風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

女心のよろめきから

2012-12-20 23:25:36 | 徒然
自分にとっての幸せか…。

さっきはティファニーを贈られる私になろう、なんて書いたけど
果たして私は宝石や高価なものが欲しいのだろうか?

…違うなぁ。

好きな人が私のために選んでくれたもの、選んでくれた時間、そんな思いが一番嬉しい贈り物なんだ。

そうだー…

幸せだったなぁ…
本当に本当に幸せだったなぁ…

そんな風に思ってもらったこと、そういえばあった。
恋愛はつい別れや辛い思いに気がいってしまうけど、一緒に過ごした楽しい思い出もちゃんとあるんだ…。
一緒にいて相手の気持ちがちゃんと伝わってきた。
私も時間が止まればいいのにと思うくらい、こんなに幸せな気持ちが存在するなんて信じられないくらい満たされていた。
いつも強い気持ちでいられた。
高めあっていける繋がっていると心から思えた。

そうだ…楽しかったなぁ。
もう完全に過去だけど、あんな素晴らしいひとときを過ごせたことに感謝しなくちゃいけない。

結局一緒になれなかった想いだけど、一緒にいた時間は確かにあって私の人生を鮮やかにしてくれたんだ。

そうだ…もっと自信を持とう。
恋をして傷つくことを怖がってばかりいた。今は隣にいないことを考えていた。
…でも、
これからは楽しい思い出を抱き締めていこう。
私のままで愛してくれる人との出会いがあると信じながら。

女心のよろめき

2012-12-20 21:26:38 | 徒然
今日はいつもはあまり使わない方の駅のエスカレーターに向かって歩いた。

するとエスカレーターの上のティファニーの広告が目に入り、まるで心の隙間を突かれたように一瞬気持ちがよろめいた。

…憧れる。

大好きな人から、いつかティファニーのジュエリーをプレゼントされたい。
付き合った人からアクセサリーを貰うなんて、もう遠い昔すぎてどんな気持ちだったか忘れちゃったなあ。
そんな素敵なプレゼントをしてくれる、大切に思ってくれる間柄というのがものすごく特別で贅沢なことで、そんなこと望んじゃいけないような気さえしていた。

多分、それを失うことの恐さの方が勝っていたからだと思う。

…でも
そんなんじゃいつまでも幸せにはなれない。
私なんてと思う自分をただ愛してもらいたい、傷つきたくない、嫌われたくないなんてムシが良すぎる。

人や自分を愛せる人が愛されるはずだ。

ティファニーのジュエリーを贈られる私になろう。

だって、ついさっき確かに心が動いたんだもの。

ガネーシャとの再会

2012-12-20 08:18:20 | 徒然
昨日上野の書店にて、聖歓喜天、ガネーシャに再会した。

『夢をかなえるゾウ』でガネーシャに出会ったのはもう4、5年前になる。
昨日は仕事帰りにふと、先週「王様のブランチ」で観た朝井リョウさんの新作『何者』を読んでみようと思い、駅ナカの書店に立ち寄ったのだ。
『バガボンド』の新巻はまだまだ先だよな~と思いながら新作漫画コーナーの入り口をうろうろして、そのすぐ近くの新作の棚を見たら…なんと『夢をかなえるゾウ2』が並んでいるじゃあないか!

私は久しぶりに昔からの友人と再会した時のようにものすごく嬉しくてワクワクした。

今回は冴えない主人公とガネーシャと釈迦に加え、貧乏神や死神が登場する。
そして埼玉までの帰りの電車、帰宅後、今朝の通勤電車で一気に読んだ。
電車内で笑いをこらえたり、感動して泣いたりした。

前作との繋がりを感じられる部分もあって、前作からの数年間で前の主人公も成長したんだろうなと思ったら、自分に重ねてなんだか懐かしく嬉しくなった。

小説としても面白いけど、何より今の私にとって必要な大切なことを教えてくれる本だった。
面白くて笑えるし、ハッとさせられて一歩踏み出す勇気を貰える。

前に信仰の対象としてのガネーシャについて若干調べたことがあり、かなりワガママで面倒な神様だなぁと思った。
でもツッコミどころ満載の楽しい神様には間違いなさそうだった。

ああ、元気がでてきた。
今日も頑張ろう。

…あ、今日こそ『何者』を買って帰ろう。