廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★岡本太郎&岡本敏子「愛する言葉」ほか2冊(イースト・プレス刊)

2006年06月25日 | BOOK
 
最近購入した本をいくつかご紹介しましょう。
先日、丸ビルに用事があった帰りに立ち寄った丸善で購入したのが、発売されたばかりの岡本太郎&岡本敏子共著名義の新刊『愛する言葉』(イースト・プレス刊)です。ついでに前々から買いたいと思っていた既刊『強く生きる言葉』『壁を破る言葉』2冊もまとめ買いしてしまいました。3冊で合計3150円でした。

以前、書店内で立ち読みした時にこの本、面白そうだなと思い、何度か手にしておりましたが、また今度でいいやと考えて購入しそびれていた単行本でありました。マイナーな出版社のせいか、どこの書店にでも置かれている訳ではなく、美術関連の書籍に力を入れている書店でないとなかなか見つからなかったというのも買いそびれていた原因のひとつかと思われます。

その気になれば、アマゾンでいつでも通販購入することも出来たのですが、なんとなく本は書店のレジで買う方が僕は好きなので、つい後回しにしていた気が致します。今考えてみると、仕事が忙しくて書店に足を運べなかったというのが最大の理由だったのかもしれませんが(苦笑)。

読み始めて小1時間で、一冊目の『強く生きる言葉』を読了。1ページにひとつの言葉(※岡本太郎氏の金言)が書かれているだけですので、たしかにこのぐらいの短い時間ですべて読み終えてしまいますが、言葉の意味は深く、表面をなぞっただけでは言葉の意味をすべて理解することは不可能です。たぶんこの本は何度も読み返しながら、岡本太郎氏が云いたかった本当の意味を少しずつ理解していければいいのではないか、と勝手に解釈しておりますが(笑)。久し振りに心が洗われる本に出会うことができましたね。

読了した単行本『強く生きる言葉』の中にはいくつか考えさせられる言葉がありましたが、今回読んでいて、とくに心に残った言葉は、

◎人生とは…「人生は、他人を負かすなんてケチくさい卑小なものじゃない。」

う~む、実に言葉の奥が深い。岡本太郎氏が発した言葉だからこそ余計にそう聞こえるのかもしれませんが、ううーむ、考えさせられますね。

それから、同書69ページに掲載されている岡本太郎氏の近影ですが、なんともいえないこの満面の笑顔。しかもズボンのチャックがなぜか半開き・・・。さすが岡本太郎氏と唸らされた一葉の写真でありました。いやはや感服であります(苦笑)。


★第47回 「宝塚記念(G1)」 京都・芝2200

2006年06月25日 | JRA
 
2006年春のG1レースを締め括る『第47回宝塚記念(G1)』が今年は阪神競馬場ではなく京都競馬場で行われました。
朝から小雨が降りしきる中、第11レースが始まる直前には芝状態が「稍重」に・・・。ダントツ一番人気のディープインパクトが万が一負けるとしたら、この「天候のよる不良馬場」以外にはないと思っておりましたが、いざ蓋を開けてみたら不良馬場もなんのその、そんなものは杞憂以外の何物でもなく4馬身差ブッチ切りでの余裕の勝利と相成りました。やはり天才は格が違いますね(苦笑)。

僕も大方の予想通り、ディープインパクトを軸頭に三連単での勝負を賭けましたが、天皇賞(春)で二着だった横山典騎乗のリンカーンが九着へと沈んでしまったため、馬券は海の藻屑と消えてしまいました・・・(涙)。好勝負をしてくれると期待していた藤田伸二騎乗のアイポッパーは最降着でしたので、やはりこの馬、雨は大の苦手だったんですね。シンガポール国際G1を制した直後のコスモバルクもやっぱり馬群に消えてしまいました。まあ、しょうがないか(苦笑)。

というわけで、今年のG1前半戦を振り返ってみると、負け越しはしたものの大きな痛手になった勝負はなく、まあまあだったのではないでしょうか(本当かよ)。正直、ディープインパクトにはいろいろな面で振り回されてしまいましたが、これはこれで面白かったと思います。後半戦ではディープインパクトが国際G1『凱旋門賞』に挑戦することがすでに公式に発表されておりますので、これまた海外競馬からも目が離せそうにありません。秋レースの到来が楽しみです。

=レース結果=
1着 ディープインパクト(58武豊)牡4
2着 ナリタセンチュリー(58田嶋)牡7
3着 バランスオブゲーム(58田中勝)牡7
4着 ダイワメジャー(58四位)牡5
5着 カンパニー(58福永)牡5

※第47回「宝塚記念(G1)」