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廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★EDDIE HAZEL 「GAME, DAMES, AND GUITAR THANGS」

2004年11月07日 | JIMI HENDRIX
 
先日、カクタスの2枚組CDライヴ盤と一緒にライノハンドメイド製のネット通販で発注した、エディー・ヘイゼル名義の初CD化ソロアルバム 『GAME, DAMES, AND GUITAR THANGS』 がコレです。オリジナルは1977年に発売されて以来、長い間、廃盤状態が続いておりまして、契約上の関係か今まで過去に一度もCD化されたことのない(たぶん?)幻のアルバムと化しておりました。5000枚限定のリミテッドナンバー入りで、現地価格$19.98でした。

カクタスのライヴCDと同時に発注したのですが、注文時、カクタスのライヴCDは在庫切れで、在庫のあったエディー・ヘイゼルのCDのみ先に発送すると連絡が来ました。ほどなくしてカクタスの方も再入荷したのですぐに発送すると連絡が届いたのですが、実際、日本に先に荷物が届いたのは後から発送されたカクタスの方で、エディー・ヘイゼルの方はそれから数日後に届きました。そのカラクリを謎解いてみますと、後から発送された在庫切れだったカクタスCDの方はライノハンドメイド側の送料負担なので空輸で送られて来て、僕が発注した方のエディー・ヘイゼルCDの方は送料負担($9.99)の船便でゆっくりと送られて来たのでありました(笑)。送料を取られた方が後から遅れて届くというのは、実に解せない手段ではありますが、結果オーライということで僕は満足しております。ま、どっちでもいいか、無事に届けば(苦笑)。

気になる内容の方ですが、僕が期待していた以上にジミヘン・モード全開のセッションアルバムで、まるでジミ・ヘンドリックスがエディー・ヘイゼル(こちらも現在では故人ですが!)に乗り移ったかのように豪快にギターを弾きまくっております。こりゃあスゴイ!の一言。ビートルズの「I WANT YOU」もカヴァーしておりますが、9分25秒という長めのアレンジで、ジミヘンが生きていたら、たぶんこのように演奏したのではないか?と思われるような天才的なフレーズが随所に顔を出して参ります。全11曲収録で、オリジナル盤は1~7曲まで、ボーナストラックとして追加収録された残り4曲は、1994年にCD化されたEP『JAMS FROM THE HEART』から音質アップして再CD化されております。

5000枚限定ということで、どこにリミテッドナンバーが打たれているのかな?と探してみましたら、なんとCDプラケースのサイド側のタイトル表示部分に「4865/5000」と印字されておりました。「4865」番ということは、もしかしたらそろそろ完売する可能性もなきにしもあらずですね。気になられた方はお早めにライノハンドメイドの公式サイトにどうぞ!!


◎EDDIE HAZEL 『GAME,DAMES,AND GUITAR THANGS』 (RHINO HANDMADE, RHM2-7868)

01. California Dreamin'
02. Frantic Moment
03. So Goes the Story
04. I Want You (She's So Heavy)
05. Physical Love
06. What About It?
07. California Dreamin' (Reprise)
08. Smedley Smorganoff
09. Lampoc Boogie
10. From the Bottom of My Soul
11. Unkut Funk

http://www.rhinohandmade.com/





★SHIGEO ROLL OVER 「 I AM VOODOO CHILD」

2004年10月26日 | JIMI HENDRIX

リホさんちの『The Jackets』コーナーにも投稿した、ジミヘンのトリビュートバンドの第一人者、Band of Shigeo Rolloverの1988年11月発表のデビューアルバム『I AM VOODOO CHILD』がコレです。でも、せっかく前出コーナーにレビュー掲載しても反応は「ゼロ」でしたので、やっぱり超マイナーなバンドなんですかねえ~(笑)。僕の中ではツェッペリンの完コピバンド、シナモンと双璧を成す日本を代表する二大トリビュートバンド(笑)だとずう~っと思っていたんですけど、やっぱ違うのかなあ~(苦笑)。

で、このデビューアルバム、発売当時はもちろんCDではなく、アナログLPのみの発売で、何枚プレスしたのかは不明ですが長らく廃盤の憂き目に遭っていたのは事実であります。それが15年の歳月を経て、今年2004年4月に急遽、初CD化による再発が決まりました。というのも当の本人たちも諦めていた15年前の原盤が奇跡的に見つかったためで(!)デジタルリマスターを施した上、初代Shigeo Rolloverの再結成・活動再開を機に、再び世に放たれたというのが事の顛末であります。それにしても15年もの間放っておかれた原盤がよくぞ見つかった!というのが僕の感想であります(笑)。拍手パチパチ。

初代Shigeo Rolloverなので収録した当時のメンバーは、中野重夫(g,vo)、本多季之(b,vo)、松田信哉(ds)の3人のため、現在のミッチ蔵澤(ds)加入以前の音源であるというのが残念でありますが、これはこれでShigeo Rolloverの歴史の一部であることには違いありませんので、僕は大歓迎しております。全曲、ジミヘンのカヴァー演奏というのもデビューアルバムとしては潔いと思います。

尚、ジャケット裏面には、ジミヘンの墓前にて撮影したヘンドリックス重夫の右手が神々しく写っております。現在はこのCD、ライヴ会場内でのみ販売されており、通常のCDショップやネット通販などで簡単に購入することはできませんが、是非、ライヴ会場に足を運んでいただき、一人でも多くの人に生でジミヘンの超神懸かり的なイタコ弾き演奏(笑)を体感していただきたいと思います。ナンバリング入りで、税込価格2500円。さて、今回は一体何枚プレスしたのか興味が沸くところではありますが(笑)。


◎SHIGEO ROLL OVER 『I AM VOODOO CHILD』 (JHSN-1127)

01.FOXY LADY
02.MANIC DEPRESSION
03.RED HOUSE
04.HEY JOE
05.LITTLE WING
06.3RD STONE FROM THE SUN
07.VOODOOCHILE
08.CAN YOU SEE ME
09.THE WIND CRIES MARY
10.FREEDOM
11.ANGEL
12.PURPLE HAZE

http://www.ne.jp/asahi/real/sro/top.htm