風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

『ハロ・リア』と『倖田式』

2007-03-12 01:20:31 | 徒然
 コンプレックスって誰でもあるものだと思う。
私の場合は、身長と骨格のしっかりしたこの体、顔…とにかく自分の姿に自信がなかった。
今の仕事に無関係ではなくて、今に至るまでの道のりはその「女としての自分の価値」に対する自信のなさから何か手に職を、好きなことを頑張ればきっと自然に輝くものだという動機からきているのもあった。ただ、全てその「自分を認めて欲しい」という気持ちからだったかといえばそうじゃなくて、本当に建築に興味があって好きだった。私が設計を目指した動機はその自己顕示欲と興味との間、本当はグレーゾーンだったんだと思う。だから親にお金を借りて、学校へ行って設計を学ぶという決意ができなかったんだ。その時点で覚悟もなかったし、それが本当に自分の望むことなのか自信がなかった。本当にやりたかったら、どんな手段を使ってでも目指したと思う。考える前に行動してたはずだ。

 「女としての価値」に対する自信のなさ、それはそのまま性格に出ていたと思う。
本当はカワイイ、セクシーな格好をして髪型や持ち物も女の子らしいものをもっている子に憧れていたのに、
他にはないもの、たった一つしかないもの、オンリーワンなものを探していたしそういうものを選んでいた。それが自分のプライドだったし、みんな同じで何が面白いの?っていう反発もあったんだと思う。
今思うと、今のまま高校時代に戻りたい。そしたら…変わってないかな(笑)多分剣道部に入って、でももっとクラスに友達を作って男の子とも仲良くできたんじゃないかな。

 最近よく思うのだけど、やっぱり今の自分に似合うスタイルってあると思う。
そして今だから似合う格好、今だからチャレンジできることってある。だから、臆せずにどんどんトライしてみた方がいいなって。
そしたら今まで「私なんかに似合わない」って思っていた服や、私にはムリだと思っていた仕事や趣味など…実は意外と合っているかもしれない。

 …だからってわけじゃないんですが、
ここ一週間で自分には縁遠いと思っていたCECIL McBEEでニット3着とワンピースを買った。そして別のお店で、自分は履いても大きなお尻と太い足をさらけ出すだけだと思っていたけど実は着たいと思っていたハーフパンツを購入。
そして、男子が買うものだと興味はあったけど買えなかったリア・ディゾンの写真集『ハロ・リア』を購入…あと『倖田式』も。
お金遣うことばかり書いたけど、ちゃんと貯金はしてます。

っていうかね、今セシルかよ!って思った。
でもカワイイなぁ、着てみたいなって思う自分もいた。
そして実はこういうのが今の私に似合うかもって予感がした。
モチロンなんていうか、色とかデザインとか極端すぎるのはあんまり好きじゃないんだけど、わりと淡い色やシンプルなデザインのものもあるからそれを直感で選んで買った。
もうちょっとかわいく品良く私らしく魅せる着こなしを研究した方がいいなと思ったけどね。
あとはからだのケア。

 さて、リア・ディゾンちゃんですよ。
カワイイです。っていうかビビッときた。
どこが好きなのか?彼女のどこが魅力的なのか?
それは…清純でセクシーだから。
男性は女性に純粋さとセクシーさという一見矛盾したものを求めるらしい。
確かに!納得!
設計をやってる50代の男の人に聞いてみたことがある。
「かわいい女性ってどういう女性ですか?」
「うーん、年齢じゃないんだよね、なんていうかなぁこう、歳をとっていてもかわいらしいというか…」
明言してはくれなかったけど、なんとなくわかる。
私も将来はかわいいおばあちゃんになりたい。みんなそうだと思うけど。
そこで、リア・ディゾンは何が魅力的なのか…
どうして私はステキだなと思ったのか…
そこに私が求めてる女らしさ、美しさのエッセンスがあったからだと思う。
あと、リア・ディゾンはセシルをめちゃめちゃ可愛く着こなしていた。
セシルの服を際立たせるのはもしかしたら、いかにもギャルって感じの人じゃなくて、ああいうタイプなのかもしれない。
その写真集(といっても1000円でお釣りがくる)にちょっとしたインタビューが載ってました。アメリカから日本に来るまでの経緯や今頑張っていることなど…
美女は一日にしてならず…
そしてすごく素直で、努力家で、自分の夢に対して強い思いを持っている人なんだなと思った。

 倖田來未も同じ。
Yahoo!動画でライブ映像を配信しているのを観たんだけど…
いいこと言うんだ!くぅちゃんは!
そして『倖田式』にもいいこと書いてた。
他の誰でもない、自分らしく輝いてほしいと。
誰かよりも上手いとか下手とか比べるんじゃなく…その人らしさを大事に、磨いていってと。

 うーむ、今を大事に、これから何やろうかなぁ。