風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

無我

2007-03-23 22:09:20 | 徒然
 今日は私の知りたかったことが、ひょんなことで分かった。

ずっとずっと、ずーっと頭の中で、私の頭の中でぐるぐるしていたことが、
ひとつ明らかになった。
しかも、意図せず、ふいに舞い込んだ知らせだった。
それを口にした人は、別に私がどれだけそのことを知りたかったか、ぐるぐるしてきたかなんて知らないので別に大したことなんて思っていないはずだけど、

それを聞いた私は、放心状態とまではいかないけれど、
少なからず動揺していた。
その気持ちの同様を周りの人には悟られないように、つとめて平静を装い、普通に振舞っていた。

 果たして私は動揺してるのかさえ、よく分からない。
割と冷静なようで、実はすごく色々な気持ちになっているような…
ちょっと混乱している。

夢か幻になっていた、私の想像するしかなかったある事実が
現実としてある、それだけのこと。

色々考えるときりがないけれど、
たとえ離れていても、目の前にいても私の気持ちはただ一つ変わらないということがこの半年でわかったから、割と冷静でいられるのかもしれない。

 私は相手を想うといいながら、自分の思うようにいかないことに苦しんでいた。
ただ相手を想う自分がいるということ、それだけのことなのに。
そんな相手に出逢えただけで、本当はとても幸せなことなのにね。

満開の桜が咲く頃、あの人も一緒だった、去年の激寒のお花見を思い出したりするのだろうか。その思い出の中に私はいるのだろうか。
そんなことをつい、考えてしまうけれど、
そこで立ち止まるのはなるべくよそう。
今年も桜の季節がやってくる。ずっとずっとこの時を待っていた心にまるで応えてくれるように、花が咲く。優しい淡いピンクの色に染まる街で、今年はどんな思い出ができるかな。