先日、週末を使って出掛けてきた 『京都旅行シリーズ』 の第一弾。もしかしたら第二弾はないかもしれませんが、どうぞご容赦を(笑)。今回は野村萬斎主演の映画でも有名になった「陰陽師・安倍晴明公」が奉られている 『晴明神社』 をご紹介します。地下鉄から市営バスに乗り換えて、堀川通り沿いのバス停「一條戻り橋・晴明神社前」で下車すると歩いてスグの場所にありました。
鳥居をくぐると左側には、平成七年まで実際に使用されていた一條戻橋を再現したミニチュアと式神の石像がありました。ミニチュアの橋が現在置かれている場所は式神を封じた場所だと云われております。
境内に入るとすぐ目の前に本殿があります。あまり広くない小さな神社なのですが、五芒星が随所にあしらわれている本殿は、やはり独特の雰囲気に包まれており、神社仏閣が多いここ京都の中でもやはり異色の存在だと思います。
五芒星は晴明神社の社紋でもあり、俗に晴明桔梗とも呼ばれています。御祭神安倍晴明公の創られた紋様で陰陽道に用いられる祈祷呪文の一つであります。天地五行を象どり万物の除災清浄を表したもので、ギリシア語で「ペンタグランマ」と称して西洋諸国でも魔よけの印として知られております。
お参りした後は境内の中にある授与所で「お守り(白)」のほか、水(黒色)と五芒星を表現した集中力向上、災除けのペンダント「みずかがみ守」をお土産に購入して来ました。なんだか一瞬、自分が修学旅行に来ている中学生のような気分になってしまいました、もういい歳こいたオッサンなんですけど(笑)!!
☆京・一條戻橋 『晴明神社』
所在地:京都市上京区堀川通一条上る晴明町八〇六
http://www.seimeijinja.jp/