本日は伊豆稲取へ出張して来ました。
稲取温泉の老舗旅館へ行ってきたのですが、そこの売店で見つけたのがこの演歌CD。伊豆稲取に伝わる “吊るし雛” をテーマにした吉岡治作詞の叙情演歌だそうですが、僕が気になったのはカップリング曲の「金目の大将」の方ですね(苦笑)
どうやら、稲取名物の金目鯛を「♪きんきん金目~」と熱唱したご当地ソングのようです。稲取温泉だけでなく、お隣の熱川温泉でもホテルの売店でレジ横で販売されていましたので、いやー地元からはかなり高い支持を受けているようで(爆)
この日は伊豆急行「伊豆稲取」駅前から、徒歩1、2分といったところにある漬魚専門店の 『叶家』 さんで少し遅めの昼食をとりました。お店の隣りでは「田舎どぶ漬け(=味噌や吟醸酒粕にどっぷり漬けるからどぶ漬けなんだそうです、笑)」や干物も製造元直売されていましたね。
せっかくなので、昼食にはお店名物の「金目鯛吟醸漬」ごはんセットをオーダー。金目鯛の吟醸漬は肉厚の金目鯛切り身がそのまま出てきて、目の前の炭火でじっくりと焼いていただきます。焼いているうちに金目鯛から美味しそうな脂が滴り落ちてきて鼻孔を刺激します。しっかり焼いて食べてもいいのですが、鮮度がいいので半生程度の焼き加減でジューシーな食感を楽しむのもオススメです。
駅前に戻ると「金目鯛」の黄金オブジェを発見。近寄ってみると、本当はハンドルを廻すと金目鯛が動く仕掛けのようですが、残念ながら「故障中」の貼り紙が。観光地に行って何が一番残念かというと、この手の「故障中」や「使用中止」といった紙が無造作に貼られていることです。地元の人にとっては毎日のことなので、少しぐらい壊れていても気にもしないのでしょうが、観光客にとっては次にいつ来られるかわからない「一期一会」の旅でもあるわけです。そういう時に「故障中」と書かれていたら「なんとなく損をした気分」になるというもの。如いては観光地のイメージダウンにも繋がり兼ねません。故障だとわかっていたら、とくにこの手の目立つものはとにかくすぐにでも修理・修繕しないとダメですね。