道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

Coselpalais(ドレスデン・フラウエン教会)

2009年04月15日 | 食道楽
ドレスデンを発ち,明日は帰国という日の最後の晩餐をとったのが,Coselpalaisです。
フラウエン教会に隣接しているかつてのコーゼル伯爵家の館を再建したそうです。
最後の宿泊日だったので,少し贅沢なレストランで,いい物を食べることにしました。

店内の様子



スープも野生の肉の入ったブイヨンです。


メインは野生の肉料理です。鹿の背肉のスライスです。


デザートはドレスデンの名物Eierschecke(ベイクド・チーズケーキ)です。


コーヒーもいただきました。



野生の肉はドイツ人の好んで食べるもので,昔ドイツに住んでいた際には,よく食べていますが,この鹿肉は臭みも少なく,ソースの味付けもよく,とてもおいしく感じました。

レストランには,大学の先生風の,いかにも上品な老紳士という感じの方を中心にドレスアップした6人の男女の組み合わせの客も来ていました。でも,他方でアルコールを中心に語らうおばさん2人組のお客さんもいて,高級感はあるものの,とっつきにくい感じのしない居心地のいいレストランでした。味もよく,サービスもとてもよかったので,チップも相場よりも高めに支払い,今まで野生の肉料理もドイツでたくさん食べたけれども,今日の料理は格別においしかったと率直に感想を述べました。

ドイツ旅行の最後の晩餐を飾るのにふさわしい素晴らしいレストランでした。