目の賜杯を手にした。白鵬はせっかくお父さんやお母さんがモンゴルから来日しての連日の応援観戦にも係らず、昨日は魏皇にも敗れで、大関昇進は確実にしたものの、いまいち物足りなかったのではないか?。
それにしても、決定戦での白鵬の白い地肌が横綱と四つに組んで、みるみる桜色に染め上がっていくのは実に美しかった。
また、向こう正面席に陣取るお父さんをテレビカメラが時々アップしたときに見た、その民族衣装が良かった。どんぐりの実に似た帽子の金の飾り板、緋色の上着。チンギスハーンの重臣が観戦しているかに堂々としていた。
そして、観客席でふだんはあまり見たことが無いようなモンゴルと日の丸の小旗が打ち振られるのも珍しかった。
国技の大相撲の千秋楽の土俵で、モンゴル人同士で優勝を争う光景など、一昔前には想像できなかっただろう。まさに庇を貸して母屋をとられたの図である。
WBCの日本とキュウバの決勝戦を見たアメリカ人の多くも同じようなことを感じはしなかっただろうか?。
もはや、様々な分野で、肌の色や国籍で縄張り争いや云々かんぬんする時代は、確実に融解し始めているのではなかろうか?。
まあ、しかし、栃東は朝青龍に勝ち、12勝で来場所への綱取りの可能性を残した。
これで、来場所、今度こその初優勝を目指しての白鵬の新大関としての奮闘、そうはさせじとライバル琴欧州の膝を治しての頑張り、栃東のリベンジ、さらには十両で実に43年ぶりとなる全勝優勝を果たした正真正銘の金髪の把瑠都がどこまで勝ち進むか、と今から楽しみがいっぱいである。
朝青龍もこれからは、そうやすやすと賜杯を手にすることはできまい。どんな世界でも一人勝ちでは○○おもしろくない。どこかの巨大夜郎自大大国のように!。
と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?。
「打ち出しの 太鼓に舞うや 花吹雪」―蛾遊庵山人―
(※ 花吹雪=桜吹雪、まだ少し早かったでしょうか?…)
優勝決定戦で、朝青龍が白鵬を破って、16回目の賜杯を手にした。白鵬はせっかくお父さんやお母さんがモンゴルから来日しての連日の応援観戦にも係らず、昨日は魏皇にも敗れで、大関昇進は確実にしたものの、いまいち物足りなかったのではないか?。
それにしても、決定戦での白鵬の白い地肌が横綱と四つに組んで、みるみる桜色に染め上がっていくのは実に美しかった。
また、向こう正面席に陣取るお父さんをテレビカメラが時々アップしたときに見た、その民族衣装が良かった。どんぐりの実に似た帽子の金の飾り板、緋色の上着。チンギスハーンの重臣が観戦しているかに堂々としていた。
そして、観客席でふだんはあまり見たことが無いようなモンゴルと日の丸の小旗が打ち振られるのも珍しかった。
国技の大相撲の千秋楽の土俵で、モンゴル人同士で優勝を争う光景など、一昔前には想像できなかっただろう。まさに庇を貸して母屋をとられたの図である。
WBCの日本とキュウバの決勝戦を見たアメリカ人の多くも同じようなことを感じはしなかっただろうか?。
もはや、様々な分野で、肌の色や国籍で縄張り争いや云々かんぬんする時代は、確実に融解し始めているのではなかろうか?。
まあ、しかし、栃東は朝青龍に勝ち、12勝で来場所への綱取りの可能性を残した。
これで、来場所、今度こその初優勝を目指しての白鵬の新大関としての奮闘、そうはさせじとライバル琴欧州の膝を治しての頑張り、栃東のリベンジ、さらには十両で実に43年ぶりとなる全勝優勝を果たした正真正銘の金髪の把瑠都がどこまで勝ち進むか、と今から楽しみがいっぱいである。
朝青龍もこれからは、そうやすやすと賜杯を手にすることはできまい。どんな世界でも一人勝ちでは○○おもしろくない。どこかの巨大夜郎自大大国のように!。
と、思うこの頃、さて皆様はいかがお思いでしょうか?。
「打ち出しの 太鼓に舞うや 花吹雪」―蛾遊庵山人―
(※ 花吹雪=桜吹雪、まだ少し早かったでしょうか?…)