ミクシイ仲間のSさんから譲っていただいたハルク・ホーガン名義の4曲入りミニLP 『一番』 が自宅に届きましたー!!
このアルバム、実は10年以上前に当時の職場近くにあった「ハンター数寄屋橋店」で一度、中古盤を見つけて手にしていたのですが、その時点ではこのアルバムでハルク・ホーガンと一緒に演奏していたのがジョニー・ルイス&チャー(JL&C)だとは気が付かずに昼休みの時はスルー。しかしながら、やはり気になって勤務終了後の夕方に再度、店を訪ねたのですが時すでに遅しで肝心のブツは見当たらず売り切れており、たいへん後悔した曰く付きのアルバムだったんですよねえ。その後も中古盤屋へ足を運ぶたびに探したのですが、結局見つからず仕舞いで「逃がした魚は大きかったなあ~」と実感しておりました。
そこで10年以上の時を経て、音楽仲間のSさんの好意で、こうやって現物を手にすることができた、という次第なんです。この場を借りて、Sさんには改めて感謝多謝を述べたいと思います。本当にどうもありがとうございました!!!
で、今回手にしたアルバム現物を見て、なぜ僕がこのアルバムにJL&Cの三人が参加している確信がもてなかったのか理由が判りました。帯付きのアルバムでは帯の位置をズラして、ちょうど帯の裏部分に書かれていたクレジットを見なければ、このアルバム・ジャケットのどこにもJL&Cが参加している痕跡が見当たらなかったからなんです。今回、その帯の位置をズラしてみて、ようやくそこにJL&C参加のクレジットが書かれていたのをみて、改めて「ああ、やっぱり本当にハルク・ホーガンと一緒に演奏していたんだ(苦笑)」ということが判りました。いやー、それにしても実に長い時間のかかった検証作業でありました(爆)。
自宅ではアナログ盤の再生ができないため、Sさんにはこの音源をCDRに落としておいてもらったものも同送してもらい、その音源をさっそく聴いてみましたが、ハルク・ホーガンの「イチバーン!」という違和感のあるヴォーカル以外は、たしかにJL&Cの演奏が収録されておりました。うんうん、やはりこれはレアな貴重音源です。いまだ未CD化状態であるのが実に勿体ないとは思いますが、残念ながら、まあ、これはオリジナルのままで復刻される可能性は極めて低いでしょうね(苦笑)。A面の2曲目に収録されている「ナイト・ホーム」という曲はインストなので、下手くそなハルク・ホーガンのヴォーカルも入っていないため、純粋にJL&Cの演奏を聴くことができるので、やっぱりファンならば一度は聴いてみたい音源でしょうね!!
◎ハルク・ホーガン 『一番』 4曲入りミニLP (ワーナー・パイオニア)
A-1. 一番 (Itch-Ban)
A-2. ナイト・ホーム (インストゥルメンタル)
B-1. ユーヴ・ガット・トゥ・リーヴ
B-2. アックスボンバー
演奏: HULK HOGAN & ITCH-BAND
Musicians
Hisato Takenaka: Guitar
Masayoshi Kabe: Bass
Johnny Yoshinaga: Drums
Hulk Hogan: Vocals、Bass