毎年恒例、日本の年越しの顔といえば、そうこの人、内田裕也氏である。
1976年に講談社から発売されたユーヤ氏の自伝的エッセイ集 『俺はロッキンローラー』 が、このたび奇跡的な復刊を果たしました(苦笑)。この本の初文庫化を英断した廣済堂出版の文庫担当者には大きな拍手を贈りたいと思います!!アンタはエライっ!!
今から10年ほど前に、神保町にある音楽関係書籍専門の某古書店で本書のオリジナル初版本を見かけたことがありましたが、その当時でもたしか7千円以上のプレミア値が付けられていたはずですので、さすがの僕も購入を断念せざるを得ませんでした(苦笑)。それが今回、めでたく復刻版として完全文庫化された訳ですから、これを喜ばない訳にはいかないでしょう!!新刊書店の文庫コーナーで本書を見かけた時は、周囲も気にせずに思わずガッツポーズをとってしまったぐらいでした(爆)
文庫化に際しては、オリジナル版デザインを忠実に再現したほか、今年ロック(69歳)を迎えた内田裕也氏の書き下ろし「あとがき★2008」も追加収録されています。今年一年を締め括るに相応しい(?)幻の名著の復刻だと思いますね。廣済堂文庫から税込価格680円で絶賛発売中です(※2008年12月19日発売)!!