久しぶりに昔の日本文学を読みたくなって、樋口一葉のにごりえを読んでみました。、だけで文をつないでいく昔の文体なので読みにくいところもあるのですが、これも味です。飲み屋の女給と貧困の夫婦の話です。女給「力」は通行人に寄ってけと客引きしますが、なんかこんな生活ってと絶望しています。貧困夫婦は2畳ちょっとの長屋住まい。夫源七が力の店に飲みに行くのですが、とにかく金がなく、酒もほどほどにしてほしいと女房に言われ、やがて離婚へとなります。源七は力に言い寄って断られ、力を殺し自分は切腹します。という話で、明治初期の底辺レベルの生活者の話となっています。
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