淡々とつづられる夕べの雲ですが、昭和40年前後と思われる小田急線生田(作者の住んでいた所)の風景描写も相まって、昭和へのノスタルジーも感じます。今日読んだ話のタイトルはムカデで、天井から落ちてきたとか、室内にいて咬まれたとかあって、でも本人も細君も咬まれたことは痛いのですが、ムカデに恐怖するということはないのですね。現在はムカデを見る機会は減りましたが、存在していれば家の中に入ってきて咬むらしいので、昔や田舎の話ではありません。でも、咬まれなくても生きているムカデを見たらかなり引いてしまいますね。
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