立ち喰い Style

ファストフードの原型、立ち食いという様式美

新小川町 「永坂庵」→「亀島」'21/3 閉店

2018-08-23 11:47:09 | そば・うどん
2021/3 閉店

リニューアルを重ね「亀島」として営業していたましたが、閉店となりました。

以下は営業時の記事となります。
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飯田橋から高速高架沿いを江戸川橋方面にちょっと歩いたトコにある店。8/16にオープンした模様。

そう、ここは以前「天かめ」があった場所。
「天かめ」は店舗が増えたり、減ったり、長期休業したりと動きが激しいけれど、
この「永坂庵」は「亀島/亀よし/天かめ」と同じ運営母体(勝手に命名:亀かめグループ)による新店舗。

求人サイトの求人情報にも「亀よし」や「天かめ」の写真が使われているし、面接地住所は「亀よし」。


話はさらに横道に逸れるが、この新小川町のテナントは「天かめ」が今年の3月末位に閉店した後、3ヶ月間程「トンキーメン」という二郎を模したラーメン屋さんになっていた。
「トンキーメン」は築地や新川にもあるのだけれど、新川店の前をたまたま通り掛かった際に店頭の看板やPOP類に使われている書体が「亀島/亀よし/天かめ」に似てるなぁ?と思っていたのだ。
参照:トンキーメン 新川店 外観写真 [食べログ]

そこに来て、今回、新小川町の「トンキーメン」跡地にできたのが「永坂庵」。
「天かめ」→「トンキーメン」→「永坂庵」。
「天かめ」閉店から4ヶ月半、「トンキーメン」の開店から僅か3ヶ月で復帰した事になる。
それぞれの運営がまったく別会社なら、幾ら居抜きでも、これほどスムーズに同一テナントに入ることは考えにくいので「トンキーメン」も「亀島/亀よし/天かめ」を運営する「亀かめグループ(総合スター?)」と同じか、あるいは何らかの協力関係にある会社が運営している見て良さそう。

話を「永坂庵」に戻すと、「永坂庵」では、従来の「亀島/亀よし/天かめ」とは異なり、「田舎そば」と「更科そば」の2種類の生麺を提供する(その代わりに「うどん」の提供は無し)。

「更科そば」は「田舎そば」より、10円高い設定。

しかし、「更科そば」を扱うからといって店名に「永坂」を冠するとは......。
麻生の老舗「永坂更科 布屋太兵衛」。商標で揉めて「永坂更科 布屋太兵衛」「麻布永坂更科本店」「更科堀井」に分かれてるのは有名な話だが、「永坂庵」なんて店名にして訴えられないかい?
参照:麻布にある3つの更科そば [あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木]

外に券売機1台。中にも券売機もう1台の計2台。冷水機はカウンターの端に1台。

造作は「天かめ」閉店前の状態から、ほぼ変わってないね。

生麺の入った木製番重。手前が「更科」、奥が「田舎」。サンコウ食品工業の麺。

「更科そば」という程には白くはない生麺。「田舎そば」は、やや平打ち「黒そば」に近いのか?
「田舎そば」の実食例は、お馴染みKazさんのblogを参照して下さいませ [門仲的毎日。]

客席は厨房の向かいの立ち食いカウンターのみと潔い。


ゲソかき揚げ 更科そば 410円。茹でたて、揚げたて、ちょっと待つ。トレー付き、エコ箸。

玉ねぎの土台の上に紅生姜入りの衣が少し絡んだゲソのブツ切りが載ってる。ゲソもお高いですしねぇ...。
「更科そば」は、やはりそこまでは白くは無くて、「亀島/亀よし/天かめ」の麺と同じような気もする。
ツユは印象に残るタイプではなくごく普通な感じ。

特筆すべきは「丼が超熱い」。陶器製の丼は糸尻(高台)が平らなタイプなので丼を手に持つと指が熱いよー。

この店舗が上手く行ったら他の「天かめ」も転換するのだろうか?どうなんだろうね??

券売機メニュー(クリックして拡大)


立ち食い様式美:★★★☆
※味の評価ではありません...あくまで「立ち食い」視点での評価

永坂庵 - 飯田橋(立ち食いそば) [食べログ]

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